ラノベの感想) 六花の勇者 第5巻 (ダッシュエックス文庫)
レーベル:ダッシュエックス文庫
発行日:2014/11/21
著者:山形石雄
イラスト:宮城
ISBN:978-4-08-631008-6
運命の神殿で黒の仇花の情報を探りました。
神殿で一輪の聖者のミイラを発見しました。
その場に書かれていた神言から大体の性能が分かりました。
その場で神言の解析を手伝ったフレミーが自分が黒の仇花であると発言して事態が急展開しました。
アドレットが恐れていたフレミーを殺しちゃおうとの意見が出始めました。
さらにアドレットを困らせたのがフレミーが自殺しようとした事でした。
.
死のうとしているフレミーを助ける為にアドレットは策を弄する事になりました。
アドレットは六花に光る文字を見たと嘘をついて黒の仇花が死ぬと六花が全滅する危機がおとずれると主張しました。
アドレットの主張は稚拙な嘘を主軸にしたものかと思ったら結構抜け目ない計画でしたよ。
かつて魔哭領でフレミーを育てた凶魔が神殿に潜伏していました。
彼がフレミーを助ける為の行動を起こしました。
彼はフレミーが哀れに思えてきてアドレットを七人目の六花だと断定して接触してきました。
アドレットはばれないかドキドキしながら凶具の三十番に指示を出しました。
あたかもテグネウが送り込んだ七番目の振りをしながら冷酷な指示を出していましたね。
三十番に仲間の十四番と配下の凶魔を使って全力でフレミーを殺せと指示しました。
フレミーに偽装がばれるのを恐れて自分も攻撃するように言明しました。
それと自分の吐いた嘘を本当にする為に神言が刻まれた光る宝石を探して持っていろ、そして六花かドズー一味に見つかるように宝石を持った状態で殺されろと指示しました。
なかなか冷酷な命令ですね、三十番はアドレットを七人目と信じたようです。
.
十四番の攻撃は派手さは無いですが強力でした。
人間の意思を自由に動かせる能力でしたが弱点もあり、強力な催眠を行えるのは数人が限度な事でした。
十四番はロロニアとアドレットを操りフレミーを殺すように命じました。
ロロニアは完全に支配されてフレミーを殺そうとしていましたがアドレットには催眠効果が薄かったです。
.
アドレットはフレミーの自殺を防ぐためにモーラを人質に取り麻痺と睡眠針を使い眠らせました。
モーラの千里眼を封じる為でした。
モーラが眠っている間に三十番と接触できました。
色々と幸運が重なりアドレットの作戦は動き出しました。
.
アドレットの作戦を疑ったのはハンスでした。
アドレットのこれまでのフレミーを守ろうとする行動は不可解過ぎると主張してアドレットの作戦を妨害してきました。
アドレットが光る文字を見たと突いた嘘を簡単に見破りました。
なぜかなと思ったらハンスはアドレットを尾行していたのね。
最初からアドレットの動きを怪しんでいたんだね。
途中まではハンスがテグネウの送り込んだ七人目なのかなと思っていましたが彼は本物でしたね。
.
フレミーの自殺を思い留まらせたのはアドレットの不意な行動でした。
モーラを人質に取りフレミーの自殺を思い留まらせようと立てこもるアドレットはフレミーの爆弾攻撃を受けました。
アドレットはフレミーが飼い犬を呼ぶために持っていた犬笛の破片を持っていました。
爆破を受けたときに咄嗟にそれを拾ったんだよね。
犬笛はフレミーが大事に持っていたお守りなのですが自殺を決意した時に踏みつけて壊しました。
それをアドレットが拾って持っていました。
アドレットのその行動でフレミーはアドレットが嘘では無く本気で自分を愛してくれていると思い知ったようです。
フレミーは自殺を思い留まり事態は収束しました。
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アドレットとフレミー、ハンスが対峙している間にナッシェタニアが動き回り三十番を殺しました。
ナッシェタニアにはドズーを一輪の聖者に接触させる必要があったようですね。
三十番に協力を持ち掛けて一輪の聖者が居る部屋でゴルドフに監視されているドズーが一輪の聖者に近づけるチャンスを作りました。
三十番に配下の凶魔を呼び寄せさせ部屋を襲わせました。
目論み通りにドズーは一輪の聖者に近づく事ができましたが、それで何が出来たかは分かりません。
不穏な動きですね。
ナッシェタニアの残酷さは相変わらずで、目的を達成したので三十番を殺しました。
核だけは残してあげたので数十年で三十番は復活できるようです。
ナッシェタニアは三十番を倒せたと思ったようですが、これはアドレットの授けた戦略でしたね。
.
ナッシェタニアは三十番の腹から光る宝石を発見しました。
それを持ってフレミーをどうするか検討している六花とドズーの元にやって来ました。
この宝石の存在でアドレットとハンスの言い争いはアドレットが優位に立ちました。
旗色が悪くなったハンスはゴルドフとチャモを連れて六花を離脱しようとしましたが、ゴルドフはアドレットを支持すると表明したナッシェタニアを守る為にアドレット側に残る事にしたようです。
戦力的に六花は不味い事になりました、ハンスと最大戦力のチャモが離脱してしまいました。
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本来ならばアドレットはもう少し狼狽えなければいけないんだけどフレミーを守れた事で納得しています。
アドレットの中ではフレミーさえ無事ならば世界なんてどうでもイイよとの考えに至っていますね。
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これはおかしいと思ったら、テグネウが配下の凶魔と話している内容で事態が分かりましたね。
七人目はアドレットでしたね。
アドレットはテグネウの人間の愛を操る能力でフレミーを愛していると思わされています。
更にフレミーに対して行った仕打ちはフレミーに魔神を憎悪させる目的がありました。
黒の仇花であるフレミーが能力を発揮させるには本物の六花になる必要があったんだね。
六花に選ばれる条件は本気で魔神を倒そうと考えている者である必要がありました。
凶魔と人間のハーフで凶魔であるテグネウの為に行動していたフレミーでは、そのままでは六花に選ばれる可能性はゼロだったんだね。
だからフレミーに本気で凶魔を憎悪させる必要があったのね。
.
テグネウが最低野郎なのはフレミーに「フレミーが死んだ時に死んだ理由をテグネウに送信する機能」を追加した事だね。
六花が一輪の聖者の居た部屋で解読できなかったフレミーが死んだ場合に発動する機能がそれなのね。
テグネウはフレミーが絶望した時の顔が見たいようだね、本当に最低野郎だな。
更にアドレットは自分がテグネウに操られているとは知りません。
アドレットが自分を本気で愛していると思っているフレミーが真実を知ったときの絶望と、愛する者が死んだと思わされる事になるアドレットの絶望が見られるという二段階の策謀が動いているんだよね。
本当に悪趣味な奴だよ。
.
ハンスが本物の六花って事になりますが、付いてきたのはチャモだけで今の所、劣勢ですね。
しかしハンスにはテグネウの策略が理解できたようだね、彼の優秀さは群を抜いているね。
ハンスの辿り着いた解答が正解だったとして、彼がそれをいつ頃アドレットとフレミーに告げるのかも注目ですね。
テグネウを倒すまで言わないのかも知れませんけどね、そこは戦況次第なのかな?
チャモがハンスを信じている理由とアドレットを怪しんでいる理由が分からないけどね。
散々、モーラやロロニアをアホ呼ばわりしていましたが、真実を知ると確かに二人はアホですね。
フレミーは途中までアドレットを疑っていましたが、犬笛の破片をアドレットが爆発から庇った事でコロッと騙されてしまいましたね。
テグネウは作戦の要を愛を信じる心にしていました。
フレミーも愛を信じたからアドレットに騙されたようなのでテグネウの作戦は上手くいっているようだね。
ひょっとするとハンスを信じたチャモの判断基準も愛かも知れないね。
且つての六花との戦いで凶魔は愛の力で負けたと言われているのでテグネウの愛を要とした作戦は的を射ているのかもしれないね。
凶魔側が六花に勝利する場合もあるのかも。
.
テグネウが一輪の聖者から紋章と運命の力を奪ったのもテグネウの人間の愛を制御する力を使っての事でした。
テグネウは一輪の聖者に自分を愛させる事に成功したようです。
最もな疑問として一輪の聖者がなぜ自分で自分を拘束していたのかが分かりません。
まだまだ謎が多いですね。
一輪の聖者と魔神は何か関係があるのかも知れませんね。
.
ハンスとチャモを失ったアドレットたちはテグネウを倒してフレミーの黒の仇花の能力を解除するつもりのようですね。
強力な二人を失って勝てるのか不安ですね。
離脱したハンスとチャモがどのように挑んでくるかも楽しみですね。
ハンスとチャモはフレミーだけを狙ってくるかも知れないね。
.
フレミーとアドレットには絶望しか待っていない感じですね、テグネウに勝てる要素がなさそうですよね。
遂にフレミーがデレてくれたのに真実があれではアドレットが可哀想ですね。
テグネウを倒せれば状況は一変して勇者が七人になるのかな?
テグネウを早急に倒す必要が出てきましたね、戦力が下がっているので心配ですね。
仮にテグネウを倒した場合アドレットのフレミーに対する思いが、どう変化するのかに注目ですね。
テグネウは最後まで粘りそうですけどね。
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AmazonLink: 六花の勇者 5 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)
発行日:2014/11/21
著者:山形石雄
イラスト:宮城
ISBN:978-4-08-631008-6
運命の神殿で黒の仇花の情報を探りました。
神殿で一輪の聖者のミイラを発見しました。
その場に書かれていた神言から大体の性能が分かりました。
その場で神言の解析を手伝ったフレミーが自分が黒の仇花であると発言して事態が急展開しました。
アドレットが恐れていたフレミーを殺しちゃおうとの意見が出始めました。
さらにアドレットを困らせたのがフレミーが自殺しようとした事でした。
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死のうとしているフレミーを助ける為にアドレットは策を弄する事になりました。
アドレットは六花に光る文字を見たと嘘をついて黒の仇花が死ぬと六花が全滅する危機がおとずれると主張しました。
アドレットの主張は稚拙な嘘を主軸にしたものかと思ったら結構抜け目ない計画でしたよ。
かつて魔哭領でフレミーを育てた凶魔が神殿に潜伏していました。
彼がフレミーを助ける為の行動を起こしました。
彼はフレミーが哀れに思えてきてアドレットを七人目の六花だと断定して接触してきました。
アドレットはばれないかドキドキしながら凶具の三十番に指示を出しました。
あたかもテグネウが送り込んだ七番目の振りをしながら冷酷な指示を出していましたね。
三十番に仲間の十四番と配下の凶魔を使って全力でフレミーを殺せと指示しました。
フレミーに偽装がばれるのを恐れて自分も攻撃するように言明しました。
それと自分の吐いた嘘を本当にする為に神言が刻まれた光る宝石を探して持っていろ、そして六花かドズー一味に見つかるように宝石を持った状態で殺されろと指示しました。
なかなか冷酷な命令ですね、三十番はアドレットを七人目と信じたようです。
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十四番の攻撃は派手さは無いですが強力でした。
人間の意思を自由に動かせる能力でしたが弱点もあり、強力な催眠を行えるのは数人が限度な事でした。
十四番はロロニアとアドレットを操りフレミーを殺すように命じました。
ロロニアは完全に支配されてフレミーを殺そうとしていましたがアドレットには催眠効果が薄かったです。
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アドレットはフレミーの自殺を防ぐためにモーラを人質に取り麻痺と睡眠針を使い眠らせました。
モーラの千里眼を封じる為でした。
モーラが眠っている間に三十番と接触できました。
色々と幸運が重なりアドレットの作戦は動き出しました。
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アドレットの作戦を疑ったのはハンスでした。
アドレットのこれまでのフレミーを守ろうとする行動は不可解過ぎると主張してアドレットの作戦を妨害してきました。
アドレットが光る文字を見たと突いた嘘を簡単に見破りました。
なぜかなと思ったらハンスはアドレットを尾行していたのね。
最初からアドレットの動きを怪しんでいたんだね。
途中まではハンスがテグネウの送り込んだ七人目なのかなと思っていましたが彼は本物でしたね。
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フレミーの自殺を思い留まらせたのはアドレットの不意な行動でした。
モーラを人質に取りフレミーの自殺を思い留まらせようと立てこもるアドレットはフレミーの爆弾攻撃を受けました。
アドレットはフレミーが飼い犬を呼ぶために持っていた犬笛の破片を持っていました。
爆破を受けたときに咄嗟にそれを拾ったんだよね。
犬笛はフレミーが大事に持っていたお守りなのですが自殺を決意した時に踏みつけて壊しました。
それをアドレットが拾って持っていました。
アドレットのその行動でフレミーはアドレットが嘘では無く本気で自分を愛してくれていると思い知ったようです。
フレミーは自殺を思い留まり事態は収束しました。
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アドレットとフレミー、ハンスが対峙している間にナッシェタニアが動き回り三十番を殺しました。
ナッシェタニアにはドズーを一輪の聖者に接触させる必要があったようですね。
三十番に協力を持ち掛けて一輪の聖者が居る部屋でゴルドフに監視されているドズーが一輪の聖者に近づけるチャンスを作りました。
三十番に配下の凶魔を呼び寄せさせ部屋を襲わせました。
目論み通りにドズーは一輪の聖者に近づく事ができましたが、それで何が出来たかは分かりません。
不穏な動きですね。
ナッシェタニアの残酷さは相変わらずで、目的を達成したので三十番を殺しました。
核だけは残してあげたので数十年で三十番は復活できるようです。
ナッシェタニアは三十番を倒せたと思ったようですが、これはアドレットの授けた戦略でしたね。
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ナッシェタニアは三十番の腹から光る宝石を発見しました。
それを持ってフレミーをどうするか検討している六花とドズーの元にやって来ました。
この宝石の存在でアドレットとハンスの言い争いはアドレットが優位に立ちました。
旗色が悪くなったハンスはゴルドフとチャモを連れて六花を離脱しようとしましたが、ゴルドフはアドレットを支持すると表明したナッシェタニアを守る為にアドレット側に残る事にしたようです。
戦力的に六花は不味い事になりました、ハンスと最大戦力のチャモが離脱してしまいました。
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本来ならばアドレットはもう少し狼狽えなければいけないんだけどフレミーを守れた事で納得しています。
アドレットの中ではフレミーさえ無事ならば世界なんてどうでもイイよとの考えに至っていますね。
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これはおかしいと思ったら、テグネウが配下の凶魔と話している内容で事態が分かりましたね。
七人目はアドレットでしたね。
アドレットはテグネウの人間の愛を操る能力でフレミーを愛していると思わされています。
更にフレミーに対して行った仕打ちはフレミーに魔神を憎悪させる目的がありました。
黒の仇花であるフレミーが能力を発揮させるには本物の六花になる必要があったんだね。
六花に選ばれる条件は本気で魔神を倒そうと考えている者である必要がありました。
凶魔と人間のハーフで凶魔であるテグネウの為に行動していたフレミーでは、そのままでは六花に選ばれる可能性はゼロだったんだね。
だからフレミーに本気で凶魔を憎悪させる必要があったのね。
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テグネウが最低野郎なのはフレミーに「フレミーが死んだ時に死んだ理由をテグネウに送信する機能」を追加した事だね。
六花が一輪の聖者の居た部屋で解読できなかったフレミーが死んだ場合に発動する機能がそれなのね。
テグネウはフレミーが絶望した時の顔が見たいようだね、本当に最低野郎だな。
更にアドレットは自分がテグネウに操られているとは知りません。
アドレットが自分を本気で愛していると思っているフレミーが真実を知ったときの絶望と、愛する者が死んだと思わされる事になるアドレットの絶望が見られるという二段階の策謀が動いているんだよね。
本当に悪趣味な奴だよ。
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ハンスが本物の六花って事になりますが、付いてきたのはチャモだけで今の所、劣勢ですね。
しかしハンスにはテグネウの策略が理解できたようだね、彼の優秀さは群を抜いているね。
ハンスの辿り着いた解答が正解だったとして、彼がそれをいつ頃アドレットとフレミーに告げるのかも注目ですね。
テグネウを倒すまで言わないのかも知れませんけどね、そこは戦況次第なのかな?
チャモがハンスを信じている理由とアドレットを怪しんでいる理由が分からないけどね。
散々、モーラやロロニアをアホ呼ばわりしていましたが、真実を知ると確かに二人はアホですね。
フレミーは途中までアドレットを疑っていましたが、犬笛の破片をアドレットが爆発から庇った事でコロッと騙されてしまいましたね。
テグネウは作戦の要を愛を信じる心にしていました。
フレミーも愛を信じたからアドレットに騙されたようなのでテグネウの作戦は上手くいっているようだね。
ひょっとするとハンスを信じたチャモの判断基準も愛かも知れないね。
且つての六花との戦いで凶魔は愛の力で負けたと言われているのでテグネウの愛を要とした作戦は的を射ているのかもしれないね。
凶魔側が六花に勝利する場合もあるのかも。
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テグネウが一輪の聖者から紋章と運命の力を奪ったのもテグネウの人間の愛を制御する力を使っての事でした。
テグネウは一輪の聖者に自分を愛させる事に成功したようです。
最もな疑問として一輪の聖者がなぜ自分で自分を拘束していたのかが分かりません。
まだまだ謎が多いですね。
一輪の聖者と魔神は何か関係があるのかも知れませんね。
.
ハンスとチャモを失ったアドレットたちはテグネウを倒してフレミーの黒の仇花の能力を解除するつもりのようですね。
強力な二人を失って勝てるのか不安ですね。
離脱したハンスとチャモがどのように挑んでくるかも楽しみですね。
ハンスとチャモはフレミーだけを狙ってくるかも知れないね。
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フレミーとアドレットには絶望しか待っていない感じですね、テグネウに勝てる要素がなさそうですよね。
遂にフレミーがデレてくれたのに真実があれではアドレットが可哀想ですね。
テグネウを倒せれば状況は一変して勇者が七人になるのかな?
テグネウを早急に倒す必要が出てきましたね、戦力が下がっているので心配ですね。
仮にテグネウを倒した場合アドレットのフレミーに対する思いが、どう変化するのかに注目ですね。
テグネウは最後まで粘りそうですけどね。
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