ラノベの感想) 棺姫のチャイカ 第6巻 (富士見ファンタジア文庫)

レーベル：富士見ファンタジア文庫
発行日：2013/1/25
著者：榊一郎
イラスト：なまにくＡＴＫ（ニトロプラス）
ISBN：978-4-8291-3848-9

トールの要塞からの落下を救ったのはズィータとヴィヴィでした。
脱出手段の無い彼女たちはトールにフレドリカへの同乗を求めます。
フレドリカとは離れていたので捜索することで即席パーティーになりました。
謎の美少女レイラは蒼いチャイカでした。
そして、実験大好き魔法師のグラートと、陽気な殺人鬼リカルドとパーティ組んで戦国時代の再来を目論んだ。
王国軍側のストラトスとグラート側のソアラの航天要塞同士の激突は墜落に終わりました。
当初の計画ではストラトスを弾丸としてソアラで打ち出し王都を消滅させるつもりでした。
要塞同士の対決はダイナミックでした。
ソアラが特攻をかけストラトスに追突させました。
それから魔法で操った騎士団をストラトス内に進軍させ内部から魔法を感染させて相手側の自戒を目指しました。
この作戦はほぼ成功し敵側の総司令の闘いたがりクソ将軍だけが生き残っていました。
しぶといですね、最後の力を振り絞りストラトスを操り自戒に持っていきました。
トールはリカルドと主に闘ったんですが、こいつ素人のくせにものすごく強かったです。
生まれ付いての殺人鬼でトールたちサバターのように訓練によって殺人技を磨いたわけではなく生まれ付いての技能だったので動きが読めず苦戦しました。
最後はピンチになったリカルドがレイラに貰った薬に頼ったために元々完全だったバランスが崩れ素人ゆえに傷への感覚の鈍さから敗北しました。
どうしょもないクソ野郎でしたが死んでいく様が満足げでした。
リカルドはソアラの魔力源確保にも多大な貢献をしていました。
領内で召抱えた女たちを切り刻んで魔法の念料にしていました。
ソアラの魔法機関の中にバラバラ死体が詰め込まれていました、ひえー。
レイラは主にチャイカとフレドリカを相手にしていました。
チャイカに対して自分は元は蒼いチャイカであったこと、チャイカの存在理由などを語って聞かせました。
チャイカという存在はガズ皇帝の遺骸を収集するための存在であり、それ以外の意味は無い。
何人もチャイカはいてそれぞれ得意な技能をもっている。
共通するのは男の庇護欲に働きかけ自然に協力者を得るってことでした。
確かに白にも紅にも蒼にも仲間は居るね。
それを聞いたチャイカは一旦自信を失うんだよね。
レイラとの闘いは一旦ピンチに陥るんだけどギイが出てきてレイラの意識を一瞬そらしてくれたので、その隙にチャイカの魔法で勝てました。
ギイは予定を外れた蒼チャイカを処分したかったようですね。
要塞が墜落したときに湖に落ちました。
リカルドとの戦闘で疲弊していたトールが溺れかけていたところにチャイカが飛び込み魔法で救出しました。
溺れかけてたトールにチューして人工呼吸をしました。
この事実がアカリにバレルといろいろ不味そうだ！！
グラートとはアカリ、ヴィヴィ、ズィータが対決しました。
アカリは怒っていました、トールを殺すように操られたことを。
かなり残酷な鉄槌をグラートに落しました。
瀕死状態のグラートを放置して苦しませました、彼女は怒らせない方が良いね。
操られていたアカリを正気に戻したのはズィータでした、魔法で洗脳魔法を中和したようです。
彼女、腕は良いね。
討伐隊を静止しようと頑張っていたジレットは死んでしまいました。
同行していたレオナルドが腕だけを持って帰ってきていたので多分助からなかったんだと思います。
接近していた航天要塞の余波をうけて大岩が降って来て潰されました。
ヴィヴィが絶叫していました、可哀想に、彼女まだジレットに告白して無いのに。
彼女の金髪は色を失った。
ヴィヴィ今回頑張ってたんだけどな。
ズィータに言われて、ジレットに嫌われないように意識を失っているアカリに止め指さなかったんだよな。
頑張ったんだけどね、自分達を救うために動いたと知れば更に傷つきそうだ。
チャイカとトールは色々秘密をしりましたが新たな気分で遺骸集めを続けそうです。
フレドリカが素晴らしい提案をしました、トールに自分と契約して竜騎士になれと提案しました。
トールが不死身になることを不安に思い提案は保留中になっています。
サバター止めて竜騎士になったほうが生き甲斐探しをしてるトールには良いのではないかと思います。
正義の味方になれる、多分。
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成分	義妹	ツンデレ	ハーレム	恋愛	エロ	美少女	戦闘
評価	A	C	B	B	C	AAA	AAA

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