ラノベの感想) 僕と彼女のゲーム戦争 第7巻 (電撃文庫)
レーベル:電撃文庫
発行日:2014/9/10
著者:師走トオル
イラスト:八宝備仁
ISBN:978-4-04-866866-8
岸峰が権田原への借りを返すためにゲーム制作会社でデバッガーのアルバイトを始めました。
人生初めてのバイトにドキドキの岸峰でしたが上手くやっていましたよ。
彼はボッチで対人スキルに難があると自省しているけど結構スキル高いよね。
周囲の人々と上手に意思疎通して上手くやっています。
バイト先で知り合ったゲームクリエイター志望の岩谷くんからデバッグの基礎知識を吸収していました。
岩谷くんは社会経験もそれなりにあり汚い大人な対応とかもしているんだけど、その辺は真似しないで欲しいね。
マスターアップ前日にゲームが止まってしまうバグが見つかり岸峰は徹夜しました。
まあ途中で仮眠はとったんですが床にダンボールを敷いて寝るのは本当なのかな?
幸いにもバグは対処できてゲームは発売されることになりました。
岸峰は眠いまま学校に登校しました。
そこでお嬢様学校特有の恐ろしい事態が発生します。
岸峰が眠そうにしているとクラスの唯一の男子の同級生である日下部くんから話しかけられバイトをしていたと答えました。
そこで珍しい反応をクラスの女生徒が示しました。
いつもは岸峰と日下部を恐がり遠巻きに見ているだけなんだけど、岸峰にアルバイトのことを聞いてきました。
岸峰はアルバイトをしていたけど、もう終了したと告げます。
彼女たちはお小遣いに困ることは無いのでアルバイトをしようとは考えもしません。
働くのは遠いい未来の事だと思っているらしくアルバイト経験がある岸峰を羨望の眼差しで見ていました。
問題はそこからで女子高だけに噂が広まり放課後、理事長室に呼び出されました。
アルバイトに対して、あまり良い感情をもっていないらしく教師陣と理事長から退学を言い渡されます。
そこへ天道が助けに入りました。
彼女としては生徒の代表として抗議してくれます、もちろん仲間の岸峰の窮地を救いたい気持ちも強そうです。
乱入した天道を理事長が「しのぶちゃん」と呼ぶんだよね、教師陣は白い目でみてるけど理事長は咳払いで立て直しました。
天道は校則にアルバイト禁止とは書いていないと主張します。
教師陣は言われなくてもわかる常識だろと認めてくれませんでした。
そこへ瀬名先生が助っ人に入ります。
老人たちにはカタカナ職業は分からないからデバッガーをしていたと話せと岸峰にアドバイスします。
理事長の「コンピュータは分からないんだね、ぷぷぷー」と思われたくないプライドを利用します。
バイトの目的は部活動の活動費を稼ぐためだと岸峰は主張しました。
まあ交通費とかは掛かるからね。
止めは瀬名先生がプールの隠しカメラは黙っておくと理事長を脅迫しました。
しかし理事長も諦め悪く現代遊戯部に実績を示せと言い出しました。
夏休み中に実績を作ることを約束させられます、実績が出来なければ廃部と言う条件です。
この条件が天道を苦しめることになります。
夏休みに入りゲーム大会にたくさん出場し始めますが勝てない日々が続きました。
そこで練習するゲームを絞ることにしました。
大会での高ポイントが狙えるバトルフィールド4を選びます。
岸峰はデバッグのアルバイトで知り合ったゲーム制作会社の人にFPSのプロゲーマーを紹介してもらい個人指導を受けることにしました。
その人はまたしても美人さんでした。
FPSは騙しあいで相手との駆け引きであると教えてもらいます。
上級者になればなるほど効率的に動くようになるとも教えてもらいました。
そしてバトルフィールド4を使ったゲーム大会に参加しました。
ここで権田原(宵闇の魔術師)がプロゲーマーとセミプロでチームを組んで参加してきました。
チーム名も中二名でした「神々の黄昏」です、良い大人が凄いよね、ここまでやれるとは尊敬できるね。
岸峰たち現代遊戯部と神々の黄昏は決勝戦に進出します。
それまでは味方になったり対戦しなかったりだったんですが最後に敵として対戦することになります。
ゲーム開始直後は権田原の陣営が優位に進みました。
かなりのポイント差をつけられるのですが、そこで岸峰が神々の黄昏に勝つ方法を思いつきました。
彼らは拠点の奪取という本来の目的とは異なる行動原理で動いていました、敵の進軍を邪魔することに徹していました。
それに気づいた岸峰が権田原の行動を予想して待ち伏せして彼を邪魔しました。
これが上手く行き最終的に乱戦になりました。
最後は権田原が乗っている戦車に地雷を積んだジープで特攻しました。
それは権田原に読まれてしまいジープを囮にして戦車の周囲に取り付き地雷を戦車に貼り付けて自爆しました。
岸峰の活躍で現代遊戯部の所属する陣営が勝ちました。
今回のルールは勝利した陣営に属する全チームが優勝ということになるルールでした。
これで実績を手に入れ部の存続は決まりました。
自爆したので「魂の転生者」を発動していた岸峰は気絶してしまいます。
しかしですね、今回はご褒美がちゃんとあったよ、天道が膝枕してくれています。
天道は岸峰にえらく感謝していますね。
お礼に何かして上げようと考えますが、いつかの自分が写った水着写真を思い出し照れていますね。
彼女はどんなお礼をしてくれるのか楽しみですね。
岸峰、今回はかなり活躍したからね、天道の膝枕よかったな!!
残念なのは気絶していたことだよな、天道の感触を味わえなかった、残念だね、また頑張れ。
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成分 | 美少女 | 巨乳ちゃん | ゲーム | 青春 | ハーレム | ラッキースケベ |
評価 | AAA | A | A | A | B | A |
僕と彼女のゲーム戦争7 (電撃文庫)
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