ラノベの感想) オーバーロード 第1巻 不死者の王

モモンガは体感型ゲーム「ユグドラシル」に取り残されたと思ったのね。
DMMORPGか、味覚と嗅覚だけは無いようだね。
情熱を傾けていたゲームの最期に仲間との別れをしたかったようだね。
ギルドメンバーが41人いたようだけど、別れに来てくれたのが3人か、切ないな。
1人静かに終わりの時を迎えようとしましたがサーバーが落ちなかったのですね。
最初は困惑するよね、あっれーって感じにさ。

モモンガは意外と冷静だったよね。
ゲームで使えた能力が使えるのか確認していました。
モモンガは慎重派なようですが、迂闊さも持っていますね。
アルベドの設定を変えてしまったのですが、彼女の設定を細部まで読まなかったね。
まあサービス停止前だったので、アプリケーションの使用許諾の様に流し読みになったのは分かります。
しかし、結果的に彼女の設定を変えたのは不味かったと思うんだけどね。
彼女はサキュバスだったので、修正前の設定の最期に「ビッチ」と記されていました。
あってますよね、イメージ的には。
それを「モモンガを愛している」に変えてしまったんだよね。
これでアルベドはヤル気になってしまったのかも知れないね。
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モモンガの作ったギルド「アインズ・ウール・ゴウン」は本拠地である「ナザリック地下大墳墓」と共に異世界(なのか?)に転移した感じです。
ギルドのプレーヤーはモモンガだけが転移したと確認が取れています。
それ以外の構成員はNPCでした。
ゲーム内ではキャラクターの表情は動かない設定だったようですね。
NPCのセバスやアルベドとの会話で人間のように感情がある事に気が付いたモモンガが驚いている。
NPCに脈があるのか確認する為にアルベドに触っていますね。
心臓の鼓動を確認するてめにアルベドの巨乳チャンをもみもみしていました。
おー、アルベドが喜んでいるぞ!
ここで初めてを迎えるのですねー、服はどうしますか?自分で脱ぎますか、それともモモンガ様が脱がせますか?とか聞いてきますね。
うひょー、超絶美人のアルベドさんに迫られていますね。
しかしモモンガさんには奇妙な能力が発現していますね、情動が一定値を超えると急速冷却されてしまうようですね。
うーん、勢いでアルベドと何かする事はむずかしそうだぞ。
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アルベドは色ボケキャラになっていますが、能力値は高いですね。
NPCの統括役のようですね。
彼女に命令して階層守護者なる能力値の高いギルドの主要NPCを集めました。
モモンガがNPCの自分に対する評価がどの程度のものか不安に思っていましたが予想以上に高評価でしたね。
自分の全てを捧げます的な発言をしていました。
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状況の分からない段階で派手に動き回るのは得策ではないと判断したモモンガはナザリックを隠す事にしました。
最初に執事キャラのセバスに命じてナザリックの周囲の状況を確認に行かせました。
うーん名将かも知れないね。
セバスの報告では何も無い草原にナザリックは転移してしまったと分かりました。
そこからは、NPCの意見も交えて隠蔽工作を考えていますね。
マニアック過ぎますが、男の娘キャラのダークエルフである、マーレ・ベロ・フィオーレくんの意見を取り入れナザリックに土砂をかけて隠す事になりました。
平地にいきなり丘ができると目立つので偽装の為に幾つも丘を作ってしまいました。
うーん慎重ですね。
この段階では、ギルドの関係者以外の知的生命体と接触できていませんでした。
自分達のこの世界での強さが全く分からないので最警戒していますね。
慎重な良い上司のようですね。
モモンガはNPCとこ会見で疲れていましたね、緊張したーと弱音を吐いていました。
彼は知らないのですが、NPCたちは更に緊張していたようですね。
シャルティアちゃん(小さい巨乳に偽装した女の子キャラでも異業種)はモモンガの圧力で感じてしまいパンツを濡らしていましたね。
この娘もかなり変ですね、かわいいですけどね。
彼女にも大望がありましたね、彼女はモモンガの正妃になりたいみたいですね。
アルベドと争そっていますね。
アルベドとシャルティアは2人とも口が悪いですね、罵りあいは面白かったですね。
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モモンガは1人で休憩したかったのですがナザリックを抜け出すところでデミウルゴスに見つかってしまいました。
従者を連れないで出歩く事はやめてねとお願いされてしまい彼を連れて行く事になりました。
デミウルゴスもそうなんですがNPCの面々は言葉足らずのモモンガの発言を一々良い方に解釈してくれますね。
モモンガが考えも付かない考えが出てきますね。
彼らの好意度は最高値からスタートしていますね。
迂闊にもモモンガはデミウルゴスに世界征服も面白いかも知れないな、なんて冗談めかして言ってしまいました。
後でこれが問題になるんだよ。
ナザリックを隠す作業に従事していたマーレの陣中見舞いに行きました。
ナザリック内は転送魔法を制限しているので、それを無視して転送できるギルドメンバーにしか与えられない指輪をマーレに上げました。
マーレは畏まって受け取っていましたね。
後からやって来たアルベドがマーレが指輪をしているのを見て顔色を激変させていましたよ。
モモンガもその顔を見てしまったのでアルベドにも指輪を渡しました。
モモンガは逃げるようにその場を離れましたが、指輪をもらったアルベドが「よっしゃー」と叫んでいましたね。
欲望に忠実で可愛いけどね、うーん彼女のキャラは色ボケであってる?
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モモンガは慎重なので遠見の魔法で周辺地域を見回していました。
そこで襲われている村を発見しました。
人道的見地からなのか情報が欲しかったからなのか半々かな、救出に向かいました。
慎重派のモモンガはアルベドだけを連れて行ったね。
後のメンバーはナザリックの警戒に当てているね。
まだ敵の強さが分からないので若干ビビッて居ました、この辺りはまだ人間的でしたね。
森の中で襲われている2人の少女を助けるました。
敵は予想していたよりも、弱かったですね、モモンガは拍子抜けしています。
折角助けた姉妹には、恐れられていましたね。
まあ、モモンガは骸骨だけ異業種なので仕方無いかな。
モモンガが最低レベルの回復ポーションをあげますが少女たちは受け取ろうとしませんね。
怖がっています。
アルベドが切れてしまいましたね、おっかないです。
「温情によって薬を下賜されようとしたにも関わらず、受け取らないとは。下等生物風情が・・・その罪万死に値する」
アルベドは人間が嫌いなようですね。
モモンガも人間止めたようなので、まあ、そんなもんかと感じているね。
これはやはり異世界に転送されたと見るべきか?
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少女たちの村に行くと敵国の兵士が村人を襲っていました。
敵国の兵士は弱く簡単に撃退できました。
モモンガは村長から情報を引き出して周辺地域の情勢を聞きだしました。
しかし田舎の村長には噂話程度しか情報が入ってこない様子でイマイチ不明瞭でした。
村長の話では周辺には王国、帝国、法国の三つがあるようですね。
村に王国の兵隊がやってきました。
彼らは村を救出する為に派兵されたみたいですが、王国内の政治闘争が裏に潜んでいました。
兵を率いていた戦士長を暗殺するのが目的だったようですね。
王国の裏切り者が法国に内通していた法国の暗殺部隊を差し向けました。
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周辺地域の情報を知りたいモモンガは戦士長を助ける事にしました。
法国の暗殺部隊と戦う事になりました。
彼らが大げさに最高の天使を召喚すると言っていたのでモモンガとアルベドは警戒しましたが、予想に反して弱すぎましたね。
天使の最大の攻撃はモモンガには効果がありませんでした。
法国の兵を捕らえてナザリックで尋問する事になりました。
モモンガはギルドの名前を売り出す目的があったようで、名前を変える事にしました。
王国、帝国、法国の兵達に対して「アインズ・ウール・ゴウン」と名乗りました。
王国の戦士長とは友達になったようで、王都に来る事があったら自宅に寄ってくれと言われていました。
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ナザリックに戻ったモモンガは配下のNPCに自分が改名してアインズ・ウール・ゴウンと名乗る事を知らせました。
そてし当面の活動目標を発表しました。
「アインズ・ウール・ゴウンを不変の伝説とせよ」と命じました。
抽象的すぎないか?
アインズが退出した後にデミウルゴスがアインズと2人で星を見た時のアインズの発言を皆に聞かせました。
「世界征服なんて面白いかもしれないな」と言っていた事を。
これはやばくないですかね?
現状、ナザリックの戦力は周辺地域では最強クラスだと思うんだよね。
簡単に征服できてしまいそうだよね?
アインズの意図とは大分違うような気がするんだけど、大丈夫かな?
忠義に厚い部下たちが暴走しないと良いんだけど?
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もう一つの心配事はアルベドが本気になった事だね。
「くふふふふ。落とせる。いや落としてみせる。あの方の横には必ずや私が座るわ。シャルティアには足元を上げましょう」「女淫魔の値が滾るぅ」と言っていますね。
アインズは落とされるのか?アルベドならやりそうだよね。
アインズに上手く誘導されて健気キャラになってしまい欲求不満が大爆発するとか?
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レーベル:エンターブレイン
発行日:2012/8/10
著者:丸山くがね
イラスト:so-bin
ISBN:978-4-04-728152-3
雰囲気:絶対支配者
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成分美少女美女変態温情極悪
評価AABCB
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AmazonLink: オーバーロード1 不死者の王

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