ラノベの感想) 冴えない彼女の育てかた 第3巻 (富士見ファンタジア文庫)


レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2013/3/25
著者:丸戸史明
イラスト:深崎暮人
ISBN:978-4-8291-3875-5

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プロローグ
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加藤がいきなり髪型を変えてきました。
ショートボブでキャラデザインを進めていた英梨々が切れてしまい、悪乗りした詩羽と倫也の三人で加藤を被告人とした裁判ゴッコを始めます。
楽しそうですが、加藤の思わぬ反撃にあってしまいます。
英梨々と詩羽は倫也と同格のオタクだよねと反撃を始めます。
事実だけに詩羽が反撃をしましたが、ビッチに育った原因を暴露する結果になります。
さらに加藤の反撃は続き結局、ショートポニーが似合っているか裁判長の倫也が判決を下すべきだと言って来ました。
女の子に髪型が似合っていると言うハードルの高い行為に倫也は判決を放棄しました、ヘタレめ。
加藤の攻撃は本当に有効打が多いね、女子力はメンバーの中で一番高いよね。
ルックスも普通に美少女なんだよね、女子力では英梨々と詩羽は完全に負けてるね。
ピンチですね、負けそうだよ。
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第一章 春、それは出逢いの季節(注:今は夏です)
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一学期の最終日に校門で後輩の女の子が待っていました。
それまでに倫也が加藤にギャルゲー的後輩論を熱烈に語っていました。
加藤の反応が面白いですね、萌えるを一般動詞として認識する会話に慣れていないと言っています。
まあ、一般人にとってはそうだよね、加藤は何時までも一般人でいてね、サークルの唯一の良識派として。
再開したのは三年前に引っ越していった女の子でした、現在中学生の出海ちゃん。
三年前は男の子みたいでしたから最初は倫也も誰だか分からなかった。
おっぱいが巨大に成長していて詩羽に迫ると言っているね。
倫也が語っていた子犬系後輩ヒロインのような存在でした。
倫也に教育されたオタク女子でした。
その熱い語り口は倫也そっくりです、加藤が引いていました。
オタクにしてくれた倫也に感謝している出海をまったく後悔していないのが受け入れられないのでしょう。
いつも加藤と寄り道している喫茶店に出海を連れ込み、好きなギャルゲーの話題で盛り上がっていました。
詩羽と英梨々は偶然を装いつつ近くの席に居ましたね。
普通に混ざればいいと思いますがオタクなので出来ないのか。
詩羽は妹系サブヒロインに出来ると喜んでいますが、英梨々の表情が冴えませんね、過去に何かがあったのか?
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第二章 嵐を呼ぶ再開(注:今は快晴です)
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倫也は、詩羽、加藤と別れて近所の上り坂を英梨々の自転車を転がしながら英梨々とイチャコラしていました。
そこへ出海ちゃんの兄の伊織くんが帰還の報告に来ていました。
伊織と倫也は最初はオタク同士で親友だったようですが、伊織の同人活動のやり方に嫌気が差し決別していました。
倫也は相手にしたくないようですが、伊織は倫也を高く評価していてライバル宣言していました。
英梨々に伊織のサークルに参加しないかと誘いのメールを既に出していました。
何処でつかんだのか倫也のサークルに霞詩子と柏木えりが参加していると知っていました。
倫也も伊織の情報収集能力を恐れていました。
第三者から見れば倫也のサークルはめちゃくちゃ注目されますよね。
人気のラノベ作家とエロ絵師ですからね。
倫也の目指している冬コミに同人ゲームを出す、勝負だねと伊織に宣言されていました。
伊織は見た目リア充の倫也以上のオタらしい、そんな奴いるんか?
弱点は妹の出海ちゃんに同人ゴロをやっていることは秘密なことだね。
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第三章 展開に困ったら主人公をヘタレさせるべし
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夏休みに入り学校の視聴覚室が使えない倫也たちは倫也の部屋でサークル活動をしていました。
夏コミに向けて英梨々の同人誌を作っていました。
暇になってしまった加藤が出海ちゃんが大好きな乙女ゲーをやっていました。
過去に何かトラウマがあるのか倫也と英梨々もゲームの進行が気にしながら同人誌を製作しています。
途中で加藤に入れるアドバイス的な発言が面白いです。
ゲームクリア時に感動して泣いてしまいそうな英梨々がそれを誤魔化すために加藤を自宅のパーティーに誘っています。
加藤も行く気になっていましたが倫也から参加者が外交官とかの有名人だけと内情を教えられ丁寧に断っています。
ゲームクリア後に加藤が入浴に行きますよ、とても慣れてきていますね。
倫也の家に来るのにお泊りセットを持参していますよ。
今回もアリバイ作りに英梨々を利用します、結構仲が良いのか?
加藤の入浴中に倫也が英梨々に伊織のサークルに参加するのか聞こうとして聞けない状態で悶々としていました。
結構なヘタレっぷりですが英梨々にその気は無く、冬コミまでの全てのイベントに出ないで倫也のサークルに全力を注ぐと言ってくれます。
良かったね倫也。
風呂上りの加藤をスケッチしていたんですが、英梨々は加藤を剥こうとしていますよ。
加藤の一般ゲーだよねと焦った感じが良いですね。
倫也が止めたようなので加藤のヌードは描けてないんだよな、大丈夫だよね。
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第四章 同人作家なら一度はこういう夢見るよね?
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加藤と一緒に夏コミに行きました。
初めての加藤はその人の数に驚いています。
出海にもらったサークルチケットで並ばずに入場できました。
加藤のフリーパス発言が笑えないですね。
出海の本を読んでいた倫也が突然、奇怪な行動に出ますね。
加藤を置き去りにして出海の本を持って、どこかに行ってしまいます。
一日、倫也と一緒にサークル席で売り子しようと思っていたんだろう出海が落ち込んでいますね。
残った加藤との会話が面白いですね。
出海は最初、加藤のことを倫也の彼女だと思っていました。
加藤のことを覚えていたのは珍しいのですが名前を間違っていた加茂さん?
加藤が気を利かせ恵と呼んでねと言っています。
出海が倫也の思惑を加藤に尋ねていますが加藤は分からないと返しています。
加藤の素っ気無い態度に彼女なんですか?と問いかけていますね。
残念ながらメインヒロインなんですよね、なんですかそれと返されますが、なんだろうねと返答するしかないよね。
出海の感想では加藤は少し怒っているようでした。
もどった倫也が出海の本の宣伝を始めます。
出海の本は物凄い熱量を秘めた名作でした、後半のページまで読まないと良さがわからないので後半部分のダイジェストポスターを貼った看板をつくりました。
効果は絶大で出海は始めての完売を経験しました。
完売後、倫也が休憩していると伊織がやって来て、何てことしてくれたと怒っています。
伊織も出海の天才ぶりには気づいていて大切に育てようとしていて、有名になるのはまだ早いと考えていました。
いずれ自分のサークールで鮮烈にデビューさせようとしていました。
このへんは良い兄貴ですね。
その間の繋ぎに英梨々を使おうとしていたのは許せんがな。
最後に英梨々が完全偽装のオタクファッションで通りかかりましたね。
英梨々も交えて完売した功績は倫也にあると熱く語っていました。
ここでも手伝った加藤はスルーされています。
私も手伝ったと申告してる加藤がかわいいね、出海とは仲良くなったのかな。
出海が最後の本を英梨々にプレゼントしますが、英梨々はそれを返してしまいます。
英梨々は同人作家としての出海に恐怖を抱いたようです、いずれ抜かれると言っています。
自身喪失していますね、倫也今こそプロデューサーとしての手腕を発揮する時だ。
加藤が倫也に出海ちゃんの倫也に対する態度がおかしいと言っていますね。
自分を彼女認定しているのに、あの態度は変じゃないか?と言いたいらしい。
出海が加藤を彼女扱いしたときの加藤の反応も面白いね。
一部で問題になるから、その発言はやめて、一部、詩羽と英梨々か。
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第五章 別にまだ脱落したわけじゃないから<霞ヶ丘>
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夏コミ会場で喧嘩になり呆然自失な倫也を加藤が家まで連れ帰ります。
本当に天使、加藤マジ良い娘。
その後、詩羽を召喚しました。
詩羽は文句を言い始めますが今日の加藤は一味違いました。
事情を知らないのに電話一本でやって来たんだと言い返しているよ。
加藤の入浴中に倫也が詩羽に事情説明して弱音を吐いて甘えています、羨ましいな、糞が!!
弱みを見せられ詩羽も良い気分なようだね、もう少しでチュー出来そうだったが、加藤が絶妙なタイミングで戻ってきました。
加藤やるな。
加藤、詩羽、倫也の順で入浴したようだが、倫也が残り湯が気になりシャワーだけで済ませた発言をしいるね。
気持ちは分かるが、嘘だろ倫也、お前なら飲んだよな、飲んだはずだよな。
その後は加藤の発案で倫也をメインヒロインにした英梨々ルートのシナリオを作りました。
完成したシナリオを手に倫也が英梨々と仲直りに行きます。
倫也を送り出す加藤が奥さんのようだね、頑張って!
そのころ詩羽は倫也のタオルケットをスーハー嗅いでいて幸せそうです、変態め。
幸せそうに寝ていましたが、本当は寝た振りしていて、倫也と加藤のやり取りを聞いていたのかな?
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第六章 リトルラブ・ラプソディ ~セルビス・スペシャルイベント~
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乙女ゲーのシナリオに合わせて英梨々の豪邸のバルコニーに迎えに行きました。
そばにある木に登り英梨々をバルコニーからジャンプさせてキャッチしていました。
倫也、徹底しているな。
喧嘩の原因を追究すると小学校時代に遡りました。
当時から英梨々はかわいかったので倫也と仲良くしていることを嫉妬されイジメの対象になった。
そこで、倫也はオタクとして周囲に認知させようと現在と同じような布教活動をしました。
英梨々はオタクをやめたと偽装して周囲に溶け込みました。
そこで行き違いが起こっていました。
自分達の居場所を作ったのに英梨々が王国に帰還しなかったと倫也は怒っていました。
英梨々も上辺だけオタクやめたことにして二人だけでオタク交流を続けたかったと怒っていました。
話は英梨々の作る本に移り、詩羽や出海の本に対するドキドキする感情を自分の本に持つかと問いかけます。
そんなのねーよ、ドキドキしねーと倫也が返しています。
悔しさで怒った英梨々が復活を遂げました。
この二人は遠慮がないね、本音を言い合っている感じがしますね。
英梨々は倫也が好きなんだろうが、倫也は英梨々を恋人にしたいとは考えて無さそうなんだよね。
それとも既に恋人路線は諦めているのか?最初に出来た…と言葉を濁しているからね。
英梨々かわいそうに、負けフラグがちらほらと見えているね。
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エピローグその一
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英梨々が出海に謝りに行きました。
出海の本に恐怖して返してしまったと本心を吐露しています。
しかしですね、かなり大人気ないですよ。
会話中に倫也の家に行かなきゃとか、今日は帰れるかしらとか、出海の心情を分かっていてやってますよ。
威嚇していますね。
出海ちゃんがかわいそうですね、彼女はきっと倫也が好きだよね。
英梨々に対してライバル心が芽生えたみたいですね。
そこへ、抜け目のナイお兄さんの伊織が現れて出海に選択肢を与えていますね。
出海はきっと伊織の話に乗るね、ライバル登場だね、英梨々の。
出海は倫也獲得レースには参加しないだろうな。
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エピローグその二
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詩羽vs英梨々の舌戦が凄い。
英梨々を嫉妬に狂った被害妄想サイコ幼なじみと言っています。
サークルカットが完成しましたが、加藤のセミヌードだった。
加藤が文句言っていますが英梨々としてはおとなしいポーズが不満なようですね。
詩羽の突っ込みが凄いよ、脱げと言われれば脱ぎ、喘げと言われれば喘げと言っています。
加藤も大変だな。
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成分美少女幼馴染(貧)先輩(巨)同級生(並)後輩(巨)恋愛オタクエロ
評価AAAAAAAAAAAAAB
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