ラノベの感想) オーバーロード 第2巻 漆黒の戦士

アインズは人間社会での知名度向上を目指して冒険者をする事にしました。
人間嫌いのアルベドを連れて行くと行動に支障が出ると思い第九階層の戦闘メイドであるナーベラル・ガンマを連れて行きました。
しかし、ナーべラルもアルベドと同じくらい人間嫌いでしたね。
下部の性格まで把握できていなかったのが敗因ですね。
街に潜入したての頃はナーベがいちいち臣下の礼を取るのでアインズは苦労していました。
今回も偽名を使う事にしましたね、モモンと名乗る事にしましたよ。
なんとか作戦目標である冒険者として知名度を上げる事を納得させてモモンの事を様付けで呼ぶのを止めさせましたね。
それでも呼び捨てにしろと言っても、モモンさんと呼ぶのが精一杯でしたね。
うーん、素晴らしい忠誠心ですね。

街で冒険者斡旋所のような場所で宿の紹介をしてもらいました。
紹介された宿に向かうと、アインズの装備する見事な鎧と従えているナーべの美しさからいちゃもんを付けられたね。
アインズは自分を売り込むチャンスと考え強そうな冒険者を1人片手で持ち上げて投げました。
投げた先のテーブルに回復ポーションを出していた女性客が居ました。
彼女のポーションが割れてしまいました。
ブリタはどうしてくれんのさとアインズに抗議してきました。
大物ぶりたいアインズはブリタに自分の持っていた最下級ポーションをあげました。
この安易な行動が後々問題になりました。
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アインズとナーべが知名度向上作戦を始めている頃、ナザリックを任されていたアルベドは色ボケ行動をしていましたね。
呑気なものですよ。
留守のアインズの寝室に入り込み彼のベッドでゴロゴロしていました。
アインズが戻った時に自分の匂いに包まれて眠れるようにと自分の匂いをシーツに付けていました。
その姿を目撃したデミウルゴスはアンデッドのアインズは寝ないでしょとの本音が言えませんでした。
アルベドはアインズとの子供をもうけた後の事も考えて子供服の制作も始めていました。
デミウルゴスの奴は、余計な知識をアルベドに与えていましたね。
彼はエラムの姿が男の娘なので、ナザリックでは少年は女の子の服を着るんだよと余計な知恵を与えていました。
アインズの留守中もナザリックは平和なようですね。
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冒険者斡旋所に赴き仕事を請けようとしましたが思わぬ落とし穴がありました。
アインズとナーべはこの世界の言葉は分かりましたが文字が読めませんでした。
識字率がどの程度なのか分からないので字が読めない事を悟られたくないアインズは交渉により無理を通そうとしましたよ。
仕事の請け方は掲示板に張り出してある依頼書を窓口に渡して冒険を開始するようです。
この世界の冒険者はレベルによりプレートを与えられるようですね。
レベルに応じた仕事しか請けられないようです。
冒険者として登録したばかりのアインズとナーべは最下級のようでした。
不味いですね、書いてある仕事の内容もですが必要レベルが分かりませんね。
アインズは適当に選んだ依頼書を窓口に出すとレベルが足りないので依頼を受けることは出来ませんと言われてしまいました。
アインズは交渉により自分とナーべの強さならこれ位問題ないと言いますが聞き入れて貰えませんでした。
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そこへ別の冒険者達が一緒に仕事をしないかと誘ってくれました。
彼らの仕事は街の周辺に出現する下級モンスターを討伐する事でした。
仕事の内容と報酬について話、出発しようというところでアインズを名指しした依頼が入りました。
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ポーションを作っている薬師の少年が薬草採集に行くので護衛をして欲しいとの依頼を持って来ました。
町で有名な薬師リイジー・バレアレを祖母に持つンフィーレアと言う少年でした。
彼の目的はアインズの正体の解明だったようですね。
宿屋でポーションを渡したブリダはポーションをリイジーの元に持ち込んで鑑定を依頼していました。
そこでアインズの渡したポーションがこの世界では最高級品だとの鑑定を受けていました。
あれ、最下級ポーションの筈なのですが、この世界とは価値基準が違い過ぎますね。
リイジーはアインズからポーションの制法を聞き出したい様子でした。
ンフィーレアの依頼を受けて彼の護衛をする事になりました。
アインズは自分達の強さを証言する目的も多分にあったと思うんだけど、最初に依頼をしてきた冒険者達を自分が逆に雇うことにしました。
彼らも一緒に冒険に出ることになりました。
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目指すのはアインズが助けたカルネ村でした。
どうやらンフィーレアは村のエンリに惚れているようですね。
村までの道中でのモモンの活躍と彼の強さからモモンがアインズだと気づいたようですね。
命を救われたのでエンリがアインズに惚れているのではないか可愛く危機感を募らせていましたね。
しかし可哀想な事にエンリはンフィーレアの事を「おともだち」と思っているようですね。
険しい恋路のようですね。
エンリはアインズがあげた角笛を使いゴブリンたちを召喚して使役していました。
あねさんと呼ばれていますね。
ゴブリン達は村人に協力して畑仕事を手伝ったり、村の警護をしていました。
村人に戦闘訓練も行っていました。
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一行はカルネ村から森に入り薬草の採取を始めました。
この森に住んでいる「森の賢者」を警戒しながら作業を始めました。
「森の賢者」は屈強なモンスターのようでこの世界の人々は怖がっていましたね。
アインズは外道ナ作戦に出ました。
こっそりと森に入っていたアウラに森の賢者をけしかけさせアインズ達を襲うように仕向けました。
アウラはアインズの命令で森の探索を行っていたので森の賢者の位置も把握済みでした。
彼女は前線基地の作成も命令されれいるね、まだ完成までは時間が掛かるようだね。
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アウラにけしかけられた森の賢者が姿を現しました。
皆は驚いていましたが、その姿は大きなハムスターでしたよ。
アインズだけが彼の姿を可愛いと評していて、その度胸に驚嘆されていました。
あれー、この世界は美意識も違うようですね。
森の賢者と言うだけあって強いのかと思ったら余裕で勝ってしまいました。
そこでアインズは森の賢者を手なずけて臣下に加える事にしました。
ハムスケという名前も与えました。
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街に凱旋するときにハムスケに跨り間抜けな姿で凱旋しました。
アインズの感覚では間抜けな姿なのですが、森の賢者に乗っている姿に街の人々は驚嘆していました。
冒険者斡旋所にハムスケの登録に良くアインズとンフィーレアの採取した薬草を運ぶ冒険者はここで別れました。
ハムスケの登録に時間が掛かったアインズが途中で会ったリイジーを伴いリイジーの店に向かいました。
そこでは悲惨な状況が待っていました。
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ンフィーレアと行動を共にしていた冒険者は全員殺されて居ました。
殺したのはクレマンティーヌと言う戦士でした。
彼女はスレイン法国の漆黒聖典という特殊部隊を除名されて人でした。
性格的に壊れていますね、人間をいたぶりながら殺すのが好きみたいですね。
彼女は仲間のカジットと言う魔法使いの為にンフィーレアを誘拐しました。
殺された冒険者は誰もが酷い有様でした。
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街の外れにある墓地でカジットはアンデッドを数千単位で作り出し街に放つ計画でした。
アインズはリイジーに自分に依頼しないかと提案しました。
報酬はリイジーの全てを捧げよと言っていました。
アインズの力はハムスケを連れている所から絶大なものだと分かっていたようで、リイジーはその話に乗りました。
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アインズとナーべは墓地に着くとそこはアンデッドが溢れていました。
警備隊がいましたが彼らでは太刀打ちできない様子でした。
アインズは警備隊を証人にしようと彼らが被害に遭って死なないように闘い始めました。
この世界の住人には凶悪なモンスターであってもアインズにはどうということも無くあっさりとアンデッドを駆逐していきました。
アンデッドの先には儀式を行っているカジットと隠れていたクレマンティーヌが居ました。
アインズがクレマンティーヌと闘い、ナーべがカジットと戦う事になりました。
ナーべは最初こそ魔法攻撃を受けない「骨の竜」を出されて苦戦していましたが、アインズが全力攻撃の許可を出すとあっさり勝ちました。
骨の竜は一定レベルまでの魔法が無効でしたが、それだけです。
それ以上の魔法を使えばダメージを受けますので当然の結果か、しかし、臣下のナーべでもこの強さだからね。
一方のアインズは最初は練習しようとしてたみたいですね。
全力で攻撃して来るクレマンティーヌは強い戦士でしたが、それだけでしたね。
戦士を偽装しているアインズを倒す事は出来ませんでした。
彼女の最期は哀れなものになりました。
彼女はアインズの兜の隙間から目を貫いたつもりでしたが、アンデッドのアインズ目は無いんだよね。
クレマンティーヌの攻撃が刺突だったのも不味かったね。
アインズと密着して抱き合う形になりました。
そこからのアインズは規格外でしたね、抱きしめてクレマンティーヌを絞め殺しました。
彼女の背骨はバキィと折れましたね。
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捉えられていたンフィーリアは何やら強力なアイテムで意識を奪われていました。
目を潰されて失明しているようですが、これは魔法で直せるとアインズは言っていましたよ。
戦闘終了後にナーべとハムスケに命じて、戦利品を漁らせました。
そこでカジットの使っていた黒いオーブを発見しました。
属性を調べる魔法で調べると性能は大した事無いみたいですが、「知性あるアイテム」という属性に興味をひかれ話かけてみました。
すると返答がありましたね。
アインズを「死の王」と呼び、崇拝している様子ですね、臣下にくわえて欲しいと言ってきました。
ナザリックの強化を目標の一つに置いているアインズはお願いを聞き入れ臣下にくわえる事にしました。
慎重なアインズはオーブをハムスケに持たせる事にしました。
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事件の報告を冒険者ギルドで行うとモモンの評価は上がりました。
いきなり「ミスリル」になりました。
本人としてはもう少し上でもと考えているようですが、これまでの実績が皆無なので慎重を期したとの判断のようですね。
上には「オリハルコン」「アダマンタイト」があるようだね。
アダマンタイト級のチームは王国に二つしか無いそうだ。
これに匹敵すると思われていようですね。
アインズの思惑通りに冒険者モモンの名を売ることには成功しましたね。
ンフィーレアの救出依頼に成功したので、約束通りにリイジーはアインズの配下となるようですね。
彼女にはカルネ村で新型ポーションを作らせるようですね。
現在のポーション作成に必要な材料が枯渇した場合に備えてこの世界で作れるポーションを研究するようですね。
流石に慎重派なアインズだね。
アインズは自分以外のプレーヤーがこの世界に来ているのではないかと警戒しています。
まだこの世界の戦士、冒険者、モンスターの強さを把握仕切れてないので分かりますが警戒しすぎなようにも思うね。
いままで彼と配下に匹敵する強者は居なかったよね、しかも別世界の強さを示しているよね。
はっきり言ってこの世界は弱い世界なのでは無いかと油断しそうなんだけどね。
アインズはまだ油断してないね、慎重派というより怖がりとも言えるのではないか?
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これまでの経緯を報告する為にナザリックに残してきたアルベドに連絡すると思わぬ知らせがありました。
シャルティアが反旗を翻したと言っていますよ。
どう言う事よ、彼女、アインズに惚れてるんじゃないのか?
それが裏切り?
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レーベル:エンターブレイン
発行日:2012/12/12
著者:丸山くがね
イラスト:so-bin
ISBN:978-4-04-728451-7
雰囲気:絶対王
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成分美少女美女変態温情極悪
評価BAACCA
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AmazonLink: オーバーロード2 漆黒の戦士

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