ラノベの感想) ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈4〉総撃編

ゾルザルはゲリラ戦を始めましたね。
狡猾な手法を取ってきましたね、商人に偽装して各地の村を襲撃して焦土作戦を始めていました。
自衛隊はゲリラを掃討する為に部隊を派遣して各個に対処していました。
最初は商人に騙されたみたいですが、対応が速かったようですね。
ゲリラ達は初期の作戦で成功していたので油断してたようですね、次第にゲリラ作戦は上手くいかなくなりました。
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伊丹たちはハーディの神殿を訪れていました。
神様であるハーディに直々に招待されたので神殿に行ってみる事にしたようです。
ハーディは実体がない精神生命体のような存在なので人種と意思疎通を行うのに誰かに憑依する必要がありました。
ハーディはまわりにハーディを崇拝する神官の女の子が居たにも関わらずレレイに憑依しました。
ハーディの言い分では霊格が低すぎて憑依する気になれなかったそうです。
うーん、誠心誠意ハーディに仕えているのですがちょっと可哀想ですね。
それだけレレイの霊格が高いと言う事なのかな?
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久々に肉体を得たハーディは高揚していましたね。
嬉しそうですね。
まずは食事だと言って近くの食堂に突撃して、信じられない位の量を食べてしまいました。
お腹が膨れて満足したハーディから世界の危機に付いて説明がなされました。
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これが、まあとんでもない内容だったね。
元々、異世界に繋がる門を開いたのはハーディでしたね。
しかも、その理由が身勝手だったね。
特地は帝国が支配していて、その支配体制は盤石そのものであり、変化に乏しかったんだよ。
帝国の支配体制は強固で社会制度も変化の余地が無かったので、何か変化が起きればなと思って門を開いたようだね。
ハーディの開いた門は一定期間で自然に閉じるはずだったのに、門を発見した帝国が門が閉じないように魔術的な装置を併設したみたいだね。
それで門が開き続ける事になりました。
元々世界は沢山あるようで、それぞれの世界を行き来する事は可能なようなんだよね。
大きな川の支流のようなものみたいです。
それが近づいたり離れたりを繰り返しているようなんだよね。
それを門を開きっぱなしにした事で不具合が起こっているみたいだ。
次元が歪み始めているようだね。
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伊丹たちはハーディに教えられた次元の歪みが酷い場所に行ってみる事になりました。
ニホンから大学教授を呼んで調査を行いました。
そこで世界が歪み始めている事が実証されてしまいました。
困りましたが意外と簡単な解決方法は見つかりました。
ハーディに体を貸したご褒美としてレレイがハーディから門を開閉する能力を与えられました。
これで門を閉じる事は可能になるのですが、再び門を開けるか確認する為にレレイが二ホンにやって来て実験をする事になりました。
レレイには他にも追加のご褒美があり、ハーディがカロリーを摂取し過ぎたのでレレイは体重が増えたのですが、主におっぱいに脂肪が付いたみたいですね。
義姉のアルフェのような巨乳ちゃんになれるか楽しみですね!!
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二ホンで行われた門を開く実験は成功したと言えるでしょうね。
正し問題になったのは、指定した世界への門を意図的に開くことができない点でした。
これは重大な欠点なのですが、特地でアポクリフの調査に同行した養鳴教授が何かを作るようですね、期待しましょう!!
この実験現場で伊丹がバカをやってしまいました。
レレイの開いた門は人が一人通れる位小さいものだったのですが、他の人は棒を突っ込んだり、棒の先端にカメラを搭載して内部を撮影しようとしたんだよね。
慎重だけど適切な手段だったと思うんだよ。
伊丹は毒性が無い事が確認されると中に入っていってしまいました。
しかも中で危険なものを見たようで慌てて戻ってきましたね。
「この世界は無茶苦茶ヤバイッ!」と叫んで戻ってきましたよ。
戻ってきたのは良いけど、伊丹には厳重な検査が待っていました。
連れて行かれるときに「俺はっ、無実だああっ!」と叫んでいましたね、あの場面でお約束をしてしまう伊丹は救いようの無いオタク!!
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しかも検査が長期に渡ったようで、またしてもバカをやってしまいました。
退屈を紛らす為に、腹を抱えてのたうち回ったようです、バカですね、これのせいで入院生活が長くなりました。
レレイは二ホンでの実験を続けていました。
門を開閉できる唯一の人物なので、各方面から狙われる事を危惧してロウリィが護衛に付いていました。
ロウリィも退屈していたんでしょう、伊丹のお見舞いにやって来て、おふざけを始めました。
伊丹は厳重な監視下にあったのですが、見張りが見ている目の前で、伊丹とエロイ事を始めました。
見張りの彼は災難でしたね、ロウリィの見た目は12~13歳なので伊丹に淫行疑惑が掛けられました。
国会審問でロウリィは900歳オーバーだと自己申告しているんだけど、伊丹を審問しようとした人は中継を見てなかったようですね。
伊丹は絞られていたようです。
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ロウリィとはおふざけもありましたが、彼女が伊丹に惚れてるのは本当のようですね。
彼女は伊丹の魂が気に入ったよですね、世界の何処を探しても無かったと、凄く待ったと言っているね。
千年に近い年月を生きてきたロウリィにそのように評価して貰えるとはね、伊丹、幸せなやつ!!
彼女の実年齢を考えるとですね、刑法上の問題は無いと思うんだよね。
伊丹は世間体を気にしているようですが、それは気にしないくても問題は無いんじゃないかな。
見た目は年下でも実際は遥かに年上ですからね、自分を納得させるのは大変そうですが、ここは納得するように努めるべきだよね。
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政治に嫌気がさしたピニャは一緒に二ホンに来ていました。
そして梨沙の所で同人誌の制作を手伝っていましたね。
幸せそうでしたが、ピニャの元にハミルトンさんがやって来て正統政府に戻ってきてほしいと懇願してきました。
ハミルトンだけのお願いでは効果が無かったのですが、一緒にピニャを迎えに来たシェリーに言いくるめられてしまいました。
正統政府と二ホンとの間に締結した講和条約に効力を持たせる為の拍付けにピニャが必要だったようです。
シェリーはそれを指摘してしまいましたね、お飾りをしてねと言っています。
シェリーの恐ろしさにピニャがビビってますね、これまでピニャに、はっきりと意見する人は皆無だったからね。
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シェリーが段々と恐ろしい存在になっていきますね。
彼女は療養中の皇帝の元を訪れては、皇帝から今後の方針を聞いていました。
あるときシェリーは聞いてはいけない話を聞いてしまうのですが、逃げ出そうとした所を皇帝に呼び止められてしまいました。
モルト皇帝はシェリーの現状の理解度を問いました。
彼女の現状の帝国の立場に付いての理解が正しい事を確認すると、シェリーを講和条約締結の責任者にしてしまいました。
モルト皇帝は結構やり手ですね。
彼は二ホンが子供相手に厳しい条件を突きつける事は困難だろうと予想していました。
この思惑は当たり、二ホンの要求は当初よりも緩いものになりました。
二ホン側の官僚の言い分では、講和条約締結の代表団が、戦闘で簡単に勝てる相手なので、帝国を舐めていた節があったので丁度よかったと言ってましたね。
二ホン側は帝国に詫びて欲しい、資源の採掘権頂戴などの当初の目論見は叶ったので満足のようです。
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交渉で上手くやったのは、正統政府の側だよね。
彼らはゾルザル一派を掃討したいけど、戦力が無いので、空手形を与えて二ホンにゾルザル倒してね、とお願いしてきました。
二ホンとしても、特地を支配下に置く気は無いので正統政府が統治してくれないと困るので協力する事になりました。
共同作戦を取ることになりました。
正統政府は周辺諸国や異種族にも参加を促しました。
これでエルベ藩王国の国王デュランも参戦する事になりました。
彼らは自衛隊のヘリに乗り空挺部隊の様に空中降下をして敵の城砦を攻めるようですね。
ヘリに乗って上空からの眺めに感動していました。
しかし、予定ポイントに到達する前に竜騎兵隊に見つかってしまい攻撃を受ける事になりました。
ヘリのローターに網を掛けられてしまい墜落しそうですが、どうなるんだろうね。
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ゾルザルは味方の部隊に帝都までの間の山岳地帯を絶対防衛ラインとして待ち伏せをさせました。
自衛隊は戦車を使っていたので、丘陵地に塹壕を掘って接近するまで隠れているつもりでした。
しかし不運にも戦車は塹壕に落ちてしまいました。
想定外の事ですから乱戦が始まりました。
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自衛隊の主力部隊はゾルザルの本体を潰す考えで進軍していましたが、ゾルザルは裏をかいてきました。
正統政府の本拠地となっているイタリカに大軍で攻めてきました。
イタリカ側では自衛隊は出払っているようですね。
ゾルザルは攻城戦を覚悟していましたが、正統政府側は砦を出て野戦を挑みました。
正統政府側は野戦の兵士にゴブリンを使ってきました。
最初こそ優勢に進みましたが、ゾルザル側が引くと追いかけてしまいました。
ゴブリンは足が遅いようで、逃げたゾルザル兵に追いつけないばかりか、隊列が乱れた所を横から騎兵に攻撃されて蹴散らされてしまったぞ。
正統政府側は不味くないか?
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ゾルザルの側で彼が破滅する瞬間を待っていたテューレは裏切りがバレテしまいました。
手下として使っていたと思っていたボウロがゾルザルに付いたようですね。
ゾルザルは彼からテューレが裏切っていると知らされたみたいです。
ボウロは元々、ゾルザルに復讐を果したらイイ事させてあげるとの約束に従いテューレに協力していました。
しかしテューレと古田の仲が進展しそうなのでテューレを見限ったようですね。
彼としてはゾルザルに取り入ってテューレとヤロウと考えたんだよね。
テューレは数人の男に強姦されそうになっていましたが、ゾルザル並みのお粗末な逸物ではとても満足できないので、もっと人数を連れてこいとか凄んで抵抗していました。
ゾルザルがちょっと可哀想な感じがするけどね、テューレさん口汚い!彼女も必死なのはわかるけどさ。
まあ、そんなピンチもイタリカ攻めの好機を失うという理由で後回しになりました。
古田とテューレは本当にフラグが立っている感じがするけどね、彼女のピンチに古田が救援に来るのかな?
古田は自分の店を始めるにあたり、テューレを攫ってでも連れて行くとか言ってましたよね。
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他にも健軍さんとヴィフィータさんがお近づきになってますね。
ヴィフィータさんは言葉も通じないのに、最後まで自分が戻るまで敵陣で待っていてくれた健軍に惚れたようですよ。
彼女の思いはどうやら本気みたいだね、健軍の方も悪い気はしてない様子だよ。
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門を閉じるか閉じないかで、二ホン、他国、色々な思惑が渦巻いていますが、どうするのかな。
一つの案として、自衛隊の中から移住を希望す者を募るとか言っていましたが、現場ではカップルが誕生しはじめているので意外と応募する人が多いのかもね。
どうするかに注目ですね。

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