ラノベの感想) 魔弾の王と戦姫 第8巻 (MF文庫J)

海に落ちたティグルは黒弓の精霊なのかな?彼女の助けで生き延びる事が出来ました。
ジスタートに転送してもらったのですが、記憶を失っていました。
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サーシャは見事に海賊討伐に成功しました。
エリザヴェータとの共闘だったのですが、勝利する事が出来ました。
エリザヴェータは最初からサーシャに協力的でしたね。
この二人は互いに認め合っているようですね。
海賊船の数が味方よりも多かったので苦しい戦いになりました。
戦術としては、高度な運用をしていましたね。
敵の大将であるトルバランの戦術が凝っていたので苦労しました。

エリザヴェータは先頭を切って海賊船に乗り込み海賊たちを撫で斬りにしていましたね。
鞭を使うので撫で斬りはおかしいか?
戦姫だけに圧倒的な強さだったぞ。
彼女の率いる船団が対する海賊船団を駆逐してサーシャの船団の援護に向かいました。
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サーシャの率いる船団はトルバランの乗る旗艦を狙いました。
突撃を慣行してトルバランとの一騎打ちになりました。
トルバランとの戦闘で最初はサーシャが優位に進めていましたが、彼女に死病の影響が出て動けなくなった所をトルバランに攻撃されました。
サーシャがダウンした所にエリザヴェータが駆けつけてトルバランとの戦闘になりました。
トルバランはエリザヴェータの剛力に驚嘆していましたが、その力の源を知っている口ぶりでした。
「ヤガー殿」とか言っていましたね。
ってことは人格のある何者かなんだろうけど、契約したとの言い回しが気になるね。
エリザヴェータはトルバランなどの怪物との戦闘は初めてのようで転倒してしまいピンチに陥りました。
そこにサーシャが助けに入りました。
サーシャは最後の力を振り絞ったのね、最高の攻撃をしました。
トルバランの体を切り裂き、裂け目から竜具の炎をトルバランの体内で発火させました。
トルバランは全身を焼かれて土塊になりました。
土塊になったのが気になる点ではあるね。
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残りの海賊は大将が負けたので戦意を喪失してエリザヴェータの艦隊に討ち取られました。
トルバランを倒したサーシャは死病が悪化して気を失いました。
エリザヴェータは事後処理を請け負い先にサーシャだけを出航したリプナ港に返す事にしました。
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リプナにはサーシャの戦いを見届けようと駆けつけたエレンがサーシャの帰りを待っていました。
エレンは結局サーシャの出航には間に合わず、船の手配が出来ないので彼女の帰りを待つことになっていました。
サーシャに再会したエレンは愕然としていましたね。
サーシャの状態は死ぬ寸前でしたね。
最後に思い出話などをしてエレンはサーシャを見取る事になりました。
エレンは落ち込んでいましたね。
竜具が戦姫を選ぶのは本当のようですね、サーシャが息を引き取ると彼女に従っていた竜具は何処かへ消えました。
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エリザヴェータは後始末を終えてリプナにやってきました。
そこでサーシャの死をしりましたが、共にトルバランと戦ったので死期は予想出来ていたようですね。
表情に出ない様に強がっていますね、戦姫としての矜持なのかな?
しかし、いらいらは収まらないようで、馬に乗って周囲の散歩に出かけるんだよね。
そこで海岸で漁をしている一団が生き残りの海賊に襲われている場面に遭遇しました。
エリザヴェータは海賊を撃退して、そこで記憶を失っているティグルに出会いました。
名前を聞くとティグルはウルスと答えていました。
ウルスの弓の腕に惚れこんだエリザヴェータは自分の従者として彼を自分の領地ルヴーシュに連れて行きました。
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ジスタート王国でも異変が起こりましたね。
国王が自分の死期を意識したのか、後継者を指名しました。
候補者は継承権7位のイルダーと8位のユージェンが国王に呼ばれていました。
ジスタート王国の王位継承は結構変わっているね。
女性の王族は結婚相手に継承権が移るみたいですよ。
ユージェンは奥さんが王族の血縁者でして、自分は王族の血は引いていないんだよね。
イルダーは王族の血縁者なんだけど、彼の妹がユージェンの奥さんなんだよね。
継承順位から行くとイルダーが王位を継ぐのが順当だと思うんだけど、ヴィクトール王はユージェンを後継者に指名しました。
イルダーは何故だよーと憤りを覚えていましたが理由は単純だったね。
彼は感情が顔に出るようなんだよね、それでは国王は務まらんね。
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イルダーの憤りだけで事が終わっていれば大事にはならなかったんだよね。
どこからか王位継承の話を聞きつけたのか戦姫ヴェレンティナがイルダーに王位継承の話をしてきました。
最初は探る感じで話していましたが、イルダーの反応に確信を持ったようですね。
その後のヴァレンティナの動きが怪しすぎますね。
彼女はユージェンの元を訪れて王位継承の祝辞を述べています。
国王には内密にしろと言われていたのにヴァレンティナに話してしまったイルダーに反感を抱いていました。
それをヴァレンティナが巧みな話術でイルダーを責めないでほしいと懇願していました。
そして彼の立場が難しいとか言い始めて、イルダーと一回話し合う方が良いと助言まで始めます。
イルダーとユージェンはそれ程の交流が無く好みを知らないユージェンは何を贈れば良いかヴァレンティナに聞いていました。
ヴァレンティナは火酒が好きになのでそれを贈ると良いですよと助言しました。
ユージェンは後日、イルダーに火酒を贈りましたが、毒見をしたイルダーの執事が死んでしまいました。
どうやらユージェンが贈った酒に毒が入っていたようですね。
これヴァレンティナの策略じゃないのかな?
彼女は王家の血筋に連なる者のようなんだよね。
王位を目指すとか言っていたのでチャンスと見て仕掛けた感じがするんだよね。
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当然ですが、毒殺を目論んだ卑劣なユージェンを討伐する為にイルダーは軍を挙げました。
内紛ですね。
ヴィクトール王は困った状況になりましたね。
エレンとエリザヴェータに二人の諍いを止めるようにとの命を発しました。
エレンにはユージェンの安全を確保してねと命令しますね。
エレンが確認していましたが、もしもの時はイルダーを殺しても良いんだねと聞いていますね。
国王の使いはできれば生け捕りが望ましいと言っていましたが殺すなとは言わなかったね。
ユージェンとエレンは懇意にしているようですよ、エレンとリムにジスタートの礼法を教えたのはユージェンのようです。
いわば師匠と言える存在ですね。
ユージェンの人柄は毒殺を目論むような人物では無いのね。
エレンがやり取りした手紙にはなぜこんな事になったか分からないとありました。
エレンはそれを信じたようですね。
ユージェンは嵌められた感じがしますね。
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エリザヴェータにはイルダーを止めてくれとの命令が出されました。
ユージェンの人柄を知らないエリザヴェータは毒殺を目論んだ卑劣漢を討伐するのでは無いのかと使者に聞いていました。
ヴィクトール王の命令はイルダーを止めろとの事でした。
イルダーとエリザヴェータも懇意にしているんだよね。
領地が近い事もあるようですが、エリザヴェータはイルダーに剣の手解きを受けていたようなんだよね。
こちらも師匠と弟子の関係なんだよね。
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怪しすぎないか、ヴァレンティナは両方の関係を知っていて利用しているのかもしれないね。
まあ彼女は怪しいんだけど証拠はないんだけどね。
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エリザヴェータの領地でウルスは馬小屋で働いていたんだけど、エリザヴェータが直々に雇い入れたので、他の公宮に務める人々に嫉妬されていました。
虐めまで受けているね、かなり幼稚な虐めに遭いましたがウルスは反撃しましたね。
戦場で弓兵をしてたからね、兵士でも無い者は簡単に撃退されていました。
ウルスを重用したいエリザヴェータでしたが、公宮に仕えている人々からは反対されました。
エリザヴェータの公宮はエレンの物とは違うね。
彼女の従者たちは先代の戦姫の代から務めている者がほとんどでした。
彼女は直々に採用したのがウルスが初めてのようですね。
ウルスを従者にするには戦果をあげてねと言われてしまいました。
エリザヴェータは内乱鎮圧任務を幸いとウルスを戦場に連れて行きました。
そこでエレンとウルスは対面する事になりました。
エレンが動転していますね、今まで死んだと思っていたティグルが目の前に現れたのですから当然ですが。
しかしティグルの反応がおかしいですね。
エレンに対して初対面のような仕草を見せます。
エリザヴェータに問い詰めると記憶喪失だと言っています。
エレンは確信しているな、ウルスとはティグルの父親の名前だとエリザヴェータに言い返していますね。
エリザヴェータもウルスはティグルなんだと認めっているが引けないね。
ティグルを返せとエレンが言えば、ウルスは渡さないとエリザヴェータが答えている。
おいおい竜具を持つな。
お前ら共闘してイルダーと止めるんだろ!!
ティグルを掛けて戦い始めそうなんだよね。
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そてにしてもティグルのモテっぷりは凄まじいな、遂にエリザヴェータまでティグルを欲しがっているぞ。
まあ彼の弓の腕は貴重なのは分かるがね。
こうなると、ヴィクトール王が可哀想になってくるね、配下の戦姫は言う事聞かないぞ。
仲間割れが始まりそうなんだけどね。
どうなるんだ。
まあティグルが記憶を取り戻すと簡単にエレンの元に戻りそうだけどね。
ティグルを間に挟んでエリザヴェータとエレンが仲良くなる展開もありそうだけど。
エリザヴェータとしてそれが一番嬉しい展開かもしれないよね。
エリザヴェータはエレンに憧れ的な感情を持っていると思うんだよね。
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レーベル:MF文庫J
発行日:2014/1/31
著者:川口士
イラスト:よし☆ヲ
ISBN:978-4-04-066154-4
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成分美少女ラッキースケベハーレム恋愛戦闘作戦
評価AAACCAAAAA
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魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉 8 (MF文庫J)

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