ラノベの感想) 魔法科高校の劣等生 第14巻 古都内乱編 (上) (電撃文庫)
レーベル:電撃文庫
発行日:2014/9/10
著者:佐島勤
イラスト:石田加奈
ISBN:978-4-04-866860-6
美人でおっかない四葉家の魔夜おばさんから「お願い」という形式で横浜で取り逃がした周を捕まえろという命令がきましたね。
達也は快諾しますね、意外な感じですが。
深雪が四葉家が絶対的な存在だと思っているのが意外でした。
実質は達也への命令権の順位は3位なのね、勿論1位は護衛対象の深雪ね。
周が京都にいる事は黒羽姉弟からの情報で分かったのですがどうするか具体策の検討をしていると九島家を頼ろうということになる。
藤林響子に電話して九島烈との面会を求めますね。
この辺はいい判断ですよね、問題は連絡した先が藤林のプライベートナンバーだった事だね。
深雪にばれてしまい激しく嫉妬されているよ。
達也ご苦労様、まあそれくらいは当然か深雪は超絶美女にクラスチェンジしたからね。
京都にある九島亭で老子と面会して周の捜索に個人的に協力してくれることになりました。
九島と四葉は反目しているようで家同士の関係は良好とは言えないようですが、老子は達也が気に入っているようだね。
響子に誘われて九島亭で夕食を共にしていると九島家の光宣くんがやってきて同席することに。
その光宣くんはスゲー美少年でしたね、深雪並みの絵に描いたような美形でした。
同席していた水波が舞い上がっていますね、かわいいです。
いつも不幸な目に遭う水波にいい事があったね、よかったね水波。
深雪にはあまり美男子はありがたみがないようで別に照れてないね、もしかして達也以外の男は何とも思わないのか?
光宣は病弱で学校も休みがちで同世代との会話に飢えていたようです、翌日、今回の敵である伝統派の根拠地が多く存在する奈良を案内してくれました。
奈良ではラブラブな展開が待っていました。
伝統派の根拠地は遺跡などの観光名所の近場にあるようで二人乗りのスクーターのようなもので移動します。
達也と深雪、光宣と水波のペアで二台のスクーターで移動しました。
深雪がやっぱりと言おうか達也に抱きついてスクーターに乗っています。
それを見せられている水波がいろいろと駄目だなこいつらという感情に耐えている姿が微笑ましいですね。
ご主人様である深雪と達也が一般的にいかに駄目かを分かっていても指摘できないもどかしさ。
ラブラブ気分が台無しなんですが伝統派に襲われますね。
しかし今回のパーティーメンバーは最強なので問題にもなりませんでした。
達也と光宣で余裕で撃退してしまいます。
今後の方針を話し合う達也と光宣のやり取りが面白いですね。
光宣は外見は美男子なんですが性格的には達也のような憎めないがちょっとあくどい性格のようですね。
いままで達也の周りにはいなかったタイプですね、達也も会話が楽しそうです。
ここで光宣が失言をしますね。
温泉でもいかがですかと好意で言ったのですが、戦闘後だったために深雪と水波に過剰反応されてしまい困惑しています。
光宣もかわいいところがあるね。
彼女たちは光宣の発言を「お前ら汗臭い」と勝手に変換したようだ。
さすが恋する乙女、論理飛躍の超変換だ。
光宣に案内された温泉では深雪が営業妨害に勤しんでいたね結果的に。
深雪の美しすぎる裸体が他の女性客を浴場から追い出してしまいました。
同姓を逃げずにはいられない心境に陥れる裸体とはどれほど凄いんだ!!
水波がここでは頑張って深雪の入浴に付き合っているね。
その頃、達也は光宣に襲ってきた敵の式神について質問していました。
かつて九島烈が操ろうとしたパラサイドールの術式を応用した式神であると説明されているね。
九島家が招き入れた大陸の術者が逃走して伝統派に加わったと言う内情も聞けましたね。
敵情視察を終えて東京に戻った達也たちですが、周の事件に七草の横槍が入り意外な展開になるね。
真由美の父である弘一が真由美のボディーガードである名倉に命じて周を始末しようとしました。
七草は周と関係があったことを四葉に知られたく無いようです。
京都で周と名倉が闘い、名倉が負けてしまいました。
周が意外と強いですね。
名倉の死を知った真由美が動き出しますね。
最初は摩利に相談しましたが、摩利は大学の授業が忙しく真由美の捜査に協力できそうもありません。
そこで十文字克人か達也に頼ればと提案されますが、真由美が過剰反応しますね。
達也の名前に過剰反応して摩利に突っ込まれている。
本気で達也に惚れたのかと問われて狼狽している真由美がかわいいですね。
あれは本気で惚れてるね、間違いないよ。
真由美は知らないけど達也は四葉だから達也とくっつくことはなさそうなのが可哀想だね。
摩利に指摘されたことも影響したようですが達也を弟扱いし始めて弟が姉の言うことを聞くのはあたりまえと言い出します。
それで行動に移してしまうのが真由美の良さだね。
一高にやって来て生徒会の会議室で達也と二人っきりで密談を始めるよ。
今回は達也の周りの友人達もラブラブし始めているね。
達也の家が伝統派に狙われたのでほのかと美月に護衛をつけているね。
美月を家まで幹比古が送っているね。
幹比古も腕を上げているね、美月とラブラブ会話しながら伝統派の魔法師を退けているね。
ほのかは雫の家に居候しているね。
ほのかは安全の為とはいえ達也と切り離されたユニットで行動しているね。
一高の生徒会長は深雪に代替わりしていますね。
雫の家が提供した投票装置で投票を行ったのですが信任率100%で当選しましたね。
恐かったからか、やっぱり。
現在の一高は深雪の独裁体制になっています。
まるでアイドルを崇拝するファンクラブのようだね。
たしかに深雪は誰かと交際するなんてことは無さそうだから裏切られることは無くてファンとしては安心なのかな。
深雪がその権力を使って生徒会に新しい役職を作っているね、達也が就任した書記長ですね。
正式には書記なんですが名称として書記長としている。
達也の生徒会残留は全生徒の総意のようだね、深雪を止める役目を期待されています。
論文コンペが京都で行われるので達也はそれを利用して周の捜索を行うようだ。
警備を担当する風紀委員の長に幹比古が就任しているね。
幹比古は事前に警備する地域の視察をしたいようですね。
それを最初に話したときにエリカが視察メンバーに立候補します。
幹比古が達也と婚前旅行がしたいのかとからかいますが、エリカが青くなりますね。
深雪に聞こえていないか恐れています、それに気づいた幹比古も同じように青くなりますね。
二人は深雪の恐ろしさが骨身にしみているからね、結構おもしろかったが、達也の反応も深雪と同じくらい過剰なものだったね。
人の妹を何だと思っているんだと憤慨している。
この兄妹はもう手遅れなんじゃないかな。
そう言えば達也は深雪の髪をやたらと撫でるんだよね。
深雪のご機嫌とりが必要な場面もあるんだけど、それ以外でも結構なでなでしているんだよね。
水波が辟易するのも分かるよね。
あれでは恋人だよね、いや恋人でもあそこまで頻繁なスキンシップは珍しいんじゃないかな。
結構人目を気にせずに二人の世界を作るしね。
最後に真由美が達也の前に現れて心穏やかで居られない様子の深雪がかわいいですね。
達也、深雪、幹比古、水波で行く事になっている事前調査に真由美も同行することになるのか?
一泊する予定のようなので、そうなると面白くなりそうだよね、達也が真由美の据え膳を食する機会があるか注目だね。
深雪が同行するとチャンスそのものが存在しないような気がするので、メンバーは達也、真由美、幹比古、エリカでお願いしたいね。
深雪が東京に残るならガーディアンとして水波も残るからね、ここは幹比古の相手役に当初参加を表明していたエリカが参戦ってことになって欲しいね。
そういえば達也が幹比古を将来的には味方に引き入れるつもりのようだね。
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