ラノベの感想) 百錬の覇王と聖約の戦乙女 第12巻 (HJ文庫)
概略:
鋼が西方に展開していると知った討伐軍が東から攻め込んで来ました。灰の堅牢な城で足止めできると踏んでいたのですが突破されます。堅牢な城を攻略するのに狂戦士化するルーンが使われました。勇斗とリネーアは速やかに鋼の本隊を展開させるべく準備を整えていました。討伐軍の予想を超えた速度で本隊の展開を完了しました。両軍が激突する事になりました。
レーベル:HJ文庫
発行日:2016/11/1
著者:鷹山誠一
イラスト:ゆきさん
ISBN:978-4-7986-1321-5
雰囲気:大移動、寝ぼけたリネーア、狂戦士、トランシーバーで逆転、偽リーファ
.
東の守りを任された《灰》宗主ドーグラスは鋼討伐軍の兵数に驚いています。
討伐軍は《雲》《牙》《剣》《槍》《兜》の五氏族連合軍でした。
動員された兵数に圧倒される事になります。
勇斗は難攻不落のダウエ城で討伐軍を押し留める予定でした。
.
鋼の西方では豹と麦が敵の攻撃を受けて苦戦中でした。
リネーアは両氏族へ援軍を差し向けようとしますがフヴェズルングに止められます。
彼は豹の砦を守っているスカーヴィズには援軍は不要と言っています。
彼ならば守り切れるので麦に援軍を差し向けよと言っています。
会議に出席していたヨルゲンはフヴェズルングの正体がロフトではないか?と気付きつつあるようです。
仮面を取って欲しいと願いでるのですがそれには勇斗の了解を取って欲しいと断られてしまいました。
ヨルゲンは勇斗が正体を知っていると理解して追及を諦めました。
勇斗がロプトと知りながらフヴェズルングを使おうと考えていると理解したようです。
フヴェズルングは東の灰へ援軍として向かう事になりました。
.
麦の宗主ラーガスタヴは跡目を譲れる部下が居ないのを嘆いています。
彼女は勇斗の種だけでも貰えないか?と考えています。
麦は蹄を裏切り鋼に付いたので蹄からは裏切り者として恨まれています。
苛烈な攻撃に晒されているのですが角のハウグスポリが援軍を率いて向かう事になりました。
彼は女好きなようなのでラーガスタヴと良い仲になるかもしれないね?
.
ダウエ城を任されているのは40年間此処で戦っている名将フリュムです。
彼は城の鉄壁な守りに自信を持っていました。
しかし彼の予想を超えた事態が引き起こされる事になります。
討伐軍の指揮官を務めるファグラヴェールの持つルーン《戦を告げる角笛(ギヤツラルホルン)》により討伐軍の士気が限界を超えて引き上げられました。
《戦を告げる角笛》には限界を超えて闘争本能を引き出す効果があるようです。
討伐軍の兵士は槍で突かれても前進を止めません。
灰の軍には勇斗が考案した弩が配備されていました。
通常よりも強力で射程距離が長い攻撃ができます。
それを使っても狂戦士化した討伐軍を止められませんでした。
恐ろしい事に討伐軍は破城槌を使った正攻法でダウエ城を突破してしまいました。
.
西方で雷の討伐を終えた勇斗は急ぎ族都ギムレーに帰還する事にします。
要所に馬を乗り換える事が出来る駅を設置していたので恐ろしく短時間での帰還がかないました。
勇斗がギムレーに到着したのは夜でした。
既にリネーアは就寝した後だったのですが無理矢理起こす事に成ります。
寝ぼけたリネーアは勇斗にキスしてきました。
夢の続きを見ているつもりの様です。
一緒に居たフェリシアが対抗心を持ってしまい危く三人で始めるところでした。
.
覚醒したリネーアに勇斗は準備が整っているのか聞いています。
リネーアは滞りなく整っていると告げます。
勇斗はジークルーネに密命を与え先行させました。
彼女に近隣の村を回って若い女を集めて貰います。
そして行軍中の経路上に来てもらいました。
集まって貰った女性たちに行軍中の兵士を激励して貰う事で士気を高める事にしています。
.
勇斗は美月には会わないで出発しようとしていました。
戦争中で昂っている姿を見せたくなかったようです。
フェリシアが気を利かせてくれて美月が勇斗の見送りに来ています。
こっそり出撃しようとした勇斗を咎めてきます。
勇斗は美月とお腹の中の子に見送られて出陣する事になりました。
.
灰の救援に駆けつけたフヴェズルングは鉄炮を使い野営中の討伐軍に嫌がらせを始めます。
初めて聞く轟音に討伐軍は右往左往していました。
フヴェズルングは騎馬隊の持ち味を生かした一撃離脱戦術で大きな戦果を上げていきます。
討伐軍は鉄の武器を使う鋼軍に手を焼いていました。
フヴェズルングは自分たちだけで勝てるか?と思ったのですが反撃に遭う事になります。
.
討伐軍はハールバルスのルーンを使い鋼軍の動きを上空から観測していました。
ハールバルスのルーンは知能の低い動物に憑依して操る事ができます。
彼は鴉を操り上空から鋼軍の動きを観測していました。
観測結果をアレクシスを介して討伐軍に知らせています。
討伐軍は『波の乙女』と呼ばれるエインヘリアルにフヴェズルング部隊の相手をさせる事にしました。
フヴェズルングは行く先々で奇襲に遭う事になり逃げ回る事になってしまいます。
どこに隠れても見つかってしまい辟易していました。
敵の動きから灰の族都ヴィーグリーズに追い込もうとしている事が分かりました。
フヴェズルングは罠を張って待ち構える事にしました。
.
ダウエ城を落とすのに《戦を告げる角笛》を使ったファグラヴェールは疲弊していました。
彼女は動けなくなり眠っています。
ファグラヴェールはリーファの事を夢に見ていました。
彼女の母親がリーファの乳母になった事から二人の関係が始まりました。
生まれたばかりのリーファを見たファグラヴェールは彼女の事は自分が守らねばと決意しました。
帝国が槍の宗主ハールバルスに掌握されたと知った彼女はリーファの元を離れて力を蓄えようとしました。
ハールバルスがリーファの婿候補に自分をゴリ押ししていると聞いて決意したようです。
剣の宗主となりハールバルスに対抗していたようです。
.
フヴェズルングはヴィーグリーズの城門を開けようとして潜入していたスィール、エルナ、フレンを発見しました。
フヴェズルングは100人以上の兵士を隠していました。
追い詰めたと思ったのですが彼女たちの方が上手でした。
彼女たちは陽動部隊で別部隊が城門を開けてしまいました。
フヴェズルングは歯噛みする事になりました。
.
戦況が討伐軍有利に傾いたのですが鋼の本隊が到着して拮抗する事になりました。
討伐軍は鋼本隊の行軍スピードに驚いています。
彼らは鋼の到着には20日は掛かると考えていました。
本隊が予想外の速さで到着できたのには勇斗とリネーアの綿密な計画が寄与しています。
討伐軍の上層部は混乱していました。
ハールバルスが鋼の行動を観測している筈だったのですが本隊の接近を見つけられなかった事を咎められています。
アレクシスはハールバルスが一ヶ所しか観測できない事を認めてしまいました。
鋼の討伐が終わると討伐軍は敵対関係に戻るので手の内を晒す事は不味いのですが言い訳が出来なくなりました。
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勇斗は討伐軍に参加する陣容を炙り出すと決めた時から兵士を東に送り出していました。
武装させて行軍させると敵に察知される恐れがあります、装備は重いので行軍で疲弊する事にもつながります。
勇斗は武器を現地で受け取らせる事にして非武装(手ぶら)で行軍させる事にしました。
荷車要塞を作った関係で荷馬車が山ほどあったので兵士を馬車に乗せて行軍させました。
交代制で馬車に乗せて休憩時間を無くして移動させたようです。
これにより驚くべき速さで部隊の移動を完了させてしまいました。
.
到着した鋼の本隊はファランクス、荷車要塞、鉄炮を使い猛威を振るう事になりました。
討伐軍は押し返されてしまいます。
初めて鋼の軍隊と戦う事になった討伐軍はその精強さと時代を先取りした兵器に畏れ戦く事になります。
ファグラヴェールは《戦を告げる角笛》を使い状況の打開を図る事にしました。
側面攻撃に弱いファランクスの弱点を見抜き側面からの攻撃を仕掛けてきました。
当初は上手く行ったのですが勇斗がトランシーバーを使い対応する事になると押され始めます。
勇斗はトランシーバーをクリスティーナ、アルべルティーナ、ジークルーネに持たせていました。
クリスティーナとアルべルティーナが戦況を把握して勇斗に報告します。
勇斗がジークルーネに押されている地点を教えて迎撃させる事で戦場を維持し続けます。
.
《戦を告げる角笛》を発動し続けているファグラヴェールの限界が近づいてきました。
このままでは負けてしまうと判断したバーラ(ファグラヴェールの腹心)は賭けに出る事にしました。
波の乙女の8人を一か所に投入する事で状況の打開を図る事にしました。
アルべルティーナがそれに気付いて「お父さんお父さん、大変大変ーっ!」と連絡してきました。
敵の最大戦力が一か所に集中していると聞いた勇斗が妙案を思い付きます。
.
集まってきた8人のエインヘリアルに向けて催涙ガスグレネードを投げ込みました。
煙が発生してからアルべルティーナに微弱な気流を起こさせて煙がエインヘリアルを包み込むように誘導させます。
催涙ガスを真面に浴びてしまった8人は動けなくなってしまいました。
目と喉が痛くてどうしょうも無かったようです。
動けない8人のエインヘリアルを拘束する事に成功しました。
『全員やっつけたよー!」とアルべルティーナから報告が入って来ました。
『波の乙女』が全滅したと知り討伐軍は敗北を認めました。
.
戦況を観察していたハールバルスは勇斗の事を過小評価していた事を認めます。
彼は意識の無いリーファに乗り移って鋼討伐を指示たようです。
正攻法の戦で鋼を倒す事は困難だと理解したハールバルスは搦め手を使う事を決めます。
リーファの身体を使うのも一興か、と言っていますね・・・どんな手に出てくるのか気に成ります。
リーファの身体を使って勇斗を誘惑してくるのでしょうか?
だとしても中身はハールバルスですよね、あんまり嬉しくないよね・・・
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AmazonLink: 百錬の覇王と聖約の戦乙女12 (HJ文庫)
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鋼が西方に展開していると知った討伐軍が東から攻め込んで来ました。灰の堅牢な城で足止めできると踏んでいたのですが突破されます。堅牢な城を攻略するのに狂戦士化するルーンが使われました。勇斗とリネーアは速やかに鋼の本隊を展開させるべく準備を整えていました。討伐軍の予想を超えた速度で本隊の展開を完了しました。両軍が激突する事になりました。
レーベル:HJ文庫
発行日:2016/11/1
著者:鷹山誠一
イラスト:ゆきさん
ISBN:978-4-7986-1321-5
雰囲気:大移動、寝ぼけたリネーア、狂戦士、トランシーバーで逆転、偽リーファ
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東の守りを任された《灰》宗主ドーグラスは鋼討伐軍の兵数に驚いています。
討伐軍は《雲》《牙》《剣》《槍》《兜》の五氏族連合軍でした。
動員された兵数に圧倒される事になります。
勇斗は難攻不落のダウエ城で討伐軍を押し留める予定でした。
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鋼の西方では豹と麦が敵の攻撃を受けて苦戦中でした。
リネーアは両氏族へ援軍を差し向けようとしますがフヴェズルングに止められます。
彼は豹の砦を守っているスカーヴィズには援軍は不要と言っています。
彼ならば守り切れるので麦に援軍を差し向けよと言っています。
会議に出席していたヨルゲンはフヴェズルングの正体がロフトではないか?と気付きつつあるようです。
仮面を取って欲しいと願いでるのですがそれには勇斗の了解を取って欲しいと断られてしまいました。
ヨルゲンは勇斗が正体を知っていると理解して追及を諦めました。
勇斗がロプトと知りながらフヴェズルングを使おうと考えていると理解したようです。
フヴェズルングは東の灰へ援軍として向かう事になりました。
.
麦の宗主ラーガスタヴは跡目を譲れる部下が居ないのを嘆いています。
彼女は勇斗の種だけでも貰えないか?と考えています。
麦は蹄を裏切り鋼に付いたので蹄からは裏切り者として恨まれています。
苛烈な攻撃に晒されているのですが角のハウグスポリが援軍を率いて向かう事になりました。
彼は女好きなようなのでラーガスタヴと良い仲になるかもしれないね?
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ダウエ城を任されているのは40年間此処で戦っている名将フリュムです。
彼は城の鉄壁な守りに自信を持っていました。
しかし彼の予想を超えた事態が引き起こされる事になります。
討伐軍の指揮官を務めるファグラヴェールの持つルーン《戦を告げる角笛(ギヤツラルホルン)》により討伐軍の士気が限界を超えて引き上げられました。
《戦を告げる角笛》には限界を超えて闘争本能を引き出す効果があるようです。
討伐軍の兵士は槍で突かれても前進を止めません。
灰の軍には勇斗が考案した弩が配備されていました。
通常よりも強力で射程距離が長い攻撃ができます。
それを使っても狂戦士化した討伐軍を止められませんでした。
恐ろしい事に討伐軍は破城槌を使った正攻法でダウエ城を突破してしまいました。
.
西方で雷の討伐を終えた勇斗は急ぎ族都ギムレーに帰還する事にします。
要所に馬を乗り換える事が出来る駅を設置していたので恐ろしく短時間での帰還がかないました。
勇斗がギムレーに到着したのは夜でした。
既にリネーアは就寝した後だったのですが無理矢理起こす事に成ります。
寝ぼけたリネーアは勇斗にキスしてきました。
夢の続きを見ているつもりの様です。
一緒に居たフェリシアが対抗心を持ってしまい危く三人で始めるところでした。
.
覚醒したリネーアに勇斗は準備が整っているのか聞いています。
リネーアは滞りなく整っていると告げます。
勇斗はジークルーネに密命を与え先行させました。
彼女に近隣の村を回って若い女を集めて貰います。
そして行軍中の経路上に来てもらいました。
集まって貰った女性たちに行軍中の兵士を激励して貰う事で士気を高める事にしています。
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勇斗は美月には会わないで出発しようとしていました。
戦争中で昂っている姿を見せたくなかったようです。
フェリシアが気を利かせてくれて美月が勇斗の見送りに来ています。
こっそり出撃しようとした勇斗を咎めてきます。
勇斗は美月とお腹の中の子に見送られて出陣する事になりました。
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灰の救援に駆けつけたフヴェズルングは鉄炮を使い野営中の討伐軍に嫌がらせを始めます。
初めて聞く轟音に討伐軍は右往左往していました。
フヴェズルングは騎馬隊の持ち味を生かした一撃離脱戦術で大きな戦果を上げていきます。
討伐軍は鉄の武器を使う鋼軍に手を焼いていました。
フヴェズルングは自分たちだけで勝てるか?と思ったのですが反撃に遭う事になります。
.
討伐軍はハールバルスのルーンを使い鋼軍の動きを上空から観測していました。
ハールバルスのルーンは知能の低い動物に憑依して操る事ができます。
彼は鴉を操り上空から鋼軍の動きを観測していました。
観測結果をアレクシスを介して討伐軍に知らせています。
討伐軍は『波の乙女』と呼ばれるエインヘリアルにフヴェズルング部隊の相手をさせる事にしました。
フヴェズルングは行く先々で奇襲に遭う事になり逃げ回る事になってしまいます。
どこに隠れても見つかってしまい辟易していました。
敵の動きから灰の族都ヴィーグリーズに追い込もうとしている事が分かりました。
フヴェズルングは罠を張って待ち構える事にしました。
.
ダウエ城を落とすのに《戦を告げる角笛》を使ったファグラヴェールは疲弊していました。
彼女は動けなくなり眠っています。
ファグラヴェールはリーファの事を夢に見ていました。
彼女の母親がリーファの乳母になった事から二人の関係が始まりました。
生まれたばかりのリーファを見たファグラヴェールは彼女の事は自分が守らねばと決意しました。
帝国が槍の宗主ハールバルスに掌握されたと知った彼女はリーファの元を離れて力を蓄えようとしました。
ハールバルスがリーファの婿候補に自分をゴリ押ししていると聞いて決意したようです。
剣の宗主となりハールバルスに対抗していたようです。
.
フヴェズルングはヴィーグリーズの城門を開けようとして潜入していたスィール、エルナ、フレンを発見しました。
フヴェズルングは100人以上の兵士を隠していました。
追い詰めたと思ったのですが彼女たちの方が上手でした。
彼女たちは陽動部隊で別部隊が城門を開けてしまいました。
フヴェズルングは歯噛みする事になりました。
.
戦況が討伐軍有利に傾いたのですが鋼の本隊が到着して拮抗する事になりました。
討伐軍は鋼本隊の行軍スピードに驚いています。
彼らは鋼の到着には20日は掛かると考えていました。
本隊が予想外の速さで到着できたのには勇斗とリネーアの綿密な計画が寄与しています。
討伐軍の上層部は混乱していました。
ハールバルスが鋼の行動を観測している筈だったのですが本隊の接近を見つけられなかった事を咎められています。
アレクシスはハールバルスが一ヶ所しか観測できない事を認めてしまいました。
鋼の討伐が終わると討伐軍は敵対関係に戻るので手の内を晒す事は不味いのですが言い訳が出来なくなりました。
.
勇斗は討伐軍に参加する陣容を炙り出すと決めた時から兵士を東に送り出していました。
武装させて行軍させると敵に察知される恐れがあります、装備は重いので行軍で疲弊する事にもつながります。
勇斗は武器を現地で受け取らせる事にして非武装(手ぶら)で行軍させる事にしました。
荷車要塞を作った関係で荷馬車が山ほどあったので兵士を馬車に乗せて行軍させました。
交代制で馬車に乗せて休憩時間を無くして移動させたようです。
これにより驚くべき速さで部隊の移動を完了させてしまいました。
.
到着した鋼の本隊はファランクス、荷車要塞、鉄炮を使い猛威を振るう事になりました。
討伐軍は押し返されてしまいます。
初めて鋼の軍隊と戦う事になった討伐軍はその精強さと時代を先取りした兵器に畏れ戦く事になります。
ファグラヴェールは《戦を告げる角笛》を使い状況の打開を図る事にしました。
側面攻撃に弱いファランクスの弱点を見抜き側面からの攻撃を仕掛けてきました。
当初は上手く行ったのですが勇斗がトランシーバーを使い対応する事になると押され始めます。
勇斗はトランシーバーをクリスティーナ、アルべルティーナ、ジークルーネに持たせていました。
クリスティーナとアルべルティーナが戦況を把握して勇斗に報告します。
勇斗がジークルーネに押されている地点を教えて迎撃させる事で戦場を維持し続けます。
.
《戦を告げる角笛》を発動し続けているファグラヴェールの限界が近づいてきました。
このままでは負けてしまうと判断したバーラ(ファグラヴェールの腹心)は賭けに出る事にしました。
波の乙女の8人を一か所に投入する事で状況の打開を図る事にしました。
アルべルティーナがそれに気付いて「お父さんお父さん、大変大変ーっ!」と連絡してきました。
敵の最大戦力が一か所に集中していると聞いた勇斗が妙案を思い付きます。
.
集まってきた8人のエインヘリアルに向けて催涙ガスグレネードを投げ込みました。
煙が発生してからアルべルティーナに微弱な気流を起こさせて煙がエインヘリアルを包み込むように誘導させます。
催涙ガスを真面に浴びてしまった8人は動けなくなってしまいました。
目と喉が痛くてどうしょうも無かったようです。
動けない8人のエインヘリアルを拘束する事に成功しました。
『全員やっつけたよー!」とアルべルティーナから報告が入って来ました。
『波の乙女』が全滅したと知り討伐軍は敗北を認めました。
.
戦況を観察していたハールバルスは勇斗の事を過小評価していた事を認めます。
彼は意識の無いリーファに乗り移って鋼討伐を指示たようです。
正攻法の戦で鋼を倒す事は困難だと理解したハールバルスは搦め手を使う事を決めます。
リーファの身体を使うのも一興か、と言っていますね・・・どんな手に出てくるのか気に成ります。
リーファの身体を使って勇斗を誘惑してくるのでしょうか?
だとしても中身はハールバルスですよね、あんまり嬉しくないよね・・・
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役職 | 名前 | 就任時からの変遷 |
宗主 | 周防勇斗 | |
女将 | 志百家美月 | |
舎弟頭 | フェリシア | 側室 |
舎弟 | フヴェズルング | |
序列一位若頭 | 《角》宗主リネーア | 側室 |
序列二位若頭補佐 | 《狼》宗主ヨルゲン | |
序列三位幹部 | 《爪》宗主ボドヴィッド | |
序列四位幹部 | 《灰》宗主ドーグラス | |
序列五位幹部 | 《犲》宗主フンディン | |
序列六位幹部 | 《麦》宗主ラーガスタヴ | |
序列七位若衆筆頭 | スカーヴィズ | 《豹》宗主 |
序列八位若衆 | イングリット | |
序列九位若衆 | ジークルーネ | |
序列十位若衆 | アルべルティーナ | |
序列十位若衆 | クリスティーナ |
成分 | 美少女 | チート | 恋愛 | ラッキースケベ | ハーレム |
評価 | AAA | A | AA | AA | A |
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