ラノベの感想) 百錬の覇王と聖約の戦乙女 第7巻 (HJ文庫)

概略:
ユグドラシルから強制送還された勇斗は美月の部屋に転送されました。美月の両親に見つかり説明をする事になります。勇斗が突然居なくなった狼は豹と雷の連合軍に大敗する事なりました。勇斗の後を継ぐ予定だったヨルゲンは勇斗に戻って欲しいと言っています。フェイリシアとジークルーネは勇斗の意思を尊重すると言っています。勇斗は美月を取るか狼の仲間を取るかで悩む事になります。悩める勇斗を助ける為に美月が思いもよらない決断を下す事になります。沙耶は勇斗からユグドラシルの話を聞いてユグドラシルの秘密を解明する仮説を立てました。

レーベル:HJ文庫
発行日:2015/3/1
著者:鷹山誠一
イラスト:ゆきさん
ISBN:978-4-7986-0956-0
雰囲気:再会、説明、検証、葛藤、決意
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ユグドラシルから強制送還された勇斗は美月の部屋に転送される事になりました。
戦闘中に転送されたので勇斗は前後不覚に陥っていますね。
目の前に美月が居て驚いています。
時刻が夜になっているので美月の父親(茂)を怒らせる事になりました。
美月の両親に説明を求められた勇斗は頭に付けていた装飾品を見せて異世界に行っていた事を説明します。
美月の母親(美代)とは良好な関係を築いていたので完全に否定される事はありませんでした。
彼女が連絡してくれたので勇斗の父親(哲仁)が迎えに来ました。
勇斗は父親にわだかまりを持っているのですが他に行くあても無いので自宅に帰る事にしました。
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勇斗が帰還してしまった狼軍は瓦解する寸前でした。
フェリシアから勇斗が帰還した事を知らされた首脳部は味方が混乱するのを防ぐ為にそれを秘密にする事にします。
これからの方針を話し合っている場にアルべルティーナが急報を持ってきました。
シギュンが勇斗を強制送還したので豹は勇斗の不在を知っていました。
好機と判断した豹が攻め込んできました。
ジークルーネが早々にオロフを指揮官にすると推薦したので一時的な立て直しに成功します。
オロフは山間の隘路に後退して車砦を築く事にしました。
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シギュンから勇斗を強制送還した事を知らされたフヴェズルングは勝手な行動を取ったシギュンに怒りを感じます。
しかし彼女の行動が豹にとって好機となると冷戦な判断を下し彼女を罰する事はありませんでした。
勇斗の居ない狼など簡単に倒せると判断したフヴェズルングは夜襲を掛ける事を決めました。
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オロフは車砦を築けたので豹の部隊に対抗できると考えていましたがフヴェズルングの方が一枚上手でした。
フヴェズルングは豹の人間をスパイとして狼の部隊に紛れ込ませていました。
車砦の中で反乱を起こさせ内側から車砦を破壊しました。
車砦が崩れたので豹の部隊が雪崩れ込んできました。
ジークルーネが奮戦して豹の部隊を打倒していきます。
彼女は豹の部隊の中に指揮官のフヴェズルングを発見して一騎打ちを挑みます。
フヴェズルングはルーネの猛攻を受けきっています。
幼いルーネに手ほどきをした事もあるのでフヴェズルングはルーネの癖を知っていました。
徐々に優勢となりルーネの右手を痛打しました。
戦闘中にルーネはフヴェズルングがロプトだと気が付きました。
利き手が使えなくなったルーネは殺されそうになっています。
そこにフェリシアがやって来てフヴェズルングの攻撃を止めます。
フェリシアは撤退する為の時間稼ぎは十分だ、と言ってルーネと共に逃げ出します。
フェリシアを取り戻そうと追いかけますがアルべルティーナとクリスティーナに邪魔されて逃がす事になりました。
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目覚めた勇斗は美月を呼び出し買い物に行く事にしました。
3年もユグドラシルに行っていたので成長期の彼には着られるサイズの服がありません。
わだかまりを持っている父親に援助を乞うのを嫌い貯金していたお年玉を下ろす事にします。
ユグドラシルでは王様だったのに日本に戻った彼は金欠になっています。
美月の父親の服を借りて外出する事になりました。
出かける前に父親が用意した20万円入りの封筒を発見します。
中には好きに使えとの手紙が入っていました。
勇斗は絶対に使わないぞと意地になっています。
父親へのわだかまりが消えていないと知った美月は悲しそうにしています。
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向かった先はデパートです。
勇斗はバーゲン品の中から黒い服を選び購入する事にします。
しかし美月に止められてしまいました。
彼女が勇斗をコーディネイトする事になります。
1時間程で勇斗の服が決定しました。
二人で食事に行こうとしているところに警察官がやって来て勇斗は連行される事になります。
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リーファは神聖アースガルズ帝国の都グラズヘイムに到着しました。
付いてしまったか、と憂鬱な声を漏らしています。
リーファは帝国重鎮たちからお説教される事になります。
彼らは神帝としてのリーファを心配しているだけで彼女の事を心配してはいませんでした。
ファグラヴェールがやって来て彼女の事を心配してくれます。
リーファは自分の体調の事を気に掛けてくれるのはお前だけだと自嘲しています。
背後からハールバルスの声が掛かります。
彼はリーファが狼の族都に行っていた事を知っていました。
帝国はハールバルスが宗主を務める《槍》の経済的支援が無いと立ち行かなくなっています。
それが彼との結婚を拒めない理由のようです。
おぞましい結婚式の日取りが間近に迫っています。
リーファは本当にハールバルスと結婚する事になってしまうのでしょうか?許せんな・・・
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狼軍はジークルーネが取り戻したガシナ砦に撤退しました。
利き手を負傷したルーネはフェリシアの治療を受けています。
ルーネが言い難そうに豹のフヴェズルングがロプトだと語ります。
フェリシアは知っていた事と勇斗の命で誰にも明かさなかった事を謝ります。
ルーネは勇斗が決めた事だ仕方ないと言って納得しています。
フェリシアはサバサバしたルーネの性格を羨ましく思っています。
ルーネは細かい事に気が付くフェリシアの性格を羨んでいます。
この二人の関係も面白いですね。
フェリシアと話し合い撤退が困難だと理解したルーネは悲壮な決意を固めました。
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警察の生活安全課少年係に連れて行かれた勇斗は3年間何をしていたのか聞かれる事になります。
勇斗は正直に異世界に行っていたと語りますが信じては貰えませんでした。
年配の良い刑事と若い悪い刑事を使った尋問が始まります。
勇斗の答えに若い刑事が怒りを露にしますがユグドラシルで死線を潜り抜けた勇斗には効果がありませんでした。
年配刑事の老獪な質問術もボドヴィッドなどを相手にしていた勇斗には効き目無しでした。
勇斗が余裕な態度を示しているので若い刑事はヒートアップします。
しかし勇斗に恐怖心を与える事はできませんでした。
年配の刑事が家庭環境を質問してきました。
勇斗が怒気を示す事になります。
年配の刑事は勇斗の怒気に恐怖心を得ています。
危険に対するアンテナが鈍感な若い刑事は冷房が強いなと呑気に考えています。
勇斗の父親が迎えに来たので解放される事になりました。
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帰りの車中で父親がこれからどうするんだ?と問いかけてきました。
入学試験の時期は過ぎているので進学するなら定時制になると言っています。
就職する場合も中学も卒業していない勇斗には厳しい事になると言っています。
勇斗は将来的な事を考える事になります。
早く独立したい勇斗は就職を志向しているようでした。
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家に着いた勇斗は美月に連絡を入れました。
美月がファミレスに居ると言っているので勇斗は迎えに行く事にしました。
そこには美月の親友の瑠璃が来ていました。
勇斗は瑠璃から美月との関係をどう思っているのか聞かれて困る事になっています。
暴走気味の瑠璃を止めてくれる救いの神が現れました。
瑠璃の従姉の沙耶が登場して瑠璃の暴走を止めてくれました。
沙耶が勇斗にユグドラシルに付いて質問してきました。
勇斗も彼女からユグドラシルの謎について教えて貰う事にします。
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勇斗がユグドラシルでの出来事を語り終えると沙耶は興味深かったと言って喜んでいます。
勇斗と意見を交換してユグドラシルの存在する場所を特定しようとしています。
しかし勇斗の話に該当する地域を特定できませんでした。
沙耶はアルプス山脈のアルプスと《妖精の銅(アールヴキブファー)》に何らかの関連性を見つけたようです。
9000年ではなく900年と考えれば、そのほうが自然だし時代も合う、と言っています。
何かを思いついた沙耶は食事代を置いて慌てて帰ってしまいました?
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雷のステインソールは朝になってから豹が狼の部隊を撤退させた事を知りました。
同時に勇斗が居なくなったと聞かされ愕然としています。
フヴェズルングが暗殺でもしたのか?と疑っています。
自分以外の者に勇斗が負けた事が信じられないようです。
勇斗の事を自分よりも強い者と認めていた彼はヤル気を失いました。
しかし雷の領地に帰るには奪われた砦を再攻略するしか無いので嫌々豹に付き合う事にします。
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どうやって撤退するか悩んでいるオロフの元にジークルーネがやって来ました。
ルーネは自分と親衛騎団が砦に残り時間稼ぎをするのでその間に撤退して欲しいと言ってきました。
『最も強き銀狼』としての覚悟を見せられたオロフは自分が砦に残り時間稼ぎをする事に決めます。
利き手が使えないルーネに腹パンを喰らわせて気絶させました。
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美月が勇斗をお花見に誘います。
人気の観光スポットらしく座る場所は無さそうなのですが瑠璃が場所取りをしてくれていました。
美月の作ってきたお弁当を食べる事になります。
ここで瑠璃に揶揄われて勇斗は美月に食べさせてもらう事になりました。
美月に食べさせてもらっている姿を写真に撮られてしまいます。
勇斗は美月の料理の腕が向上している事を知り驚いています。
食後に美月と二人で出店を回る事になります。
射的で犬のぬいぐるみを取る事になりました。
美月は勇斗に貰ったと凄く喜んでくれました。
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美月の携帯に電話が掛かってきました。
懸けてきたのはイングリットでした。
フェリシアが勇斗の渡したスマホをアルべルティーナとクリスティーナに預け二人に族都に届けさせたそうです。
流石フェリシアですね。
勇斗はイングリットから豹と雷に負けて砦に逃げ込んだと教えられます。
フェリシアとルーネが無事だと聞いて安堵していました。
しかしそれは2日前の情報です。
勇斗はフェリシアたちの動向を心配する事になります。
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豹と雷の連合軍が砦に攻め込んできました。
しかし捨て石になる覚悟を決めたオロフ達は粘り強く抵抗しました。
勇斗が居なくなりヤル気を無くしたステインソールは前線に出てきませんでした。
フヴェズルングは中々攻略が進まず苛ついています。
オロフの粘りにより狼の残存兵は撤退する事が叶いました。
最期まで抵抗したオロフはフヴェズルングの手により殺されました。
オロフの事を高く評価しているフヴェズルングは旗下に加われと勧誘しましたが断られます。
オロフは勇斗の盃を受けているのに小物のロプトの盃なんていらないと拒みました。
部下の手前フヴェズルングは泣く泣くオロフを殺す事になりました。
遊牧民である豹には街を管理できる人材が居ないのでオロフの事が欲しかったようです。
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ルーネは撤退中の馬車の中で目覚めました。
フェリシアからオロフが砦に残り撤退する時間を稼いでいた事を知らされます。
砦を破壊する音が聞こえなくなったので既に残ったオロフ達が全滅したと理解しました。
後は任せた、と言うオロフの伝言を受け取る事になりました。
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狼が豹と雷に大敗して勇斗が死んだと知らされた配下の氏族に激震が走ります。
各氏族は今後の対応を考える事に成っています。
角の宗主であるリネーアは狼を裏切れないと言っていますが彼女の補佐をしているラスムスは反対しています。
角は狼の配下に入っていますが国力は同等です。
この期に狼の配下の氏族を抑えて角が狼を乗っ取ろうと言っています。
角の未来を考えて欲しいと言われてリネーアは迷う事になりました。
爪のボドヴィッドは豹や雷に乗り換える事も視野に入れて方針を検討しているようです。
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勇斗はヨルゲンが宗主になれば良いと言っています。
ヨルゲンは狼の幹部は皆、勇斗に戻ってきて欲しいと言っていると抵抗しています。
ブルーノ叔父、ホーカン叔父、ヘルゲ叔父も勇斗に戻って欲しいと望んでいると伝えます。
勇斗は彼らは自分を嫌っていると思っていたようですが、いつの間にか勇斗を支持する様になっていました。
勇斗はヨルゲンから自己評価が低すぎると怒鳴られる事になりました。
ヨルゲンはあと3年は狼に居て下さいと懇願してきます。
そこでバッテリー切れとなり勇斗は解放される事になりました。
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勇斗が電話を受けたのは美月の家で夕食をご馳走になっている時でした。
廊下に出てヨルゲンと話していたのですが声が美月の両親に聞こえていました。
謎の外国語を流暢に話している勇斗を見て美月の母親は勇斗が異世界に行っていた事が嘘とは思えなくなります。
美月の母親は勇斗に渡された額当をデパートのブランドショップで鑑定して貰ったそうです。
鑑定結果は純金だと言われたそうです。
美月の父親は驚いていました。
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次の晩にフェリシアから電話が掛かってきました。
フェリシアは勇斗の声が聞けて安心したと言っています。
目の前で勇斗が消えたので心配してくれていました。
フェリシアと交代したルーネが敗戦した事を謝ってきました。
勇斗は全ては自分が突然居なくなったせいだ、と言ってルーネを慰めます。
ルーネからオロフが殿を務めた事を伝えられました。
ルーネはオロフのお陰で生き残れたと言っています。
オロフの死を聞いた勇斗はフェリシアにもう一度ユグドラシルに自分を召喚できるのか聞いています。
フェリシアは、正直わかりませんが、できるのはお呼びすることまでです、送り返す事はできません、と答えました。
フェリシアは勇斗がどんな決断をしてもそれを支持すると言ってくれます。
次の満月まで時間があるので、ゆっくり考えて下さい、と言って通話を終えます。
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通話を終えたフェリシアの事をユルゲンが叱責しました。
叔母御!さすがに洒落になりません、狼の運命が掛かっているんですよ、と憤慨しています。
フェリシアは自分は勇斗個人に惚れ込み盃を交わしたんだと言い返しています。
ルーネはフェリシアの意見に賛同してくれました。
ルーネは寂しくはあるが、勇斗の意思を尊重すると言っています。
寂しいと聞いてフェリシアが泣きそうになっています。
ルーネは自分の胸でフェリシアを泣かせてあげる事にしました。
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勇斗は眠れないで朝を迎えました。
ボーとしていたので美月がやって来た事に気が付きませんでした。
その日は高校の入学式でした。
美月は勇斗に制服姿を見せに来てくれました。
勇斗がストレートにすごく可愛いと告げると美月が照れています。
照れる美月を見て勇斗は彼女を手放したくないと思っています。
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入学式に出た美月は勇斗の事を心配していまいた。
彼女は勇斗がユグドラシルに帰りたいと思っている事を察していました。
自分の将来設計を考えた時に勇斗のお嫁さん以外は浮かばなかったようです。
勇斗の為に何ができるんだろう?と考えています。
ここまで想われているなんて勇斗は幸せ者だなー。
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寝落ちした勇斗は狼の族都が襲撃されて仲間が殺されている悪夢を見ました。
フェリシア、ルーネ、イングリット、リネーア、アルべルティーナ、クリスティーナ、ヨルゲン、スカーヴィズ、皆、血まみれで事切れています。
エフィーリアが殺される場面で悪夢から目覚める事になりました。
水を取りに行った勇斗は仏間で線香をあげている父を発見しました。
今日は母親の命日でした。
勇斗は自分が命日を忘れていた事を恥じています。
仏壇に目を向けるときちんと手入れされている事が分かりました。
父親が母親の事を深く愛していたと気が付いた勇斗は危篤状態の母の傍に行かなかった理由を聞いてみる事にします。
父親は自分は刀を打つ事しか出来ないので、母親の為に病払いの短刀を打っていたと教えてくれました。
勇斗は何でそれを言わなかったんだと問いかけます。
父親は結果が全てだ、死に目を看取れなかった事実は動かない、勇斗が自分を恨むのは当然だ、と答えました。
勇斗は不器用すぎるよ、と言って父親へのわだかまりが解けました。
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父親が何か迷っているのか?と質問してきました。
勇斗は大事なものが二つあって、どちらも捨てられない、そんな時あんたならどうする、と問いかけます。
父親は自分をとことんまで追い詰めてみるといいのではないか、と答えました。
プライドや建前が邪魔をして土壇場になるまで本音というものは見えないものだ、と言っています。
この言葉を聞いて勇斗は答えを見出せたようです。
「ありがとよ。おかげでなんとなく答えが見えたよ・・・親父」と言っています。
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勇斗は美月を月宮神社に呼び出して別れを告げようとします。
美月からユグドラシルに行く事にしたんだね、と言われてしまいます。
美月は帰る理由を聞いてきました。
勇斗は仲間達の事が好きだから、大事だから、守りたいんだ、と答えました。
美月は、待っててあげないよ、と言ってきます。
勇斗が、俺はフラれたんだな、と告げると「は?何言ってんの?」と言われてしまいます。
勇斗は美月の意図が分からなくなっています。
美月は自分も勇斗と一緒にユグドラシルに行くと言い出しました。
美月は勇斗がユグドラシルに戻る事を躊躇うのは自分がこっちの世界に居るからだよね?一緒に行けば勇斗は迷う必要はなくなるよね?狼のみんなを助けにいけるよね?と言っています。
勇斗の事が好きだから離れたくないと言っています・・・強烈な告白ですね。
勇斗は家族や友人を捨てようとしている美月を止めますが美月が反論しました。
美月は勇斗の居ない人生は考えられないと言っています。
尚も引き留めようとしている勇斗に向かって返事を聞かせて欲しと言ってきます。
勇斗は付いてきて下さい、お願いします、と答えます。
美月は、違う、そっちじゃない、と言っています。
彼女は勇斗に好きって気持ちを言葉にして欲しいようです。
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美月の思惑に乗るのを癪だと考えた勇斗は美月の予想を超える答えを返しました。
「俺の奥さんになってください」
勇斗は、自分の妻にならきっぱりはっきり、俺に付いて来い、って言えると告げました。
美月は「あうあう」と狼狽していたのですが、勇くんの奥さんにしてください、と答えました。
勇斗は美月を抱き寄せてキスしています・・・勇斗は遂に美月との関係を進展させたね。
決着が付いたね・・・ユグドラシルに居る勇斗を愛する女の子たちが少し可哀想にも思えますね。
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勇斗との会話でヒントを得た沙耶はユグドラシルの秘密を解きました。
彼女は、これは教えない方がよさそうね、と言っています。
勇斗がどれだけ現代の叡智を駆使しても仮説が正しければユグドラシルは滅亡する運命にある、と言っています。
不安だねー、何が起こるんだろうか?
火山でも爆発するんだろうか?大陸ごと沈んでしまうとか?
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