ラノベの感想) 世界の終わりの世界録<アンコール> 第5巻 降魔の大皇 (MF文庫J)

冥界へ通じる審門は秘境とされる恐ろしい場所「バネッサ湿原」の中に在りました。
エリーゼが言っていたように冥界への審門は隠されていないので、魔族も人間も発見さえできれば通れるようなんだよね。
審門から出てきた悪魔や魔獣の影響でバネッサ湿原は秘境化しているようなんだよね。
底なし沼とか毒ガスが噴出する場所がありますね。
審門を目指す前に遭難した旅団員の捜索を依頼されていましたね。
間違いない、審門を通って冥界に飛ばされたんだ、早急に見つけないと命が危うい、冥界へ急ぐ事になりました。
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冥界への審門は見つかりましたが、破壊された後でした。
半壊している状態だったのですが、他の場所に在る審門まで移動する時間がありませんね。
しかも他の場所の審門を使うと冥界での出現位置もズレてしまうので、遭難した旅団員を探すのは難しくなります。
冥界は広大だそうです。
キリシェが半壊した審門を殴りつけて、意地を見せろと迫りますね!!
何してんだと思いましたが、彼女の力技も今回は上手くいったね、半壊した審門が意地を見せて一行を冥界に転送しました。
.

がここで不味いことが起こってしまったね。
互いの領土に不可侵のはずのキリシェ(竜)とフィア(天使)が冥界に入ってしまいました。
これは不味いかなと思ったらエリーゼの「なりゆき」という適当過ぎる説明で悪魔たちは納得しちゃった!!
しかも、キリシェとフィアは大変に恐れられているね。
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冥界について直ぐにエリーゼのペットであるケルベロスがやって来ましたね。
キリシェとフィアの匂いを嗅ぎつけたようですね。
遭難した旅団員のダンとミスティは直ぐに発見する事ができましたが、審門が壊れたので地上に転送できません。
ほっとくわけにもいかないので魔王城に同行する事になりました。
ダンとミスティは「黄金の夜明け(ヴィーナス・ライト)」なる旅団を組んでいますね。
エリーゼは冥界をレンに見せたい為に徒歩で移動、被害を被ると思われる二人をケルベロスに魔王城に運ばせる事にしました。
ケルベロスは素直にエリーゼの命令を聞きませんね、彼女と交渉する事になり、好物の骨三本で取引に応じました。
犬だ!!
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魔王城で迎えてくれたのは「ルル」と名乗るメイドでしたね。
彼女は家政婦長(ハウスキーパー)を自称していましたが、五大災の一人でした。
ルルはエリーゼと仲良しのようですね、エリーゼが再会が嬉しくて抱き着いていますね。
ルルもエリーゼの頭をなでなでしていますね。
ルルの案内で魔王と謁見する為に謁見の間に移動することになりました。
魔王城は想像を絶する広大さでしたね、中は迷路になってますね。
ルルの証言では魔王時代にエリーゼは魔王城の中で迷子になったそうですよ。
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途中でレンと面識のある五大災に再会しました。
「波の将魔・魅亜(ミア)」と最初に遭遇しましたね。
廊下を歩いていてぶつかったのですが、魅亜は腰が低いですね、「いやいやこちらこそ」なんて謝ってくるぞ!!
魅亜は魔王城の中ではボッチ状態のようですね。
悪魔と竜のハーフなので他の悪魔に受け入れて貰えない様子ですね。
配下の者にも懐かれない様子ですね。
魅亜は寂しかった様子で、知り合いのレンに出会えて嬉しくなってしまったようですね。
話し相手が欲しかったみたいですね。
ルルにこれから魔王に謁見するので時間が無いと言われて気落ちした様子でトボトボと歩き去りました。
それを見ていたキリシェが魅亜を励ますと言い出し後を追いかけて行きました。
次に出会ったのが「炎の将魔・アシェンディア」でした。
彼女はレンに対して親愛の情を見せましたね、これからお花見するので一緒にどうかと誘ってきました。
旨い酒もあるぞと誘いますが、ルルはダメと断りますね。
旨い酒に反応したフィアがアシェンディアに付いて行きますね。
残っていたエリーゼもキリシェとフィアだけが面白そうな事をしてズルいと言い出しどこかへ駆け出しました。
残されたのは、レン、ダン、エリーゼ、ルルですね。
人間だけになってしまい不安にもなりましたが、ルルが三大姫の真意を説明してくれたね。
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キリシェ、フィア、エリーゼはレンの安全を確保する為にそれぞれ行動を起こしたと言ってますね。
人間が冥界にやってくる事は珍しいので、レンに勝手に攻撃してこないでねと言い含めに行ったと予想してますね。
フィア先輩だけは酒が目当てのような感じもするけどね。
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魔王ヴェルサレムと対面すると法印を渡す代わりに取引に応じろと言ってきました。
無理難題を押し付けられてレンとしても取引に応じる事ができませんでした。
時間が掛かっていると三大姫が謁見の間に現れました。
ヴェルサレムがビビってますね。
エリーゼとキリシェなんかは脅しているね、さっさと法印渡せボケって感じの事を言ってますね。
こえーな。
ヴェルサレムはそれまでは威厳のある魔王の風格があったんだけどエリーゼが現れると一変したね。
「ね、ねねね姉ちゃん!?」ビビりまくりですね。
どんだけ怖いんだよ。
見かねたルルが本当の事を教えてくれました。
失くしたんだそうだ、法印を!!
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魔王城の捜索が開始されました。
レンたちはお客人なので晩餐となりました。
レンはアシェンディアと最後の五大災「バオ」と同席する事になりました。
バオとは意思疎通が難しそうですね、喋っているようなんですが、呼吸音のようにしか聞こえませんね。
アシェンディアからは冥界の食事マナーは出された物は全て食す事だと教えられたのでレンはビビってましたね。
以前エリーゼが作った魔界カレーが脳裏をよぎりましたね。
人間にも食べられる料理なのかと。
しかし、心配は無用でしたね、美味しかったとレンは言ってました。
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法印を失くしたと言っていたのはヴェルサレムの嘘でした。
彼の真意はレンと二人で対峙したかったのね。
レンは法印を貰う為にヴェルサレムと戦う事になりました。
ヴェルサレムは悪魔は欲深で目的を果たす為には手段を選ばないという事をレンに教えたかったみたいですね。
ヴェルサレムは使い魔の「死戦の鴉(モリガン)」を使ってきました。
モリガンは分裂しますね、千を超える分身と戦う事になりました。
モリガンに法印を封印したと思われる宝石を飲み込ませて本物を見つけろとの趣向のようでした。
しかし、レンはヴェルサレムの意図を読み切りましたね。
モリガンに飲み込ませた宝石は偽物だと気がつきましたね。
なるほど、悪魔のやり口を分からせたかったのね。
やるなヴェルサレム、魔王に相応しい威厳がありましたね。
法印を渡そうとしたときに、襲撃者が現れましたね。
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光り輝く者、イシスと名乗っているね。
しかしレンにしか聞こえないんだよね。
イシスは法印を奪い霊獣ディスカントを呼びましたね。
イシスは魔王城の広場にある審門を破壊しに向かい、レンとヴェルサレムの相手をディスカントに命じました。
残り二つの法印を手に入れろと命じていますね。
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ディスカントは自分は無敵との暗示を自分に掛けて最強を自称する霊獣でした。
ヴェルサレムとレンの攻撃は通過してしまい全く効いていませんね。
ヴェルサレムなんて、魔王城に蓄積されていた代々の魔王の魔力を砲撃として撃ちだしましたが効果ありませんでした。
絶望感が漂ってきましたね、こいつに勝てる奴は冥界には居ないぞとまで言ってますね。
鉄壁の防御力を誇るディスカントに対して有効だったのはレンの不屈の闘志でしたね。
三百年前にディスカントはエルラインに負けたのね、それで、雪辱を果たす事で自分の強さが完璧になると考えていたみたいです。
過去にとらわれている獣風情に負けられないとレンが頑張る事になりました。
何度、殴りつけても立ち上がるレンを見てしまい、ディスカントは自分の力に疑いを持ってしまいました。
最強と暗示を掛けても負けないだけで脆弱な人間一人に勝てないじゃないかと思ってしまったようです。
最後にエリーゼが大人バージョーンの姿に変身して現れて法術で作った鎗をレンに与えてくれます。
「冥鎗マリアブレイズ」というらしいですね。
悪魔の与えた武器で人間がディスカントを倒しました。
過去にとらわれているので、悪魔が人間に武器を与えるとは思わなかったようですね。
未来を見ているレンの勝ちでした。
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驚いたのは人間だと思われていたミスティが実は「光り輝く者」だった事ですね。
彼女は夜中にこっそりと広場の審門を破壊しようとしましたが、ルルに見つかりました。
そこでルルの推察を聞かされますね。
元々、バネッサ湿原にあった審門を破壊したのはミスティで、人間の振りをして旅団員になっているのは、秘境を旅するのに丁度良い偽装だからだろと看破されたね。
確かに上手い手ですね、冒険者として秘境を旅して審門の近くまで行くのは珍しく無いからね。
企みが露見したミスティは撤退しました。
ここで彼女の行動が奇妙でしたね。
ミスティはダンを一緒に連れて行きますね。
ダンが自分たちだけで逃げるのは心苦しい、魔王城の奴らは良い奴らだったので助けたいと言うと悲しそうな顔をするんだよね。
ダンを眠らせて逃げ出しました、大柄なダンを軽々抱えていましたね。
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ミスティやイシスの発言から「光り輝く者」の目的は世界から竜、天使、悪魔を追い出す事のようですね。
「よそ者」と呼んでいるんだよね。
竜、天使、悪魔は元々この世界には居なかったって事なのかな?
レンが抵抗を開始する前は悪魔であるヴェルサレムだけを攻撃してきたね。
人間には危害を加えない積りのようですね。
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剣聖シオンが光り輝く者の正体を思いつきましたね。
エリエスと相談していましね。
彼が不思議におもったのが聖地にある古い銅像だったね、「精霊の姫」と呼ばれている像のモデルになった人物が気になったようだ。
エリエスと話すうちに確信を得たようだね、光り輝く者が精霊に近い何かだと。
確かにシオンの推察は当たっているようですね。
光り輝く者の声はレンにしか聞こえなかったからね。
しかし、不思議なのは人間に偽装しているミスティとは普通に会話できるとこなんだよね。
光り輝く者はその気があれば人間と会話可能なのかもね。
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エルメキア・ダスクも動き出すね。
法印は一つも持っていない彼らですが、彼れには碑文の三賢者が居るからね。
三賢者は封印の島の所在地も知っているようなので、無理やり封印を解くつもりのようですね。
序列が上がった、一位の王蛾(オウガ)が動き出すようですね。
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レンたちのこれからの行動指針が困った事になりましたね。
法印を一つ奪われたので、封印を解く方法を考える事になりました。
しかし正攻法は奪われた法印を取り返す事なのですが、光り輝く者がどこからやって来るかわからない現状です。
こちらの場所は把握されているようなので一方的な襲撃を警戒する必要まで出てきました。
やれやれな現状ですが、どうするのかな?
レンはキリシェに世界録を誰よりも先に見つけようと言ってますがね。
どうするのか注目ですね。
レンの魅力にキリシェがデレデレになりつつあるね。

成分美少女訓練戦闘冒険ハーレムラッキースケベ
評価AAACAAACCC

協力順精霊名読み
1火の始原精霊サラマンダー
2土の始原精霊ノーム
3水の始原精霊ウンディーネ
4風の始原精霊シルフ

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