2014年ワールドカップ出場国をグループごとに分析しています。 注目選手の特集は面白かった。 特にロッペンのインタビューが良かったです。 他にもヨハン・クライフ氏の理論による強豪国の戦術解説が面白いです。 現在多くの国が採用している4,2,3,1システムは4,4,2の変化形に過ぎず攻撃サッカーには好ましくない。 センターサークルからゴールまでの45mの距離を9m間隔に分けラインを5本つくれる4,1,2,3システムを推奨。 選手間の距離が10mを超えるとスペクタクルなサッカーは出来ないという考えのようです。 距離が広がるとパスコース読まれやすいしね、なるほどなと思える内容でした。 ボールを持ったときに前と横にパスコースがあり最大で相手に3択を迫れると思えました。 グループGが厳しそうですね。 ドイツ、ポルトガル、アメリカ、ガーナの組です。 どこも組織的に闘えるようなのでどこが突破してもおかしくないと思います。 ランキング的に見ればドイツ(2位)、ポルトガル(3位)でしょうが意外なことが起こらないとは言えませんからね。 各国とも緒戦が大切ですよね。 緒戦で負けても何とかしちゃいそうなのはスペインとブラジルくらいかな。 ザッケローニ監督と長谷部の特集も面白かったです。 AmazonLink: Sports Graphic Number PLUS「ブラジルW杯蹴球読本」