ラノベの感想) やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第11巻 (ガガガ文庫)
レーベル:ガガガ文庫
発行日:2015/6/23
著者:渡航
イラスト:ぽんかん⑧
ISBN:978-4-09-451558-9
葉山にバレンタインのチョコを渡したい一色いろはが奉仕部に相談に来ました。
雪ノ下から葉山はチョコを受け取らないと聞いてどうしようかと考えていました。
一色は八幡にチョコの味見をして欲しいと言ってきましたね。
八幡に甘い物好きかと聞いてきましたが、結衣と雪乃が好きだよと答えると不満そうでしたね。
あれー、八幡を巡り三者の間で争いが始まってないですかね?
いろはが先輩、年下好きですか?と聞いてきましたね。
八幡の答えが良い感じですね、いろはがあざとく誕生日をアピールした時の事を覚えているね。
誕生月が近いから年下って感じがしないぞ!と言ってますね。
いろはが驚いていましたね、自分の誕生日を覚えていた事を喜んでいる感じでしたが、彼女のアピールはその場のノリだったようだね。
それを知った結衣の動揺ぶりが凄かったですね、マジキモイと言ってますね。
これは、いろはに対して優位性が失われるピンチと受け取ったのか?
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その後、三浦が海老名さんに連れられて相談にやって来ました。
三浦の相談内容は手作りチョコの作り方を教えて欲しいでしたね。
現在二年生なので最後のバレンタインイベントと危機感を募らせている感じですね。
葉山がチョコを受け取らないと知っているので、どうやって渡す理由を作るかも悩みのようですね。
同じ悩みを持つ一色、頷き合ってましたが、ライバルなので直ぐに険悪になりますね。
一色、スゲーな、三浦相手でも引かないぞ!!
流石、腹黒、見かけだけ悪で、性格の良い三浦が若干不利か?
海老名さんはマイペースですね、サークル仲間への差し入れに使えそうなので手作りチョコの作り方を教えて欲しいと言ってますね。
八幡に対して、葉山と友チョコを贈り合ってはどうかと促して来ましたね。
男同士なので葉山も受け取るでしょと言ってますね。
八幡は男同士って時点でダメでしょと反論していましたが、そこは同意ですね。
海老名さんの暴走は続いていましたね、葉山が受け取らない?ってことは攻めなのね、八幡の受けですね、と妄想が膨らみ鼻血を出していました。
彼女は揺るがないですね。
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その後、川崎沙希も相談にやって来ました。
先に相談していた三浦と沙希は言い合いになりますね。
睨み合ってますね、たった一人の男子生徒、八幡は居づらそうですね、女子怖い!!
彼女は幼稚園児の妹がバレンタインの話を聞いてきてチョコを作りたいと言い出したと言ってますね。
小さい子でも作れるチョコを教えて欲しいと依頼してきました。
沙希は結衣と仲良くなったようですね。
呼び方が川崎さんから沙希に変化していましたね。
海老名さんは相変らずサキサキと呼んでいますがね、彼女と海老名さんの関係もどうなったのかな?
腐女子の道に引っ張り込もうとしているんだろうか?
沙希は家事は得意なようで、海老名さんにはチョコの作り方を聞いてくるのが不思議だったようですね。
彼女の得意料理を聞いていましたね、沙希の告白によると地味らしいんだよね。
「里芋の煮っ転がし」と言っていました。
うん、料理得意、間違いない!
この情報は小町に教えたいところですね、八幡の嫁候補として先頭に躍り出た可能性大ですね。
恥ずかしそうにしている沙希を結衣と雪乃が慰めているのかな?
しかし雪乃の「にっころがし」と「ねっころがし」が似ていて何となく可愛らしいって台詞はないな!!
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奉仕部にやって来ていた一色は生徒会は現在、暇ですと言っていたのですが、平塚先生が怖い顔して一色を探しに来ましたね。
彼女には卒業式で読む送辞を考える仕事がありました!!吃驚ですが、そうだよね彼女、生徒会長なんだよね。
本人はまだ一ヶ月も先ですから余裕ですよと駄目な人発言をしていましたが、流石、平塚先生ですね。
その考えが死を招くのだよと一色を連行しようとしましたが、一色が抵抗してますね。
平塚先生の事は怖いようで、去年の様子を奉仕部に聞きに来たんですよと言い訳してましたね。
これは本当の目的だったのかな?
しかし平塚先生はそれでは困ると言っていますね、うーん確かにいつまでも奉仕部に頼るのも問題だからね。
平塚先生は一色に独り立ちして欲しいようですね。
雪乃、八幡、結衣はそれが分かったいたので一色の相談を断りました。
一色は諦め悪く、八幡に甘えた態度で縋ってきましたが雪乃がピシャリと断りますね。
甘やかしてはダメよと言っていましたが、雪乃は一色に甘えられると弱いんだよね。
結局、送辞は一色が一人で考える事になりました。
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三浦、海老名、川崎、一色の依頼を叶える方法として雪乃を先生に据えたお料理教室を開催する事になりました。
葉山にチョコを受け取らせるには、何らかの理由づけが必要だとの八幡の意見から一色が思いついたようですね。
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開催日はバレンタインの数日前でしたね。
当日までの奉仕部は、一色を心配していましたね。
一色はお料理教室を開くと決めて生徒会副会長に連絡してからは、生徒会で準備を行っていました。
奉仕部には相談に来なかったので雪乃と八幡が物足りなさを感じていたみたいですね。
当日は驚いた事に、クリスマスイベントを合同で開催した海浜総合高校の面々もやって来ていました。
合同イベントにする事で向こうの生徒会からも予算を引っ張ろうという一色の策略でした。
彼女は義理チョコの代金が浮くので丁度いいと言っていましたがね。
生徒会長の玉縄と、まさかの折本さんに再会しました。
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イベントの準備段階で運び込まれた材料を調理室に運び込むんですが、この時に「一色いろは被害者の会」が発足しましたね。
メンバーは、八幡、戸部、副会長です。
うーん、そうだね、この三人はよく一色に顎で使われているね。
おかしいね、こいつら別に一色狙いでは無いよね?
うーん、ってことはこいつらは年下に弱いタイプなのかな?
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お料理教室には雪ノ下春乃と城廻めぐりが呼ばれていましたね。
めぐり先輩は一色が誘ってくれたのが大変嬉しかった様子ですね、感動していますね。
一色の方には特に思うところは無いようですね、たまたま見かけたから誘っただけのようですが、意外と春乃を呼び出す為に誘ったのかも知れないね。
春乃さんの登場に雪乃が不機嫌でしたね。
沙希が妹の京華を連れてやって来ました。
沙希が準備する間に京華を八幡が見ていたのですが、八幡は子供の扱いが旨いですね。
京華と仲良くじゃれていますね、京華の柔らかそうなほっぺを突いていますね。
準備の終わった沙希が後ろからやって来て怖い顔ですね、見ていてくれたのはありがたいけど、そういうのはちょっと、と言っていました。
ヤバっと思ったら京華が助けてくれるぞ、「はーちゃんと遊んであげてた」と言ってくれるね。
良くできた良い子ですね京華。
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チョコレート作りは順調だったようですね。
試食係として呼ばれている八幡は暇そうでしたね。
仕事したくないと言っている割に、暇なのは嫌な感じですね。
そんな時に、折本さんが爆弾を投下しましたね。
「あたし比企谷にあげたことあったっけ?」と言い出しました。
これに反応したのが、雪乃、結衣、沙希、いろは、玉縄でしたね。
おっと、これは八幡に興味を示している女の子が四人居ますね、これって葉山よりモテてないか?
玉縄は折本ねらいなんだね。
八幡は折本さんから、手作りチョコを貰うことが出来ましたね。
玉縄が現れて八幡に宣戦布告して来るね、今度はフェアに行こうじゃないかと言ってますね。
勘違いしてるぞ、いや、結構、折本さんも八幡に興味出てきたのかも知れないね。
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他にも一色からも素っ気ない感じでチョコを食べさせられたぞ。
沙希からも不器用な感じでチョコを貰いますね。
帰り際に八幡から離れない京華を怖い顔で睨んだぞ!これって素直な行動をとれる京華が羨ましかったのか?嫉妬してる?
結衣と雪乃からも試食を頼まれていましたね。
モテてるぞ。
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戸部は念願の海老名さんの手作りクッキーを試食していましたね。
葉山は三浦と一色の二人から試食を頼まれて断り切れない様子ですね、戸部が助けるぞと言うと、海老名さんのクッキー食ってろと援護射撃に余念が無いですね。
そんな二人を眺めていた海老名さんの台詞が酷すぎる、「はやとべかー。いまいちコないな!」何考えてるんだ、本当に揺るがないな。
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八幡、結衣、雪乃でまったりとしている所に春乃さんがやって来て爆弾を投下しましたね。
今の関係が君が欲した本物と言ってきましたね。
八幡も違和感があったから、激しく動揺していましたね。
前の雪乃が好きだと言い捨てて去っていくね。
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春乃の発言から別れづらい雰囲気になってしまった三人はだらだらと時間を掛けつつ雪乃を送っていきました。
そこで雪乃の母親が待っていましたね。
春乃さんから雪乃の現状を聞いて心配になったようですね。
雪乃は今後の進路について母親に自分で決めると言っていましたね。
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バレンタインの前日に雪乃は八幡にチョコを渡したかったようですが、どうしたらいいか分からない様子ですね。
可愛すぎますね、小学生のようだね。
帰ろうとする八幡を呼び止めたは良いが困ってますね。
それを察して先に帰るよと気を遣う結衣を引き留めるね。
うーん困った。
そこへ春乃さんが登場しました。
母親の言いつけで暫く雪乃と一緒に暮らすと宣言しました。
不味い雰囲気を察して八幡と結衣が助けますが、不味いですね。
一旦、結衣の家に行く事になりました。
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結衣の部屋に入り、八幡がクンカクンカしていましたね、良い匂いがするようですね。
結衣の母親がお茶を出してくれるのですが、ヒッキーくんと呼ばれていますね。
雪乃のことはゆきのんちゃんと呼んでいますね。
結衣に似て気さくな感じですね、仲の良さそうな親子関係を雪乃が羨んでいるね。
雪乃が春乃さんに結衣の家に泊まると断りの電話を入れるのですが、ここで雪乃の問題が形になりましたね。
八幡が雪乃に言った言い訳をそのまま春乃に伝えていましたね。
これには結衣も驚いているね。
春乃さんの言っていた自分が無いとは、こういう事だったのね。
知識として持ちえない事に関しては行動不能に陥るようだね。
雪乃は結衣の家に泊まりました。
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翌日のバレンタインに結衣、雪乃、八幡でデートする事になりました。
結衣の発案だったのですけど、八幡が良く応じたよね。
その日は小町の入試だったのだけど、少し前の彼なら断っていたよね。
水族館にいって三人で遊ぶことになりました。
結衣の誘い方は作為的でしたね、雪乃と八幡は結衣と二人で出かけると思っていたようですね。
珍しく雪乃が気を遣うぞ、八幡の存在を認めると、邪魔そうだから帰ると言いますね。
結衣の思惑は三人で遊びたかったようで、三人で水族館を廻ったあと、観覧車に乗りました。
観覧車、高い、結衣ははしゃいでいましたが、八幡と雪乃は怖がっていましたね。
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結衣が勝負に出ましたね「あたしたちの最後の依頼はあたしたちのことだよ」と。
彼女は奉仕部での勝負「勝った人の言う事を何でも聞く」を持ち出し、三人の今後について話し始めました。
雪乃の問題の答えを知っていると言い、結果だけを知っているから、それで良いかと雪乃に迫りました。
雪乃は自分で考えられないので、結衣の回答を受け入れようとしましたが、八幡が反対しましたね。
結衣の答えを受け入れれば、三人の関係は継続できていただろうにね。
八幡はその嘘が許せないのね、潔癖な奴だね、見上げたもんだよ。
偽ハーレムをフイにしやがった、潔いのね。
結衣も八幡の反対がある事は予期していたんだよね、この辺が彼女の凄さですね、彼女はバカではないね、知識が無いだけで。
二人のやり取りを聞いて、雪乃も覚悟が出来たようですね。
「私の気持ちを勝手に決めないで」と言ってますね。
雪乃は八幡の依頼が残っていると言ってますね、本物が欲しいってやつだよね。
雪乃が八幡の真意を分かっているとは思えないけどね、また間違えるんだろうけど、それこそが本物ってことだよね。
雪乃も依頼を出すようですね、その内容が気になりますね。
意外と八幡に対して「私を彼女にして」と言ってきたりして?
そうなったら面白いけどね、まあ、無いよね、雪乃だし。
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