ラノベの感想) デュアル・イレイザー 第3巻 (電撃文庫)
レーベル:電撃文庫
発行日:2013/4/10
著者:折口良乃
イラスト:黒銀
ISBN:978-4-04-891536-6
紀沙羅の母親であるレイラ博士の要請で南の島にあるウラノメトリア研究所に行きました。
ホロスコープ社の飛行機で貨物扱いで飛んでいきました。
パスポート無しで出国出来るとは凄い権勢ですね。
メンバーは紀沙羅、刀雅、陵、安曇野、桐也、とエフェメラから改名した鹿毛沼陰日です。
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初日に少しだけビーチで遊べました。
陰日の過激水着に桐也がノックアウトでした。
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レイラ博士と刀雅の初対面は過激な展開になりました。
紀沙羅に悪い虫が付いたと思っているレイラ博士は日本刀で刀雅に斬りかかりました。
刀雅が白刃取りで日本刀を防ぎました。
レイラ博士は体力が無さ過ぎですね紀沙羅よりも体力無いですね。
斬りかかったのですが途中で日本刀の重さを支えられなくなり刀雅は助かりました。
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レイラ博士が紀沙羅たちを呼び寄せたのには重大な理由がありました。
研究所のあるウラノメトリア島の下にはイレイザーを作るのに使った不思議物質が埋蔵されていました。
アポクリファと呼ぶようですね。
アポクリファは人間の意思力で動かせるんだよね。
カイの父親はこのアポクリファの事を知っていてそれを使う研究をしていてようですね。
紀沙羅、カイ、陰日はアポクリファを操る訓練をさせられたようです。
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レイラ博士は「鮮血の古城」がアポクリファを狙って来ることを予見していました。
紀沙羅たちを呼び寄せたのは島の迎撃システムのAIを構築する為の実戦データを採取する目的でした。
レイア博士は実戦用のA2イレイザーを完成させていました。
従来のイレイザーは筐体とかゲームフィールドにアポクリファを薄くコーティングしてゲームシステムとしているらしいです。
実戦型のA2はイレイザーのフレームをアポクリファで作っているので実際に飛べるようになっていました。
武装もアポクリファが発電する電力により動かす事が出来るようになっています。
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アポクリファは意志力で変形させることも出来る不思議な機能がありました。
アポクリファ自体が発電をする能力もありますね。
この不思議物質がどこからやってきたのか分かっていません。
レイラ博士も使い方の一部が分かっているだけと言っています。
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データ取りをして研究所の迎撃システムを作ろうとしていましたが、カイたちが攻めてきました。
カイたちもアポクリファをフレームに使ったイレイザーを大量に作っていたようですね、数で攻めてきました。
レイラ博士は紀沙羅たちを最初は帰そうとしましたが、紀沙羅が戦うと強く主張したので諦めたみたいですね。
レイラ博士は迎撃作戦を立案してカイたちを迎え撃つ事になりました。
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紀沙羅はレイラ博士に会うのを楽しみにしていたのですが親子の会話はお預けになってしまいました。
紀沙羅はレイラとどの様に話して良いのか刀雅に相談していました。
レイラ博士は紀沙羅を溺愛しています、紀沙羅もレイラの事が好きなんですが会話がぎこちない様子ですね。
レイラ博士は変わり者のようで仕方無いかもしれませんが、刀雅は紀沙羅に言いたい事をはっきり言ったほうが良いぞと助言していました。
紀沙羅は内心では喜んでいるようなんだけど、上から目線の刀雅が気に入らないと素直じゃない発言をしていて可愛いです。
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初戦は陵と安曇野のユーディットの活躍が大きかったですね。
空中戦で島に近づく敵機を撃ち落していました。
最大の功労者は陰日と桐也の乗るリュストゥングでしたね。
島の各所に設置された砲台であるカノンを制御して敵機を撃ち落しました。
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初戦に勝ったのですがカイは次の作戦を実行して来ました。
陰日を操り、レイラ博士の研究室から純度の高い良質なアポクリファを盗み出しました。
陰日はコンピュータのエキスパートなので研究室のセキュリティを突破されてしまいました。
陰日は紀沙羅たちを裏切った訳では無いようですね。
彼女の中には数々の人格があるみたいでカイがその内の一人、カイの言うことを何でも聞いてくれる人格を呼び出して盗ませました。
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カイは開発中だった讐劇機関・弐式を使い島を乗っ取ろうとしてきました。
盗んだアポクリファを使いクルーザーを戦艦の様な外装に変えてきました。
カイのアポクリファ操作は高度ですね。
レイラ博士はカイのクルーザーの電源装置の破壊を狙った突撃作戦を立案しました。
カイの手下はクルーザーに搭載された筐体を使ってイレイザーを動かしているのでその電源を壊してしまう作戦でした。
レイラ博士が凄かった所は島の迎撃システムのカノンをAI制御とシーファさんに任せた事ですね。
初戦でカノンを操っていた陰日と桐也はクルーザーに向かう突撃部隊に参加していました。
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陵と安曇野で空中から突撃部隊の援護をしていました。
紀沙羅と刀雅の乗る薄花桜と陰日と桐也の乗るリュストゥングが突撃部隊としてカイのクルーザーに乗り込みました。
クルーザーではカイの腹心であるタカオカがイレイザーを操り迎撃に出て来ました。
タカオカの乗るイレイザーは空中に浮かんでいて大きい錘を落として攻撃して来ました。
アポクリファを使い重力を操作している感じです。
薄花桜の動きが遅くなっていました。
苦戦していましたがリュストゥングが動きを止めて薄花桜を先に行かせました。
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進んだ先にカイが讐劇機関・弐式に乗り込んで待ち構えていました。
両肩に装備した刀で居合い斬りをしてきました。
二本の刀を交互に使い攻撃の隙を小さくしていました。
二本の刀で縦に斬り付けて来たので刀の間に薄花桜を割り込ませてパイルバンカーで仕留めました。
紀沙羅がパイルバンカーを打ちましたね。
刀雅の影響か、紀沙羅の口調が汚くなっているね。
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タカオカは桐也と戦う事になりました。
狙撃機を使い桐也は格闘戦を挑みましたね。
リュストゥングの装甲をパージして軽装になり動きながら右腕に搭載された近接用の重火器を打ち込んでいました。
錘を破壊されてピンチになったタカオカはリュストゥングを抱えて上空まで運びました。
高高度から落として来ました。
桐也は陰日の助けを借り、落下しながらの狙撃を成功させました。
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タカオカのイレイザーは壊れたと思われたのですが諦めが悪いですね。
陵たちが打ち落とした機体の破片であるアポクリファを集め始めました。
五メートル程の弾丸を作り出し島を砲撃するつもりのようでした。
紀沙羅と刀雅に負けたカイは部下に撤退を指示しましたがタカオカが聞き入れませんでした。
元々カイの指示に忠実だったわけでは無いタカオカは勝手に攻撃を続ける行動に出ました。
動けない筈のカイも讐劇機関・弐式を動かしてタカオカを止めようと動き始めました。
カイがナイスなアシストをしてくれました。
タカオカの打ち出した砲弾を四つに分割してくれました。
そして海に墜落しました。
分割した砲弾を薄花桜、ユーディット、リュストゥング、マルドゥクで迎撃しました。
竜胆さんまでマルドゥクでアレンさんと出撃していました。
薄花桜とリュストゥングは刀雅と桐也がパンチで砲弾を破壊しました。
脳筋しかいないと紀沙羅が言っていましたね。
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事件が終わっても紀沙羅のトラウマは解消する事無くイレイザーでのゲームを続けていました。
ブラディキャッスルから押収した資料からレイラ博士がトラウマの解消方法を見つけたようですね。
紀沙羅、陰日、カイはトラウマを解消する為にレイラ博士の元に旅立つことになりました。
陰日と桐也は恋人になったようですね。
桐也は陰日に、戻ってきたら結婚しようと言い出していますね。
カイは海に落ちた事でブラディキャッスルの首領をしていた当時の記憶を失ったようです。
素直な良い子になっていました。
紀沙羅と刀雅は再会を約束して別れました。
こちらの方は恋人って感じでは無いですね。
拳と拳を打ち合わせていますよ、漢の友情的な感じですね。
紀沙羅と刀雅は強くなり再会する事を誓いました。
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成分 | 美女 | 美少女 | 戦闘 | 作戦 | 友情 |
評価 | AA | AAA | AAA | A | AAA |
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