漫画の感想) ちはやふる 第11巻 (BE LOVE KC)


概略:
須藤君を読主に迎えて東京都予選の決勝戦が始まりました。北央学園の選手は須藤君から放たれるプレッシャーにより必死さが増していました。千早は甘粕君と対戦する事に成り、彼との試合中に新たな武器を試してみる事にしたようです。原田先生は千早の取り方が変化している事に気が付き、彼女が新たな武器を作ろうとしている事を理解します。甘粕君は千早の耳が周防名人並みに優れている事に気が付き動揺していました。

レーベル:講談社コミックビーラブ
発行日:2010/12/13
著者:末次由紀
ISBN:978-4-06-380301-3
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須藤君が読主となり東京都予選の決勝戦が始まりました。
須藤君の読みは上手なようですね。
読み方の違いに煩いかなちゃんも信頼できると感じています。
須藤君は周防名人に勝つために読主の勉強を始めたそうです。
彼は周防名人が読主の癖を研究しているのではないかと考えて読主の勉強を始めました。
持田先生は本当にプライドの高い人間は地道になれると須藤君の性格を評しています。
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甘粕君は千早の耳が周防名人並みに良い事を知り動揺しています。
聞こえている筈が無い、山を張って取っただけだと自分に言い聞かせています。
須藤君は千早には聞こえているって事を察しています。
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須藤君は千早が自分の発声の何処で違いを聞き分けているんだ?と疑問を持っています。
それを知りたいと考えていますね。
彼には何処で聞き分けられているのか分からないようですが違いを聞き取られていると結論付けています。
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かなちゃんは拮抗した勝負をしていました。
須藤君の聞き取りやすい読みが彼女の助けになっているようです。
机君も去年大差で負けた宅間君相手に拮抗した勝負をしていました。
机君はこの一年楽しくかるたをしていたのは絶対に自分だと感じています。
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太一はヒョロ君相手に拮抗した勝負をしていました。
ヒョロ君の囲い手の横から払うように取る独特の取り方に苦戦しています。
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肉まん君は勝ってくれると思われていたのですが一番最初に負けてしまいました。
一年生でA級の相手に苦戦していました。
取り方が変に遅くて取れないと言っていました。
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他の4人の対戦は拮抗したまま終盤を迎えました。
4組の対戦が運命戦に突入する事になってしまいます。
その可能性に気付いた肉まん君は身振りで教えていますよ。
太一と机君は気が付きましたが、千早とかなちゃんは気付いてくれませんでした。
北央の札分けが完成して彼らの勝率が50%になりました。
既に1勝している北央は残り2戦の内2勝すれば勝ちとなります。
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不利を悟った千早は敵陣を抜く事にします。
素振りを始めています。
太一も攻め込んで敵陣を抜いて勝機を掴もうとしていました。
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太一の気迫がヒョロ君のミスを誘い彼にお手つきをさせてしまいます。
その結果、太一が勝利し、1勝1敗となりました。
これで北央の札分けが崩れました。
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甘粕君は自分が勝つしかないと考え敵陣を抜く事を考えます。
読まれた札は甘粕君の陣地の札でした。
甘粕君は千早の勢いに釣られて自陣の札を囲い手で取りました。
彼はどちらが取ったのか判別できなかったようです。
咄嗟に自分の方が速かったと主張しています。
千早は、小さな声で、いえ、と声をかけ、今のは同時です、と主張しました。
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もう一人勝った人が居たようですね。
北央学園が3勝して勝利する事になりました。
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須藤君が、東京で一番強いのは北央か?と声を掛けてきました。
甘粕君は最後の札は千早の勢いに釣られて手が出ただけで、聞こえていた訳ではないと言っています。
こんな試合じゃ一番だとは言えないと言っています。
須藤君は東京で一番になれないなら、せめて全国で一番になれよ、と励ましています。
北央の部費で観に行くから、と付け足しています・・・甘粕君たちは震えています。
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肉まん君は自分が不甲斐なく負けた事を謝ってきました。
千早は、楽しかったね、今までで一番楽しかったね、と言って強がっています。
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千早の元に新からメールが届きました。
高校選手権予選楽しかった?と書かれたメールを見て千早は泣いています。
今までで一番楽しくて、一番悔しかった、と感じていました。
筑波君と3人の弟と菫ちゃんは白波会の会員になる事を決めました。
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千早は決勝戦で甘粕君相手に自分の新たな武器を試した事を後悔していました。
団体戦の決勝戦でやるべきでは無かったと思っています。
自分の負けがチームの負けに繋がる団体戦で個人的な試みをしたのは間違っていたと思っています。
落ち込んでいる千早を見て彼女の母親が買い物に誘います。
二人が向かったのは呉服の大江でした。
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太一は白波会の練習に参加しています。
坪口さんから千早の決勝戦でのプレイスタイルについて聞かれています。
坪口さんも千早が新しい武器を手に入れようとしている事に気が付いていました。
彼は新しい武器を手に入れる時はどうしても結果は悪くなると言っています。
それでも新しい武器を手に入れようとしている千早の事を評価しているようですね。
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菫は太一に白波会に入った事を驚かれています。
かるたって楽しいじゃないですか、と答えて太一の印象を良くしようとしています。
筑波君にかるたって楽しいよな、と同意を求められて、楽しい訳ないじゃん。
あれは真島先輩用のコメントだ、と答えています。
菫は打算によって白波会に入会したと主張していますが、筑波君の目には菫がかるた好きになっていると映っています。
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呉服の大江に到着した千早はかなちゃんの家だと驚いています。
千早の母親はお歳暮やお中元を贈って親交を深めていました。
かなちゃんの母親は千早にカタログモデルをして貰ったり、瑞沢高校が袴で大会に出ているので売り上げが上がったと喜んでいます。
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千早の母親は千早が一人で袴が着られるようになっていた事に驚いています。
千早の母親はかるたをやらせておけば千早は大丈夫だと思っていたそうです。
千早をこれまで方っておいた事を謝っていますね。
千早はかるたを信じてくれているんでしょ、と言っています。
これを聞いた千早の母親は千早の成長を嬉しく感じているようでした。
千早はお高い袴を買ってもらったようですよ。
千早は支払いの事を心配していますね。
母親は千早がいつかクイーン戦に出ると考えているようです。
千早が全国体に行くので交通費と宿泊費が発生する事を指摘すると青くなっています。
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期末テストで現国と古典の成績が70点未満だった生徒には夏休みに短歌を20首作ってもらう事になりました。
千早は70点は無理だ、と思っています。
かるた部に部員が20人入部しなかった事を指摘された千早は土下座しています。
全国大会が終わるまでは部室を使わせて欲しいとお願いしています。
千早に免じて許してくれる事になりました。
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千早は吹奏楽部が部員が多過ぎて楽器の置き場に困っている事を知ります。
そこで彼女は部室の二階を吹奏楽部に提供する事にしました。
千早が他の部活の事を思いやる姿をみて女帝は感激していました。
しかし千早の真意は他のところにありました。
かるたの試合で運が必要になる時の為に善行を積んでおけば、いざって時に運が味方してくれるのではないかと考えていました。
女帝は千早の打算的な考えにガッカリしていますが、現国の先生は勝負師だ、と認めています。
勝負で自分の命運を握るのは自分じゃないと何となくでも分かっているのは大したものです、と言っています。
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千早たちは期末試験に備えて勉強していました。
ここで千早が「ちはやぶる」って言葉の意味を知らない事が判明しました。
かなちゃんは哀しくなっています。
かなちゃんが自論を展開して意味を教えてくれます。
高速回転する真っ直ぐな軸の独楽、何が触れても弾き返される安定した世界で、まるで止まっているように見えながら、前後左右上下どこにも偏りなく力が集中している状態、を表していると教えてくれました。
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荷物置き場として部室の二階を提供したかるた部に感謝した吹奏楽部が校歌を演奏してくれました。
千早たちはかるたに関係ない人に応援されるの初めてだ、と喜んでいました。
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千早は期末テストの現国で56点だったようです。
惜しい!と言われていますよ。
夏休みに短歌を20首作る事になりました。
全国大会では袴を着用しないと聞いて千早のお母さんは、先に言いなさいよ、と怒っています。
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千早は、今度こそ一度も負けず、みんなで日本一になる、と考えています。
筑波君は、あわよくばこの大会でレギュラーになる、と考えています。
菫ちゃんは、あわよくばこの旅行で真島先輩となんとかなる、と考えています。
色々な想いを抱いて全国大会に向かいました。
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菫ちゃんが脹れています。
折角旅行に来たのにお風呂入って、寝て、大会に出て帰るだけなんて嫌だ。
もっとドキドキすることがあってもいいじゃないか、と暴れています。
菫ちゃんはメイクをしたままで寝ようとしていますね。
何があるかわからないし、と言っています。
女帝が居るのに何かがあるわけないだけどね。
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菫ちゃんが千早に質問してきました。
好きな人とかいないんですか?夜一人のとき、どうしてるかな、会いたいなーって思う人居ないんですか?
千早は詩暢ちゃんの電話番号しらないし、と答えています。
ライバルの話ではないと言われた千早は新の事が頭に浮かんだようです。
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廊下で新に電話を掛けています。
その姿を太一に見られてしまいました・・・太一は複雑な心境になっているようです。
千早は新に、新もかるた部作ったらよかったのに、と言っています。
新は団体戦には興味がない、個人戦で勝つ事しか考えていない、と答えます。
千早は団体戦に興味ないと言った新の発言を寂しく感じているようですね。
千早が個人戦でも勝つよと告げると、両方は難しいだろ、と言われてしまいます。
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新が詩暢ちゃんに激ヤセ参戦の噂があると教えてくれました。
千早は、詩暢ちゃん不思議ちゃん、と驚いています。
それでも勝つ、と言って千早は電話を切りました。
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成分美少女友情ライバルかるた愛恋愛
評価AAAAAAAAAB
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