漫画の感想) ちはやふる 第23巻 (BE・LOVEコミックス)

概略：
原田先生と新の決勝戦は新のお手つきで勝敗が決しました。最後に読まれたのは空札でした。負けて反省中の新に千早が声を掛けています。千早ならどんな取りをしたのか聞かれて敵陣に札を送り取りに行ったと言われます。新は千早が変わっていない事を知り彼女に好きだと告白します。大学は東京に来るので気が向いたらかるたしようと言っています。千早は新に告白されて固まっていました。

レーベル：講談社コミックビーラブ
発行日：2013/12/13
著者：末次由紀
ISBN：978-4-06-380410-2
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原田先生と新の試合は意外な決着となりました。
最後に読まれたのは空札でした。
新がお手つきをしてしまい原田先生の勝利となりました。
原田先生は読手を担当した牧野さんの特徴を新よりも正確に捉えていたようです。
原田先生の勝利に白波会の面々は号泣していました。
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泣き崩れている千早がマフラーを巻いている事に太一が気が付きます。
周防名人から借りたと教えられると千早の代わりに返しに行く事にします。
この行動が今後の展開を大きく左右する事になります。
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新は敗因の検証に入っていました。
「ふ」と「ちは」を自分が取ると拘ったのが敗因なのか。
自分のかるたで勝にはどうすれば良いのか考えています。
そこに千早が声を掛けてきました。
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千早は原田先生と新のかるたが違っていて面白かったと言っています。
新が終盤に千早ならどうしたか聞いてきます。
千早は、自分は攻めがるたなので「ふ」も「ちは」も送って取りに行く、と答えました。
新は千早が小学生の頃から変わっていないと思ったようですね。
千早に告白しています、随分と思いきったよね。
好きや千早。
大学は東京に来ようと思っているので、気が向いたら一緒にかるたしよう、と言っています。
告白して恥ずかしくなっちゃったようですね、千早の返事は聞かずに、新は立ち去りました。
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告白された千早は驚きの余りパタンと倒れてしまうぞ。
新の告白はかなちゃんと菫ちゃんにも聞こえていました。
かなちゃんは口を覆い、菫ちゃんは頭を抱えています。
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何も知らない太一は周防さんに追いつきマフラーを返しています。
千早との関係を聞かれて、彼氏です、ちょっかい出さないで下さい、と言っています。
周防さんはショックを受けていました。
太一と周防さんのやり取りを見ていた猪熊さんは太一の事を、かっこよかったわよ、と評価しています。
太一は年上の女性にモテる様ですね。
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村尾さんは努力も才能も劣ってたとは思えない、「ない」ものには会えたか？と聞いてきました。
新は、意地悪さ、経験、情熱、愛情、と答えています。
新は今後に向けて色々なヒントを得たようです。
村尾さんは次は負けんなよ、と励ましてくれました。
本当に良い兄弟子ですね。
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周防名人は詩暢ちゃんに挑戦者決定戦の結果を報告してます。
新が負けたと知り詩暢ちゃんは驚いています。
周防名人は負けた新の事を、新鮮なりんごが甘さで干し柿に負けた感じ、と例えています。
クイーン戦では気を付けなよ、詩暢ちゃんも新鮮なりんごだよ、と言っていました。
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かるた部は期末テストに備えて勉強しています。
千早は新に告白されて以来、吃驚した顔のままボーっとしています。
かなちゃんは太一の恋を応援しているので新が千早に告白した事を教えようとします。
菫ちゃんがそれを止めています。
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菫ちゃんは当人たちの問題なので周囲が介入するのは良くないと言っています。
かなちゃんは菫が太一の事を狙っているので千早が新と付き合う事に成った方が都合がいいからでしょ、と反論してます。
菫ちゃんは太一が中々越えられないハードルを綿谷さんは軽々とこえちゃったんです。
あの二人お似合いだと思いませんか？と言っています。
かなちゃんは綿谷さん恐ろしい、と感じています。
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机君はかなちゃんが好きなようですね。
学年１位になれたら告白しようと考え、１位なる為にかなちゃんを餌にするのは違う、と悩んでいます。
肉まん君がクリスマスに何かしようぜ、どうせみんな彼女も彼氏もいないんだろ、と言い出します。
菫ちゃんは豚まん先輩、それ今軽く地雷、と心の中で叫んでいます。
ここで筑波君が家庭内に問題が発生している事を教えてくれました。
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彼の三人の弟がサンタクロースを信じなくなっている。
家族だけでは信じさせる事が難しくなっていると言っています。
かるた部は筑波君の弟たちにサンタクロースは居ると信じさせる為に動く事になりました。
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かなちゃんは木に止まっている鳩を眺めて乙女の様に黄昏ている千早を見付けます。
千早が新に告白された事について悩んでいるのかと思ったらかるたと混ざっていました。
千早は自分も原田先生と新の決定戦みたいな試合がしてみたいと言っています。
かなちゃんは千早のかるた脳を再認識して泣き崩れていました。
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菫ちゃんは新と千早が上手くいく事を望んでいる自分が嫌になりそうです。
綿谷さんは告白しちゃったよ、真島部長、終わっちゃうかもしれないよ、と思っています。
菫ちゃんは複雑な立場に立たされているね。
彼女は太一にも動き出して欲しいと思っているようです。
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千早に須藤さんから電話が掛かってきました。
彼の大学のかるた部の人が用があると告げようとすると、電話を奪われたようです。
須藤君に代わり電話から周防名人の声が聞こえてきました。
周防名人は千早が試合したいと申し出た事を叶えてくれるそうです。
答えられなくなっている千早に代わり太一が、やります、と答えました。
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千早と太一は須藤君の通っている大学に向かいます。
そこは東京大学でした。
千早は須藤君が東大に通っているとしり悔しいようですね泣いているぞ。
須藤君からメールが届きます。
かるた部の練習場は東大の中にはないそうです。
文京区の白山会館で―すとの舐めたメールが届きました。
千早は「ダブスむかつく！！」と言ってそこに向かいます。
周防と須藤で「ダブル・す」なんだそうです。
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練習場にはＫ大の小石川さんも来ていました。
彼は周防さんが練習を始める秋になったから参加しているそうですよ。
周防さんは１１月から約２ヵ月しか練習しないそうです。
それで強いんだから嫌になるよな、と小石川さんは言っていました。
練習しない間もたまにきては後輩におやつを振舞っているそうですよ。
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今年は名人戦のＢＳ放送が無くなったと知り周防さんは落ち込んでいます。
代わりにニコニコ動画で中継されると聞いて喜んでいます。
千早と太一はＡ級か聞かれます。
二人ともＡ級ですと答えました。
千早には山盛りの白玉が振舞われますが、太一には小豆しかくれませんでした。
周防さんは太一が千早の彼氏だと勘違いしているので太一の事を憎んでいます。
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千早は周防さんが後輩に好かれていると知り驚いています。
彼女は周防さんは嫌われ者の一匹狼だと思っていました。
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千早は周防さんと試合を始めます。
予想以上に速い周防さんに驚いていますが自分の力を試そうとしていました。
千早は周防さんは２５枚先に取れば良いと考えていると予想します。
そんな彼を崩そうと考え一字で取る二字決まりを取りに行きました。
上手く取れて千早は自分のかるたが通用すると思ったようですが大差で負ける事になりました。
千早の敗因は周防さんの動きに釣られてお手つきが増えてしまった事でした。
千早は周防さんが相手にミスさせて勝とうとしている事に気が付きました。
こんな人が名人だなんて、と千早は悔しくなっています。
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周防さんにぼろ負けしても千早の心は折れませんでした。
それを見た周防さんは千早の事を面白いと思ったようです。
心が折れない千早を言葉で曲げてきましたよ。
千早にクイーンにはなれないよ、と言ってきました。
千早はショックを受けたようです。
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周防さんの所業に怒った太一が彼に挑戦します。
周防さんは意地悪なので戦いたくないと拒否します。
太一は秘策を用意していました。
周防さんの好きな和菓子を進呈して勝負して貰う事になりました。
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太一は周防さんのミスを誘うかるたに対してお手つきをしなかったそうです。
大差で周防さんが勝ったのですが、太一がお手つきを一度もしなかったので、周防さんが２５枚取らされました。
かるた部のメンバーはそこに驚いています。
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帰る時間が来ました。
かるた部のメンバーは太一と千早の事を気に入ったようですね。
しかし周防さんは、原田先生によろしく、もう来んな、と言っていました。
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太一は忘れ物をしたと言い訳して一人で周防さんの元に戻ります。
周防さんに感想戦をして欲しいとお願いしています。
周防さんは嫌だよと断ってきますね、太一は千早の彼氏ではないこと、虚勢を張った事を教えました。
周防さんは太一の肩をガシッと掴んでいます、共感したような感じですね。
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駅に向かう短い時間で太一は周防さんから彼のかるたの正体を聞き出しました。
周防さんはかるたは４通りしかないだろ、といっていました。
「自分が取る」「相手が取る」「自分がミスする」「相手がミスする」
周防さんのかるたは相手にミスさせる、そのことだけを考えるスタイルでした。
太一はそのスタイルを魅力的だと思ってしまいました。
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一人になった千早は原田先生の家に向かいました。
千早は周防さんと対戦して確信した彼の弱点を原田先生に教えました。
原田先生は周防さんが若宮クイーンの事も構っている事を知っていました。
千早に気を付けなさいと言っています。
原田先生は、私だけが役立てるので、周防さんの弱点は誰にも言わないでね、とお願いしてきました。
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クリスマスにかるた部は筑波君の家に集まりパーティーをしています。
筑波君のお母さんは美人さんでした。
彼と弟たちは父親に似ているようです。
これは筑波君の弟たちにサンタクロースは居ると信じさせる作戦の一環でした。
弟君たちは自室にこもりサンタクロースが来るのを待っています。
筑波君か父親がサンタクロースに変装しているのではないかと彼らは疑っています。
そこで千早がサンタクロースに変装する事になりました。
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肉まん君と太一が梯子役になり千早がよじ登って二階のベランダに上がります。
サンタの扮装をした千早が弟君たちの部屋のベランダに登場しました。
それを見た弟君たちは逃げ出してしまいます。
サンタ来たああ、こわいー、と叫んで１階に駆け下りてきましたよ。
筑波君はプレゼントがあるかもしれないから部屋に戻ってみろと言っています。
部屋に戻った弟君たちは其々に贈られたプレゼントを発見して喜んでいました。
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サンタ役が終わった千早は隣の部屋で項垂れていました。
机君がシナリオを考えて台本を用意していたのですが弟君が逃げ出したので無駄になってしまいました。
千早は演じられなかったのが残念なようです。
千早は千歳からデブメイクを教えて貰いサンタクロースの扮装をしていました。
本格的だったので弟君たちはサンタクロースは居ると信じられたようです。
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机君はかるた部のみんなでクリスマスを過ごせるのは夢みたいだと喜んでいました。
千早は去年机君に教えて貰った、ここに居たらいいのにって思える人は、家族なんだ、って言葉を思い出しています。
パーティに参加している新の姿が思い浮かんでいます。
瑞沢高校かるた部で名人戦クイーン戦の観戦に行く事が決りました。
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詩暢ちゃんは不調なようですね。
クリスマスも自宅で一人かるたの練習をしていました。
帰宅した祖母が何をしているのか聞いてきました。
詩暢ちゃんは自分から遠い札を最短距離で取る練習をしていると教えます。
祖母が大胆な行動にでましたよ。
詩暢ちゃんの説明を聞いて、畳にマジックで線を書いてしまいます。
最短距離ってこうか？と聞いてきます。
これは詩暢ちゃんが練習しやすいようにしてくれたのだろうか？
クイーン戦の為の着物は注文済みな事を教えてくれます。
その後、詩暢ちゃんは、祖母と母親と一緒に干し柿を食べています。
クリスマスなのに渋いですね。
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母親からも祖母からも、髪型が変だと指摘されています。
詩暢ちゃんはカチンと来ているようですね。
恐らく何らかの意味があってあの髪型にしているんだと思いますが、どんな意図があるんだろうね？
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千早たちは始発で出発して近江神宮に到着しました。
試合前の選手の参拝が行われていました。
かなちゃんは詩暢ちゃんの見事な和装に驚いています。
なぜ手描きの友禅の大振り袖！？と驚いています。
かるたをするには贅沢過ぎるようです。
名人戦とクイーン戦が始まります。
ベテラン選手が名人とクイーンに挑む事になっています。
どうなるのでしょうね？
原田先生は千早から教えられた周防名人の弱点を突けるのでしょうか？
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成分	美少女	友情	ライバル	かるた愛	恋愛
評価	AAA	AAA	AAA	AAA	BB

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