ラノベの感想) 魔法戦争 第9巻 (MF文庫J)


過去の世界で和馬が大魔法を唱えて世界中から普通人を移動させようとしました。
これに対してウィザードブレスは暗黒魔法の使い手、桃花の力で和馬の魔法を別世界に飛ばして迎撃しました。
この攻防で沢山の魔法使いが死んでしまいました。
和馬は魔力が尽きかけている状態でした。
魔法の発動後、和馬は自分の魔法が失敗したことを悟りました。
和馬の魔法発動を補佐していた吉平と一緒に崩壊世界に飛ばされていました。
元の世界に戻ってみるとゴーストトレーラのアジトが襲撃された後でした。
仲間が心配な和馬は吉平と手分けして仲間を探しに行きました。
そこで和馬を殺そうと待っていた月光と戦う事になりました。
魔力の乏しい和馬はピンチに陥ります。
そこへ月光と和馬を止める為に武とソフィアが現れました。
しかし和馬の魔法で月光は異世界に飛ばされてしまいました。
和馬は力尽きて倒れてしまいます。
未来を変えるチャンスと思ったのかソフィアが和馬を攻撃しようとしましたが逆に和馬の魔法を受けてしまい負傷してしまいました。
魔力切れで気絶した和馬を武は助ける事にしました。
ブレイブ邸に運び込んだまでは良かったんだけど、ソフィアが無茶な事をしましたよ。
生きている和馬を材料に武の化身を魔鍛造しようとしました。
ソフィアも負傷していたんですが、武にそれを気づかせないで死にかけの和馬を使った魔鍛造に挑みました。
ソフィアの魔鍛造は成功して武の化身は和馬の化身である指揮棒の様な形状で解除すると武の使っていたトワイライトに変形するようになりました。
和馬は亡くなってしまいます。
しかしソフィアの傷は酷く魔鍛造を終えた後、亡くなってしまいました。
死にそうなソフィアを抱えてウィザードブレスの病院を目指す武は可哀想でしたね。
必死で頑張ったけど間に合わなかったよ。
ソフィアの死後、武は今後の指針を考えていました。
ヘイルに呼び出されて今後の方針を話し合う場で武は自身の考えをヘイルに訴えました。
これがトンデモ無い方法だったぞ。
武は死んだ和馬に成り代わることにしました。
武は一旦自身の魔法を吸い出して和馬の暗黒魔法を使えるように魔法陣を体に焼印してもらいます。
そして魔法で姿形を和馬そっくりにしてもらいました。
さらに17年間眠り続ける魔法を掛けてもらいました。
武は、ヘイルに頼んでこの作戦に協力してくれた人物全員の記憶も消してもらいました。
和馬になった武はゴーストトレーラのアジトへ戻りました。
途中でウィザードブレスに襲われている母子に出会いました。
武はそいつらを和馬の魔法を使って撃退しました。
その後、睡魔が襲ってきて眠りに付きました。
襲われていた少女は、なんとヴァイオレットでしたよ。
彼女は和馬に忠誠を誓っている理由が分かりましたね、命の恩人なのね。
倒れた和馬(武)とヴァイオレットの元に吉平がやって来て和馬を担いで逃げ出しました。
現代のブレイブ家で六と十は武(和馬の姿)と再会しました。
最初は驚いていて疑っていましたが武の話とトワイライトを見せると六は信じてくれたみたいだよ。
武は六の母親、相羽つばきから預かっていた転送ボタンを六に渡しました。
これは、何処に繋がっているか気になるね。
和馬が武だと確信が得られた六が抱きついて来ました。
傍には、くるみも居たんですが、鬼の形相で我慢しています、偉いですね、関心、関心。
一緒にいた伊田に言われていたね、鬼のお面見たくなっているそうだ。
その場には桃花も居て「フェニックス財団の魔法使いだ」と名乗っていました。
彼女は記憶を取り戻したのかな?
ウィザードブレスに人体実験されていた二葉を連れ出した伊田も居ますね。
一氏の居るんだよね。
ヴァイオレットも居るんだけど彼女が居るのは和馬だと思っていたのは武だったから当然か。
武が現代に戻る方法は所謂、コールドスリープだった訳だね。
そうなると過去で別の宇宙に飛ばされた月光が現代に復帰するのかも気になるね。
吉平に和馬が実は既に死んでいて武が変身していたと知らせるのかも気になるね、きっと怒り狂うだろうからね。
吉平は桃花を憎悪しているようだからフェニックス財団に入ることはなさそうだよね。
あいつが敵にまわると少々厄介だよね。
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レーベル:MF文庫J
発行日:2014/8/25
著者:スズキヒサシ
イラスト:瑠奈璃亜
ISBN:978-4-04-066953-3

成分美少女戦闘魔法策略
評価AAABAA
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