ラノベの感想) 百錬の覇王と聖約の戦乙女 第6巻 (HJ文庫)

概略:
勇斗は新年会を開いで自分が帰還した後の足場固めをしています。フェリシアが遂に20歳になってしまいヤサグレています。お忍びで神帝リーファが遊びに来ていて満喫中です。帰る頃には勇斗に惚れてしまったようですよ。同盟した豹と雷が攻めてきました。時間差で侵攻されて狼は大ピンチに陥ります。勇斗が為政者としての器を見せつける事になりましたがシギュンが大技を使って勇斗を強制送還してしまいます。

レーベル:HJ文庫
発行日:2014/11/1
著者:鷹山誠一
イラスト:ゆきさん
ISBN:978-4-7986-0910-2
雰囲気:リーファ降臨、新年会、フェリシア20歳、半裸乱舞、雷侵攻、豹侵攻、勇斗陣頭に立つ、追放
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お忍びで狼の族都にやって来たリーファは酒場で酔客と喧嘩になります。
そこにやって来た勇斗と出会いました。
結果的にリーファは勇斗に助けられる事になります。
勇斗はリーファが美月にそっくりなので驚いています。
彼女が身分のある人間だと察した勇斗に帝国の中でも皇位に近いと言われている御三家の一つヤルル家の当主スヴェイグジルの孫娘リーファだ、と名乗りました。
護衛を昏倒して抜け出したリーファは宿には戻りたくないと考えています。
それを察したクリスティーナが助け舟を出してくれます。
勇斗にリーファを宮殿に招きましょうと言ってくれます。
勇斗は貴人の扱いに疎いのでクリスティーナの助言に従いリーファを宮殿に賓客として迎える事にしました。
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リーファが出奔した事によりアースガルズ帝国では大騒ぎになっています。
リーファの出国に手を貸したファグラヴェールが高官たちから叱責を受けています。
ファグラヴェールはリーファの味方のようですが敵も居るようです。
神聖アースガルズ帝国大神官ハールバルスはリーファへの敬意を欠いているようです。
ファグラヴェールから忠誠を疑われたハールバルスは帝国を滅ぼす『黒きもの』を倒す為に尽力している、と言っていました。
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リーファは気ままに宮殿内をウロウロしているようです。
ここには狼が他氏族を圧倒する為の秘密が隠されています。
彼女に入って貰っては困る施設があります。
中でもイングリットの工房を見せる訳には行きません。
リーファは美月とそっくりな顔で上目遣いで見学したいとお願いしてきます。
美月を愛している勇斗はギリギリで宗主としていの覚悟を保ち断ります。
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リーファは食事として出されたハンバーガーが気に入ったようです。
大口を開けてパクパク食べていました。
勇斗は食事についても色々と改善しているようです。
口の周りが脂で汚れていると指摘されて焦っているリーファが可愛いです。
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リーファは勇斗が知りたがっている日本への帰還方法についての情報を持っていました。
勇斗をこの世界に呼び出したフェリシアの能力では人一人を異世界から召喚できる筈は無いと断じています。
御心境の力が影響して呼び出されたのではないか?と言っています。
リーファは自分の事をユグドラシルで最高の秘法使いだぞ、と強弁しています。
実力を疑われた彼女は《レージング》の秘法を勇斗に掛けました。
この時に双紋が浮かんでしまいました。
ユグドラシルには双紋を持っている人間は3人といません。
フェリシアがリーファの正体に気が付いてしまいます。
リーファの正体は神帝シグルドリーファ陛下でした!
フェリシアが物凄く恐縮しています。
神帝がお忍びでやって来ていると知られると彼女を利用しようとする輩が現れる可能性があります。
勇斗はフェリシアに他言無用と言い渡してリーファの正体を秘密にする事にしました。
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リーファは勇斗が元の世界に帰る為には彼をユグドラシルに縛り付けている《グレイプニル》の効果を無効化すれば良いと教えてくれました。
その為には《フィムブルヴェト》と云う全ての制約を解き放つ秘法を使えば良いと教えてくれました。
フェリシアやリーファには使えないそうです。
勇斗の知る限り使えるのは豹の先代宗主で現宗主フヴェズルングの妻であるシギュンだけです。
何とかして彼女に接触して頼む必要があるようです。
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リーファは懸けた秘法を解く事は苦手なんだそうです。
勇斗は身体が重くなる《レージング》の効果が切れるまで1週間程我慢する事になってしまいました。
勇斗は風邪をひいた事にして誤魔化す事にしました。
心配したイングリットがお粥を作って持ってきてくれます。
彼女は勇斗を攻略する為に彼の胃袋を掴もうとしています、涙ぐましい努力ですね。
彼女は男前ですが一番女の子っぽかもしれないな。
部屋に入る前に室内から勇斗とフェリシアがエロ行為に耽っていると思しき会話が聞こえてきました。
そこにエフィーリアの声まで聞こえてきたのでイングリットは怒鳴り込む事に決めます。
会話内容はエロ行為を思わせる内容でしたがフェリシアとエフィーリアは勇斗の背中を拭いているだけでした。
フェリシアに揶揄われたと察したイングリットはお粥を置いて逃げ出しました。
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新年会を催す事になります。
勇斗はこの機会に、自分が帰還した後も狼に支障が出ない様にする為に、周辺氏族の宗主と若頭のヨルゲンとの間で盃を交わさせる事にしました。
新年会で会った時にリネーアから怖い申し出を受ける事になりました。
一次的な平和が訪れているのでこの機会に子を産めと若頭ラスムスにせっつかれているそうです。
リネーアは勇斗の種だけでも欲しいと懇願してきました。
人差し指を突き合わせて上目遣いで懇願するリネーアは破壊力抜群でした。
困っている勇斗を助けたのはボドヴィッドでした。
彼が話しかけてくれたので勇斗はリネーアの前から離脱する事ができました。
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新年会が終わり美月に電話して愚痴っている勇斗の前にリーファが現れます。
勇斗はリーファの事をニートと言って罵っていました。
リーファはこの一ヵ月の間食っちゃ寝のぐうたら生活をしていました。
日本語で話していたので内容は把握されていないと思ったのですがリーファは《交渉》の呪歌を使ったようです。
バッチリ内容を把握されていました。
リーファへの言い訳タイムが始まったので美月との通話は終わる事になります。
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リーファが自分が昼間外を出歩けない生まれつきの病にかかっている事を教えてくれます。
勇斗は衝撃を受けていました。
勇斗はフェリシアやルーネといった近しい者だけて行う新年祭の打ち上げにリーファを誘いました。
リーファは勇斗の優しさに触れて魅かれ始めているようです。
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勇斗、フェリシア、ジークルーネ、リネーア、イングリット、アルべルティーナ、クリスティーナ、エフィーリア、リーファ、リーファの護衛の女騎士エルナの総勢10名で打ち上げが始まりました。
コタツを囲み鍋を楽しんでいます。
食事に煩いルーネが鍋奉行をしていました。
フェリシアは早々に呑んだくれ20歳になってしまった事を嘆いています。
お酌をしてくれている若い10代に突入したばかりのエフィーリアに絡んでいました。
アルべルティーナがフェリシアの事をフェリシア叔母さんどうしたの?と率直な疑問を呈します。
フェリシアは勇斗の義妹でアルべルティーナは儀娘なのでアルべルティーナから見ればフェリシアは叔母に当たります。
アルべルティーナは二人の関係性を示す言葉としてフェリシア叔母さんと呼んだのですがフェリシアは年増と言われたと解釈しました。
益々不貞腐れる事になってしまいます。
空気を読まないアルべルティーナにクリスティーナが瞠目しています。
流石の彼女もフェリシアを揶揄うのは躊躇われたそうです。
当分の間フェリシアの前で年齢の話をするのは危険なようです。
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フェリシアの影響で女の子達が悪酔いしてしまいます。
危険を察した勇斗は年少者のエフィーリア、アルべルティーナ、クリスティーナを退避させます。
場にリーファが残っているので勇斗は撤退する事ができませんでした。
悪酔いした女の子たちは次々に脱ぎだし半裸状態になってしまいます。
勇斗はリーファに助けを求めますが彼女は最高の酒の肴じゃないか、と言って女の子の痴態を楽しそうに見物しています。
しらふだと思っていたエルナに助けを求めたのですが彼女は凄い下戸でした。
酒の匂いで酔っ払い既に寝落ちしていました。
勇斗は酔って上気した女の子たちに迫られる恐怖を味わう事になりました。
勇斗は何とか自制心を保ち女の子が酔いつぶれるまで我慢したようです。
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部屋を抜け出した勇斗は降り積もった雪で火照った顔を冷ましています。
そこにヒルドールヴがやって来てじゃれてきます。
リーファがやって来て楽しい宴であった、と満足そうにしています。
リーファは言い寄ってくる女の子に手を出さない勇斗の事を存外ヘタレよな、と言っています。
彼女は勇斗が性欲魔人だとの噂を聞いていたそうです。
勇斗がフェリシアたちを引き連れて温泉旅行に行った時の事が噂になっていたようです。
勇斗は元の世界に残して来た美月を裏切りたくないんだ、と言っています。
それを聞いたリーファは勇斗にそこまで想われいる美月の事が羨ましくなったようです。
美月を羨ましいと言うリーファの言葉を聞いて勇斗は自分が帰りたくないと考え始めていることを自覚しました。
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春になりステインソールが動いたとの報が届きました。
勇斗は兵を集め始めたと考えたのですがステインソールは既に出陣したとの事でした。
クリスティーナは雷の若頭レスクヴィの手はずでしょう、と報告します。
狼の間者が居る中、知られる事無く軍備を整えた彼女の手腕に勇斗は驚いています。
彼女が旗下に欲しいとまで言っていますね。
大至急兵を集めて出陣する事になりました。
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同時期にリーファが帝国に帰る事になります。
リーファは狼での一番の思い出として鍋を上げていました。
彼女にとっては相当甘美な思い出の様です・・・涙ぐんでいました。
リーファは勇斗に褒美を取らせる事にしましす。
手を差し出し褒美の品を勇斗に見せてきますが手の上には何も乗っていません。
もっとよく見ろと言うので勇斗は屈んで視線を近づけます。
リーファが勇斗の両頬を掴んで唇にキスしてきました!!
5秒ほどキスして解放してくれます。
勇斗は、なんで?と聞いてしまいます・・・まったく無粋だね。
リーファはこれから雷との戦に赴く勇斗に神帝自ら勝利を祈願して祝福を授けてやった、と言っています。
勇斗は、有難迷惑というか、と言って困っていますよ。
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リーファは本心を吐露してくれます。
失恋も恋の一つじゃろう?と言っています。
リーファは初めての接吻を好きな男に捧げられて幸せだ、と言っています。
勇斗は俺を!?と驚いていますね、呑気な奴だな、これでモテモテなんだから許しがたい奴だよ本当に。
リーファは帝国に帰って齢60の老人と結婚する事になると教えてくれました。
相手の老人はハールバルスと云い帝国の大神官にして大国《槍》の宗主を務める男だそうです。
勇斗は不釣り合いです断れないんですか?と問いかけました。
リーファは帝国の実権を握られているので無理だな、と答えました。
リーファはお主が妾を貰ってくれるのか?と問いかけてきました。
ここでOKできればカッコイイのですが勇斗には無理でした。
美月への義理立てもあるし、狼では槍に勝てないと思ったようです。
「道中、おぬしの勝利を祈っていてやるぞ」と言い残してリーファは帰って行きました。
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リーファと勇斗とのキスをクリスティーナとアルべルティーナに目撃されてしまいました。
これでクリスティーナにリーファが神帝だとバレてしまいます。
クリスティーナはリーファを行かせて良いのか?と問いかけてきました。
勇斗は止められないと答えています。
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ステインソールは馬に乗り攻め込んできました。
圧倒的な力で狼の砦を落としています。
豹が角の砦の近くに出没するのでスカーヴィズは居残りとなりました。
これは豹の陽動作戦の一環でした。
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ステインソールは山間の隘路の先に布陣しました。
そこで狼が隘路に入り込むのを待つ構えでした。
勇斗はスマホをクリスティーナに持たせて雷の動向を撮影させました。
離れた場所で撮影していたらしくアルべルティーナの健脚で勇斗の元に届けさせました。
この二人が勇斗に貴重な情報を与える事になっていますね。
雷は突撃用の陣形を組んでいる事が分かりました。
勇斗は正面に荷車の壁を展開して迎え撃つ事にします。
同時に引き込んだ雷軍を左右から挟み込んで挟撃する事にしました。
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突撃して来たステインソールが鉄の傘を使っている事が判明しました。
製鉄の技術は今のところ狼と豹しか持っていない筈です。
雷の一般兵の使う武器も鉄製の物に変わっていた事から雷と豹が同盟していると気が付きました。
ステインソールを先頭にして雷が突撃してきました。
鉄製の武器を手に入れて雷軍の突破力は物凄いモノがありました。
次々と狼の陣を突破していきます。
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フェリシアがステインソールの前に立ち攻撃を仕掛けます。
彼女は鏡を使いステインソールの目に反射した光線を当てて視覚を封じようとしてきました。
戦闘中に視覚を封じられたステインソールは一瞬怯みますが思いきった打開策を取りました。
彼は目を閉じて狼の兵を迎え撃つ事にしました。
音や気配を感じて狼の兵を撃退してしまいました。
余りの化物ぶりにフェリシアは撤退する事にします。
追撃すれば彼女を討ち取れたのですがステインソールは嫌な予感を感じて追撃を断念します。
後方で陣形を維持しているシャールヴィに何かあると注意を喚起しました。
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その頃シャールヴィはいつの間にか狼の兵に包囲されていました。
ステインソールに注意されていなければ包囲殲滅されてしまうところでした。
雷は狼に包囲されて殲滅されるのを回避する事になっています。
豹から連絡役としてやって来ているナルヴィは撤退を進言しています。
ステインソールは撤退戦を行うと全滅してしまうと考え前進する事を指示しました。
これは正解でした。
勇斗はステインソールの突破力を警戒して前方の配置を薄くしていました。
雷軍は前方に進軍する事で狼の包囲を苦れましたが兵数を減らされてしまいます。
狼は勝ったと確信しました。
そこに別方向から豹の軍勢がやって来ました。
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狼は勝ったと気を抜いたところを豹に急襲されてピンチに陥ります。
頼みの荷車の壁は雷の方向に布陣しているので側面を突かれる事になりました。
急な回頭を行ったのですが大きな損害を出してしまいます。
豹の宗主フヴェズルングは勇斗を陥れる事に成功したとご満悦です。
後は瓦解しかけている狼を蹴散らすだけでした。
全軍に突撃を命じ、勇斗を生きたまま捉えた者に多額の褒賞を約束しています。
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全軍の瓦解の危機に瀕した勇斗は考えを巡らせます。
ここで自分が陣頭に出ていって味方を鼓舞する事を思い付きます。
狼の兵たちは勇斗が宗主になる前の没落具合を覚えています。
勇斗さえいれば狼は安泰だとの信仰心が芽生えていました。
これが勇斗の思っている以上の効果を発揮しました。
狼の兵士は自分が死んでも勇斗さえ生き残っていれば家族は安泰に暮らせると確信しています。
勇斗を守る為に奮起した死を恐れない兵士に変身する事になります。
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狼の部隊が奮戦して豹の突撃を堪えている間に別動隊として雷に奪われた砦を攻略に行っていたジークルーネの部隊が援軍として駆け付けました。
ジークルーネが豹のヴァーリを一騎打ちで倒しました。
これで狼の軍は活気を取り戻し、豹の軍は瓦解の危機に瀕する事になりました。
追い込んでいた筈なのに勇斗が陣頭で激励しただけで盛況さを取り戻した狼を見てフヴェズルングは将の器として自分が劣っているのか?との憤りを示します。
ステインソールは危機から回避して逆転して見せた勇斗を自分よりも上位の存在として認めています。
自分よりも強い相手を見つけたステインソールは嬉しそうです。
豹と雷の軍は一時撤退する事になりました。
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ピンチを切り抜けた勇斗はフェリシアが渡してくれたお茶を飲んで安堵していました。
突然、呪力を感じた勇斗の視界にシギュンの姿が浮かびます。
勇斗の身体が薄くなります。
勇斗は咄嗟にポケットの中の物をフェリシアに投げ渡し消えてしまいました。
ユグドラシルから消えた勇斗は美月の前に現れたようです。
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シギュンが帝国のアレクシスの依頼で《フィムブルヴェト》を使い勇斗を元の世界に返したようです。
アレクシスが《グレイプニル》の秘法により勇斗がユグドラシルに召喚された事と元の世界に強制送還する方法を教えたそうです。
シギュンは、夫の為、氏族の為にした行為だ、と自分に言い聞かせています。
こういうやり方はフヴェズルングの心情を思うと後味が悪いと感じています。
シギュンは勇斗がユグドラシルから居なくなった事をフヴェズルングに教えに向かいます。
これは豹が攻め込んでくるね。
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不本意な状況ですが日本に帰りたいという勇斗の念願が叶いました。
勇斗はどうするのでしょうね?
仲間だと思っているフェリシアやジークルーネを不利な戦場に置いてきてしまいました。
戻る事になるのでしょうか?
フェリシアに投げ渡したのは恐らくスマホだよね。
そう考えると戻ってきそうな感じですね。
シギュンが二度と戻ってこられないだろう、と言っていたのが気になります。
この発言がシギュンの希望的観測だったら良いですが・・・
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