ラノベの感想) 世界の終わりの世界録<アンコール> 第2巻 極光の竜帝 (MF文庫J)

キリシェの封印された力を少しでも取り戻す為に彼女の故郷である竜の秘境を訪れる事になりました。
キリシェは近道がある事を忘れていましたね。
最初、途中にある山脈を迂回して行こうと言っていましたが、エリーゼが近道の事を覚えていましたね。
偉いぞ!!
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近道は地下神殿を抜けるルートでした。
そこは昔の人が精霊を信仰していた神殿でした。
途中の通路には罠が仕掛けられていましたが、エリーゼの活躍により突破できてしまいました。
彼女、意外な事に一級探索士(シーフ)の資格を持っていましたね。
転生してから、元の力を取り戻す為に秘儀を求めて各地の神殿や遺跡を巡っていたそうです。
踏破が難しい遺跡などでは、入場するのにシーフの資格を持つメンバーが居ないと入れない場所もあるそうです。
エリーゼは基本的に単独行動をしていたようなので、必要性に迫られて取得したようですね。
流石に元魔王さまですね、人間が苦労して取る資格も楽勝だったみたいですね。
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エリーゼのシーフスキルによって罠の見分けや解除は問題ないんだけど、彼女の趣向が問題となりました。
エリーザは罠があると分かっていてわざわざ罠に掛かっていましたね。
古代の人が、どんな思惑で罠を仕掛けたのか興味があると言っていました。
レンが必死になって押すなよ!とお願いしていましたが、聞いてくれませんでした。
まんまと罠に掛かってしまい床が抜けて毒沼に落ちそうになりましたが、フィア先輩が助けてくれました。
彼女は大天使なので翼があるんだよね、綺麗な翼を広げて、落下から逃れましたね。
人間だけの旅団だったら、いちころだったね。
本当に規格外の旅団だよね。
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神殿の中で、精霊を探していた「カナン巡礼聖教船」のメンバーに遭遇しました。
武闘家のタイラスと法術士のプルミエールです。
タイラスがプルミエールを指導しているようですね。
神殿で新たな精霊と遭遇しました。
二人が探していたのは「土の始原精霊(ノーム)」のようですね。
予定では精霊が居るはずの場所にゴーレムが居ました。
このゴーレムはノームが遊んで欲しくて作り出したものでした。
エリーゼの助力もありゴーレムを粉砕しましたが、精霊が居ません。
精霊の居そうな場所をレンが探し始めると精霊の気配が漂ってくる場所を見つけ手で触れてみました。
そうすると、精霊の作り出した異空間、精霊の住処に転移しました。
精霊の住処には人間しか入れないようで、キリシェ、フィア、エリーゼは外で待つ事になりました。
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精霊の住処に入り込んだ、レン、タイラス、プルミエールは精霊を探し始めましたが、レンが早々に見つけましたね。
ノームはレンの足元に寄って来て話しかけてきましたね。
遊んでと、レンにおねだりしてきましたね。
可愛いんですが、ノームの言う遊びとはゴーレムでの戦闘の事のようで、危険度高めでした。
タイラス、プルミエールと連携してレンがサラマンダーの力を使いゴーレムを破壊しました。
ゴーレムを倒したのでノームの言っていた遊びは終わりました。
遊んでもらって満足したようですね、ノームに気に入られたみたいだ!!
「マタ遊ボ・・・イツデモ、召還(ヨン)デ」と言ってノームは消えましたね。
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精霊を使役しているように見えるレンにタイラスとプルミエールは驚愕していましたね。
それは、そうか、精霊の声が聞こえて、使役できる人間は、聖女エリエスだけと言われているからね。
しかし目撃してしまった事実を認める他ないようですね。
タイラスはレンに聖女エリエスの元を訪れる事を勧めてきましたね。
レンの能力に興味深々のようですね。
この勧誘はいずれ聖地を訪れる事にするって話になりました。
フィア先輩が乗り気では無いようなんだよね。
レンを取られるとでも思ったのかな?
精霊が存在した事実とレンがノームを従えた事を知りえたタイラスたちはそれを成果として聖地カナンに戻りました。
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タイラスたちと別れてからレンたちは当初の目的地、竜の聖域、秘境リ・インファリエルを目指す事になりました。
竜の聖域には天使と魔族は入れない盟約を三百年前に結んだとかで、フィア先輩とエリーゼは途中の山道で待つ事になりました。
エルラインが調停した盟約が未だに守られているようですね。
まあ、そうか、大天使と元魔王が自分たちの領土に入ってきたら抗争の再来と思うか?
三勢力の均衡を崩さない為に二人は自重したのかな。
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聖域にはキリシェとレンの二人で向かいました。
キリシェが儀式を行う為に立ち去ると、レンは一人で待つ事になりました。
キリシェは二、三時間で戻ると言って聖域に入っていったのですが、六時間が経過しても戻ってこないのでレンが聖域の中に入っていきました。
竜は人間に関心が無いようで見張りも居ませんでした。
レンは聖域の奥で綺麗な竜に出会いました。
これはキリシェが竜の姿に戻っていたのだけど、鈍感なレンは気がつきませんね。
竜は自分の姿を見られるのを恥ずかしがっていましたね。
まあ、人間だと裸を見られている感覚なのかな?
キリシェは恥ずかしがっていましたが、レンに綺麗なので、どこも恥ずかしがる必要はないでしょと言われて喜んでいましたね。
レンが竜に向かったキリシェって娘を知らないかと聞いている姿が面白かったですね。
あれは、本当に気付いてないよね。
探していた事を伝えるので元居た場所で待っていろと言われてレンは戻る事にしました。
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戻った先でキリシェの妹が待っていました。
希少種でめちゃ強い、霊王竜のカルラちゃん。
カルラはキリシェに竜の秘境に留まって欲しいようですね。
キリシェを外の世界に連れ出すレンを排除しようとしますね。
レンはキリシェが外の世界を旅する事を望んでいると説得を試みましたが聞いてはくれません。
カルラとレンは戦う事になりました。
カルラに一太刀浴びせる事が出来ればキリシェを快く送り出す事になりました。
カルラの攻撃は壮絶なものでしたが、レンは精霊の力と召還魔法を駆使して対抗しました。
カルラに勝つには竜の逆鱗を壊すしかなかったのですが、逆鱗の位置が分かっていませんでした。
それを探る為にレンは冷静にカルラを観察していましたね。
剣士としての剣技には劣っていますが観察眼は大したものですね。
カルラの逆鱗の位置を特定しましたが、位置が攻撃するには難しい場所でしたね。
カルラの首から背中にかけてのレンから見て高い場所に逆鱗はありました。
どうするのかと思っていたら、カルラの攻撃を利用したね。
カルラの攻撃で舞い散った土や砂を集めてカルラの頭上に隕石を作り出しました。
ノームが助力してくれていますね。
隕石の落下する力を召喚術で呼び寄せたエルラインの剣で打ち込みました。
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カルラは負けを認めて、キリシェをまかせると言って送り出したくれました。
カルラは戦闘前にキリシェに自身の力を与えていたのね、人間で言えば輸血のような事をしていたようです。
戦闘力の落ちた状態で戦っていたんだね。
意外と最初からカルラはキリシェを止めるつもりは無かったのかもね。
しかし、竜をまとめている立場上、レンと戦い負ける必要があったのかもね。
キリシェとカルラは仲が良い感じですね、キリシェが愚昧とカルラを紹介しているからね。
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キリシェは終焉戦争の事を知っている様子ですね。
キリシェの言い分では「世界録」は終焉戦争が行われた場所にあるようですね。
レンに自分の足でたどりつき、自分の目で確かめろと言っていますね。
何か言い難い事がありそうだよね。
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聖エリエスが考えているね。
五体災の一人が天界に通じるゲートの近くで空間から出現した「神々しき発光体」と戦い始めたね。
世界では異変が起こりつつあるようだね。
剣聖シオンも動き出しているね、エルメキア・ダスクの騎士王ゼルブライトも上位幹部を調査に派遣しているようだね。
精霊が怯えているようだね。
エリエスも動くと言っていたので、どう動くのか楽しみですね。
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レンとキリシェの仲は順調に発展していっているね。
またしてもレンはキリシェのお尻を触ってしまいましたが、キリシェの意味深な発言がありましたね。
そういう事はまだ早い、と言ってますね。
竜の姿を恐れられるのではなく、綺麗と言ったレンにくらくら来ているのかもね。

成分美少女訓練戦闘冒険ハーレムラッキースケベ
評価BAACAAA

協力順精霊名読み
1火の始原精霊サラマンダー
2土の始原精霊ノーム

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