ラノベの感想) オーバーロード 第4巻 蜥蜴人の勇者たち


ナザリック大墳墓は平和でしたね。
世界的アイテムを使われたとはいえ主であるアインズに反逆してしまったシャルティアが落ち込んでいました。
アインズは世界的アイテムの存在を考慮していなかった自分の失態だと言ってシャルティアに罰を与える事をしませんでした。
それがシャルティアを苦しめていましたね。
ナザリックにショットバーがあるのも驚きですが、彼女はそこで飲んだくれていました。
失敗に対する罰が無いので自分がアインズに見捨てられてしまうのではないかと怯えていましたね。

アルベドは帰還したアインズに対して新妻ゴッコを仕掛けてきました。
しかし失態を演じたとアルベドは後悔してましたよ。
最終決戦装備である「裸エプロン」でアインズを迎えなかった事を後悔していました。
アインズに命令されたがっていますね。
アインズとしてはやって貰わなくて良かったようだね。
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デミウルゴスはこの世界で捕まえた種族の骨を使ってアインズの為に玉座を作成していました。
楽しそうですね。
これが骨細工の見事な椅子なんだよね。
残念ながらアインズに座ってもらう事は出来なかったんだけどね。
彼はまだ何を考えているか底が見えないんだよね。
ひょっとして裏表などなく、心の底からアインズに仕える事を望んでいるのかもしれないね。
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アウラは対リザードマン戦の本陣を作っていました。
森の木を使った木造家屋のようですね。
アウラはナザリック程の荘厳さが無い事を恥じていましたが、アインズには好評でしたね。
アインズの中に少しだけ残っている一般人だった頃の感性が反応したようだね。
作業の合間に昼食をとるのだけど、アウラはハンバーガーを食べているね。
彼女はジャンクフードが好きなようですね。
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リザードマンの集落を攻撃するのは、アンデッドの材料にする事が当初の目的でした。
アインズには、忠誠を誓う部下達がこの世界で成長できるのか確認したかったようですね。
これが裏の目的でしたね。
リザードマンの攻略をコキュートスに一任しました。
彼に最低レベルのアンデッドを渡し、コキュートス自身は戦闘に参加しては駄目。
預けたアンデッドだけで攻略してみろと指令を出しました。
コキュートスも相手を舐めていたんだね。
緒戦は負けました。
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リザードマン達は一つの沼地に五つの部族に分かれて生活していました。
それぞれの部族の元に魔法でメッセージを送りました。
八日後に攻撃を開始する事と何番目に攻撃するかを告げて去りました。
五部族は連合する事になりました。
緑爪が部族を結集しようと行動を開始しました。
使者としてつかわされたザリューズは最初の部族の集落で族長代理のメスに一目惚れしました。
このへんはまだ呑気でしたね。
「朱の瞳」の族長代理のクルシュ・ルールーはアルビノでした。
白いリザードマンは珍しいようで、はっきり言ってもてなかったようだね。
いきなり告白されて、困惑しているよ、しかも喜んでいるね。
五部族は連合してコキュートスのアンデッド軍団と戦う事になりました。
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最初の戦闘ではリザードマン連合が犠牲を出しつつも勝利を掴みました。
五部族が一つに纏まりこれからは発展していくかと思われましたが残念な事にそうはなりませんでした。
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ナザリック軍は初戦の結果を踏まえて反省会を開きました。
ここでアインズは色々と臣下に対して望むのを与える事になりました。
まずは落ち込んでいるシャルティアの頭を撫でなでしてあげて、シャルティアに罪は無いと慰めますが、彼女は罰が欲しいと言ってきました。
彼女には後で罰を与える事になるのですが、彼女にとっては御褒美になってしまうんだよ。
コキュートスに敗戦の原因を聞いていました。
彼は敵を侮り準備を怠ったと反省していましたね。
この答えにアインズは満足していました、臣下たちに例え弱い相手でも油断すると負けちゃう事を知って欲しかったようですね。
コキュートスには罰としてリザードマンの集落を配下にくわえて統治する事を命じました。
今度はコキュートスに自分で戦って良いよと言っていました。
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勝利で沸き返るリザードマンの集落にアインズが階層守護者と一次攻撃に使ったアンデッドよりも強いアンデッドを引き連れて現れました。
天候制御の魔法を使い沼地を凍りつかせました。
高台を作り出し、アンデッドの階段を登り高所からリザードマンを見下ろしていました。
リザードマンたちは自分達の知らない上位魔法をぽんぽん使うアインズに完全に呑まれていましたね。
代表者を呼び出し、目的を伝えました。
実験の続きをしたいから強い奴と闘わせろと言っていますね。
無茶苦茶ですね、リザードマンは敗戦必至なので降伏したかったようですが、それを認めませんでした。
ちょっとくらいは戦おうじゃないかと言っていました。
コキュートスを1人で戦わせる、4時間後に開始と言って魔法で転移しましたね。
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コキュートスの闘いを観戦する為にアウラの作った木の家に戻りました。
そこにはデミウルゴスの作った骨の玉座がありました。
アインズは座ることをためらいました、まあ人骨を使った椅子だから躊躇するのは分かりますよ。
しかも臣下の誠意に答えなければいけないアインズは困りました。
そこでシャルティアに与えると言った罰を使って難局を逃れる事にしました。
アインズはシャルティアを他の臣下の前で四つんばいにしました。
そしてシャルティアの上に座る事に彼女を椅子にしましたね。
アインズは恥辱を与えシャルティアに対する罰になると考えていましたが彼女の性癖は予想の上を行きました。
シャルティアは喜んでいましたね、蕩けた表情をしていました。
シャルティアはアインズが座っている間に、細かく動いてアインズに座らせる位置を調整していました。
これはきっと下着が濡れてしまったので動いていたんじゃないの?
これに過剰反応したのはアルベドでした。
彼女はシャルティアが羨ましかったようですね、一次退室して壁を殴りつけたようだ。
アウラが後で修繕する事になりました、ご苦労さまだね。
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可哀想なリザードマンは代表者を選び始めました。
戦後のまとめ役が必要との事でルールーだけは戦闘に参加しない事になりました。
頭の良いルールーはザリューズは死ぬこと必至なので、その前に子供を作る事にしましたね。
小屋の中で頑張っている所をアインズたちに魔法で覗かれました。
この時の臣下の反応が面白いですね、多分これで合ってると思うんだけど。
デミウルゴス「まったく不快な奴らです。これからコキュートスが攻め込むというのに!」
アウラ「そうです。その通りです!」
マーレ「あ、えっと、あ、あのぉ・・・」
シャルティア「デミウルゴスの言うとおりでありんすぇ。奴らには罰を与えるべきです!」
アルベド「羨ましい・・・」
アルベドが全然駄目駄目だよね、色ボケすぎるよ。
欲望に忠実だとは思いますが酷いもんだ。
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決死の覚悟で挑んできたリザードマンは負けました。
当然ですけど、彼らの攻撃はコキュートスにダメージを与えることは出来ませんでした。
弱すぎましたね。
戦闘に参加しないで生き残ったリザードマンは既に戦意は残っていませんでした。
コキュートスに今後の支配方針を問質すとザリューズを蘇らせて欲しいと言ってきました。
戦士として感じ入るものがあったようですね。
死んでしまったザリューズをルールーの弱みに付け込む為に復活させました。
ルールーにリザードマンたちのスパイをしろと命じていますね。
スパイ活動をするのならば、愛するザリューズを生き返らせるぞと提案のように見える脅迫をしていました。
ここで覗き見していた事が役に立ちましたね。
ルールーはスパイ活動をする事を承服しましたね、まあそれしか方法は無いんだけどさ。
これでリザードマンを配下に治めることになりましたが、彼らをどのように使うのかな?
彼らにはナザリック大墳墓の軍勢ほどの戦闘力は無いんだよね。
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この世界の情報が不足している事を実感しているアインズはどこかの国と手を組む事にしたよですね。
消去法で王国か帝国と提携するつもりのようですね。
スレイン法国の中にいる神人たちは、法国最強の番外席次はシャルティアよりも強いと見積もっていますね。
それは、装備品の差で勝っているようですね。
シャルティアが同等の装備を付ければ分からないと考えていますね。
アインズは法国を警戒していますが、それは情報が無いからであって、内情が分かれば大した相手では無いのかも知れないね。
他のプレーヤーの姿は未だに見えないので、居ないんじゃないかと思うんだよね。
そうなるとナザリックはこの世界では敵無しという事になるね。
今度どのように情報を集めるのか興味深いですね。
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レーベル:エンターブレイン
発行日:2013/8/12
著者:丸山くがね
イラスト:so-bin
ISBN:978-4-04-728953-6
雰囲気:死の宣告
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成分美少女美女変態温情極悪
評価AABCAAA
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AmazonLink: オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち

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