漫画の感想) ちはやふる 第37巻 (BE LOVE KC)


概略:
千早は理音との運命戦を制して決勝に進みます。決勝の相手は田丸でした。太一は須藤さんを破り原田先生と決勝で戦う事になります。原田先生は太一が目指しているモノを知り嬉しくなっています。千早と太一が勝ちあがり東日本代表となりました。千早は猪熊さんを相手に練習して詩暢ちゃんに勝つ事を目指しています。西日本代表は新と桃ちゃんに決まりました。桃ちゃんは詩暢ちゃんと同会で仲良くなっています。

レーベル:講談社コミックビーラブ
発行日:2018/2/13
著者:末次由紀
ISBN:978-4-06-511004-1
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絶体絶命のピンチに千早は手中力を高めます。
6連取して運命戦にもつれ込む事になりました。
凄まじい集中力で落ちた理音の前髪をキャッチしています。
あれは理音を驚かせたと思いますね。
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太一は視線で須藤さんを誘導しているようですね。
須藤さんがお手つきをして差が無くなります。
美馬君は会場の外で見ていて窓に張り付き泣いています。
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美馬君は自分が原田先生に勝たなきゃならなかった。
原田先生よりも強いと示せれば、須藤君に交際を申し込めたかもしれない、と泣いています。
横で聞いている原田先生は美馬君の趣味を知り震えています。
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須藤君は周防さんとの練習を思い出しています。
須藤君は周防さんも周防さんのかるたも嫌いじゃないそうです。
太一と周防さんは似すぎている。
周防さんはかるたが大事な人間が倒さないと、かるたを続けてくれない、と考えています。
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原田先生は美馬君にかるたを続けてもっと強くなれとアドバイスします。
須藤君がそれを望んでいる。
北央が継ぐべき財産はあのリーダーシップだとアドバイスしました。
美馬君は心を入れ替えたようです。
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太一は札を移動して須藤さんの意識を誘導したようです。
太一は周防さんから聞いた札の変な見え方を教えます。
周防さんは読まれる札が消えて見える、と言っていたと語ります。
須藤君は余計な事を考えてしまったようです、お手つきをしてしまい、逆転されました。
最後は「ちは」が出て太一が勝ちました。
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田丸兄は太一に一回戦で負けたので帰宅して家でゴロゴロしていました。
ネットで翠が準決勝に進出していると知り、家族で観戦に向かいます。
翠の家はかるた一家です。
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会場で自分の良い取りに対してガッツポーズしている翠を見て、彼女の変化に驚いています。
翠は自分の事を見ている人間は誰もいないよな、と思いながら取っていました。
自分の取り方が上手くいったと思いガッツポーズしています。
かなちゃんは翠の事を千早ちゃんみたいと思っています。
翠は誰も見ていないと思っていましたが、桜沢先生は理音と千早の試合を見ずに翠の事を見ていました。
真琴が、全然理音の試合をみていない、と怖がっています。
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翠は、自分は誰にも注目されない事をさびしく感じていたんだと気が付きます。
それが今は寂しく感じなくなったそうです、寂しくなくなって相手と戦えるようになったそうです。
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翠の対戦も運命戦に突入しました。
二つの運命戦は千早と翠が勝利しました。
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勝った翠は、誰も見て無かったよなー、決勝戦って凄いことなんだけど、別にいいけどさ、と思っています。
桜沢先生に見てたわよ、と声を掛けられ驚いています。
桜沢先生は田丸の取りを誉めてくれました。
あなたが次の瑞沢のエースね?今度、富士崎の合宿に来ないかしら?と誘ってきました。
理音が負けたのに田丸を誘う非情さに真琴が戦慄しています。
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桜沢先生に声を掛けられて舞い上がりそうな田丸の元に瑞沢の一年生がやって来ました。
彼らは田丸の健闘を称えています。
千早との対戦でも田丸を応援すると言っています。
自分が応援されていると知った田丸は生まれなおしたみたい、と感じます。
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千早が田丸の事を睨んでいます。
千早は田丸に勝つと闘志を燃やしていました。
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須藤さんに勝った太一は決勝では原田先生に勝ちを譲ろうと考えていました。
原田先生は太一から漂う良い匂いに気が付いていました。
太一は周防さんから違和感で少しでも相手を緊張させるようにアドバイスされた事を教えます。
原田先生は太一の目的を指摘します。
かるたに復讐しようとしていると思ったが、復讐したいとすれば、私にだよな、と言ってきます。
原田先生は、青春全部懸けても強くなれない、と言った太一に、懸けてから言いなさい、と諭したよね。
太一は違う、と否定して、試合を棄権しようとしますが、原田先生に止められます。
太一は新と千早が居る所に行きたい、と本心を告げました。
二人の名前を出す時に新の名前が先に来るんだよね、太一は新の方を重要視しているんだね。
原田先生は驚いたようですが、大満足なようですね。
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菫と別れた太一ママは利恵子さんの所に来ています。
利恵子さんは太一ママの旦那さんの事を聞いています。
旦那さんは入り婿だそうですよ。
学生時代からの知り合いでオリゴ糖と呼ばれていたそうです。
太一ママは風紀委員だったようです、意外ですね。
一番を目指させるのは太一ママの方針だそうです。
旦那さんは太一ママの方針を全面的に認めているようです。
太一ママの名前が麗子さんだと判明します。
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太一と原田先生の決勝戦は原田先生が攻めて太一が守る展開となりました。
太一には守りかるたが合っていたようです。
原田先生相手に差を付けられないで付いて行っています。
太一は千早と田丸の試合経過も確認しています。
枚数を合わせようとしているのかな?
原田先生は太一のかるたが客観的になっている事に気が付きます。
周防さんの影響だと理解したようです。
原田先生は、ハッタリを仕掛けて攻め込んできました。
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原田先生は太一との試合を誇らしく感じているようです。
これまでで一番、誇らしかった場面を思い出しています。
原田先生の読みは冴えていましたが体が動かなかったようです。
太一が僅差で勝利する事になりました。
原田先生は、絶体絶命を愛せよ、まつげくん、これから先ずっとだ、との言葉を贈りました。
太一の後ろに千早が倒れてきて白目を剥いています。
直ぐに気が付いた千早は太一がパーカーの下に瑞沢かるた部のTシャツを着ているのを目にします。
田丸が悔しさを噛みしめています。
千早が田丸に勝ちました。
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太一から東日本の代表になったと知らされた麗子さんは利恵子さんに袴を注文しています。
利恵子さんは太一が勝ったり理解したようですね、涙を浮かべていました。
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表彰式で千早は太一から良い匂いがするのを確認しました。
千早はバレないか心配していますね、私、お姉ちゃんにぶっとばされたことあるよ。
太一は同じ匂いだし、多分バレないと言っています。
俺に袴作ってくれると言われたと教えてくれます。
太一は自分でも母親の反応が意外なようです。
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須藤君は太一との賭けに負けたので、競技かるたを辞めなければいけません。
後輩たちは、辞めたりしませんよね、と心配しています。
須藤君は、辞めるつもりは毛頭ないようです。
お前ら、どこかの大会で、真島に勝って、「おれが勝ったら須藤様が辞めるって賭けは反故だ!」「もう一個のほうは生きてるぞ」って言うよな、と言っています。
須藤さんに勝ったので太一は一生かるたを続ける事になりました。
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帰りの電車の中で村尾さんにメールが届きます。
そこには太一と千早が東日本の代表になった事が書かれていました。
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麗子さんが太一の事を学校まで迎えに来ましたよ。
これから、利恵子さんの所に行って袴を作ってもらうそうです。
麗子さんに電話が掛かってきて太一の妹の梨華が捻挫したとの連絡が入ります。
麗子さんは梨華の元に向かう事にします。
利恵子さんに大体お願いしてあるから、と言って帰ってしまいます。
太一は一人で利恵子さんの所に行くのが心細いようです。
机君と肉まん君を捕まえて一緒に来て欲しいと言ってきました。
かなちゃんは太一が人を頼る極めて稀なケースと考え千早も誘います。
しかし千早は予定があると言って断ってきました。
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机君が千早に渡したいモノがあるので後でメールすると声を掛けてきました。
その時の千早はとても残念そうな顔をしていますね。
机君は真島の事は任せておけ、綾瀬も頑張れよ、と言ってくれます。
机君には千早がかるたの練習に行くと分かっているようです。
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利恵子さんは顧客となった太一の事を眩しそうに見ています。
精一杯務めさせていただきます、と気合が入っていました。
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利恵子さんはこれまで大会に行った時に色々と取材していたようです。
競技かるたに必要な着物についての知識を深めていました。
利恵子さんは、勝つためのユニフォームとして太一の為に仕立てる、と言っています。
机君と肉まん君は利恵子さまかっこいい、と称賛しています。
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かなちゃんは千早ちゃんの着物はどうしたら?と質問しています。
利恵子さんは千早の着物はかなちゃんに任せる事にしました。
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千早は猪熊さんの家に来ていました。
千早は桜沢先生経由で猪熊さんにコーチを依頼したようです。
どうしたいんだっけ?と聞かれて千早は、気合の入った変顔で、詩暢ちゃんに勝つくらいに強くなりたい、と答えます。
猪熊さんは、それなら、私くらいには勝てないと、と言っています。
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千早の携帯に机君からのメールが届きました。
机君のメールには専任読手7名の音声データが添付されていました。
音声データは試合中の音声を上の句だけ抽出したモノでした。
千早は机君とかなちゃんが作ったものだと気が付きます。
受験性で2人とも大変なのに、と涙しています。
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太一は机君と肉まん君に足袋をプレゼントします。
寒い中、応援してくれたお礼だと言っています。
太一は、自分が挑戦者になった場合、どちらかが大盤係やってよ、とお願いしています。
机君と肉まん君は、太一が新に勝つ気でいる事に驚きました。
二人は新が太一の最終目標と考えていました。
太一は周防さんを倒しに行くと言っています。
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新は面接の練習をしています。
かるた部の顧問の先生が練習してくれていますが、緊張して上手く喋れないようです。
先生は新の中にあるオンリーワンの部分をおどおどしないで言えるように成れとアドバイスしています。
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西の代表になった結川桃は明星会で小石川さんを相手に練習しています。
小石川さんは詩暢ちゃんが明星会の中で一番千早に近いと推薦しました。
詩暢ちゃんは、芸能活動を続けています。
詩暢ちゃんは明星会の練習にも参加するようになり、桃ちゃんと取っています。
詩暢ちゃんと桃ちゃんの練習を見ていた伊勢先生は、詩暢ちゃんには勝てないと桃ちゃんに思わせる為の練習でしかないように感じています。
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小石川さんは桃ちゃんの事が好きなようですね。
事ある毎に付き合ってと交際を申し込んできます。
その度に、嫌や、とハッキリ断られるのですが、メゲナイようですよ。
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桃ちゃんに無理してテレビに出ているんじゃんないか?と聞かれた詩暢ちゃんは理由を教えました。
詩暢ちゃんは藤岡屋さんが出しているスノー丸の反物でクイーン戦の着物を作りたい。
その資金稼ぎをしている事を教えました。
スノー丸の着物を見せられて、桃ちゃんと小石川さんは詩暢ちゃんの独特の好みに戦慄しています。
これ欲しいの?と驚いています。
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桃ちゃんは営業を掛けて見たらどうや、と提案してくれます。
面倒見が良いのか、桃ちゃんと小石川さんは詩暢ちゃんと一緒に藤岡屋さんに行ってくれます。
詩暢ちゃんが来てくれて、藤岡屋さんは大喜びです。
詩暢ちゃんが話下手だと理解した桃ちゃんはペラペラと企画内容の説明を始めます。
藤岡屋さんは詩暢ちゃんがスノー丸に注目していると知り、お目が高い、と嬉しそうです。
行けるかな、と思われましたが、断られてしまいます。
藤岡屋さんは若宮市議(詩暢ちゃんの祖母)が日高屋さんと懇意にしている事を知っています。
日高屋さんとの関係を無視して話を進める訳には行きませんと断られてしまいました。
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桃ちゃんはスポンサーみたいなのがついてるじゃない、大人の流儀違反だ、と文句を言ってきます。
詩暢ちゃんは落ち込んでいます、弱気になっているようですよ。
桃ちゃんの事を、かるたが強くて、頭もよくて、お医者さんになるんやろ、ええな、と言ってきます。
うちには、かるたしか、ないんやけどな、と弱気を見せています。
小石川さんは詩暢ちゃんに可愛らしさを感じたようです。
桃ちゃんは自分が詩暢ちゃんよりも優れている部分を知り喜んでいます。
小石川さんは桃ちゃんが意外とS属性だと知り震えています。
桃ちゃんは、ポカ作似の高3女子には負けない、と思っています。
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千早は猪熊さんの元に通い、専任読手の音声を使い練習していました。
猪熊さんは子育中なので幼稚園へのお迎えなどもしています。
千早はそれに付き合っています、時間が細切れになるので、合間で受験勉強をしています。
猪熊さんは時間を気にせずに練習したいと言っています。
猪熊さんは、半音を意識して、取り続けるのよ、と千早を励ましています。
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新は推薦入試に望みました。
面接では新にしかない、オンリーワンの要素を説明できたように思えます。
かるたの名人になるの?と聞かれて、新は、成ります、と答えていました。
かるたの名人について、面接官がよく分かっていないような感じだったのが、心配な点だね。
面接試験と挑戦者決定戦には母親が付いて来る予定だったようです。
しかし風邪を引いたらしく父親が同行していました。
新の父親はお気軽な性格していますね。
東京を満喫しているようです。
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決定戦当日、かなちゃんは研究の成果「うそつき半襟」成るモノを着せてくれます。
身軽にかるたが取れる代物だそうですよ、千早は、おー、と感動しています。
会場で千早、新、太一が再会する事になりました。
太一は髪を短く切ってきましたよ。
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成分美少女友情ライバルかるた愛恋愛
評価AAAAAAAAAAAAB
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