ラノベの感想) エンジェル・ハウリング 第2巻 戦慄の門－from the aspect of FURIU (富士見ファンタジア文庫)

レーベル：富士見ファンタジア文庫
発行日：2001/4/25
著者：秋田禎信
イラスト：椎名優
ISBN：4-8291-1340-5

ベスポルドは養女のフリウを連れて硝化の森に精霊狩りに出かけていました。
精霊狩りは装備の投資に金が掛かるようです。
硝化の森は滅茶苦茶寒く、地面や周囲木は凍り付いていますね。
うっかり転んだりすると、体の一部が切断されてしまう位つるつるで鋭利な刃物のような氷に閉ざされているようです。
そんな危険な場所に踏み入るので防寒服やテントに高価な品が必要なようだね。
硝化の森の奥地には凶暴と言うか能力の高い精霊が生息しているみたいだ。
硝化の森では徒歩でゆっくり移動するしか手段は無いようなので一度の狩りには時間が掛かるようだよ。
フリウは消化の森の入り口近くの浅い場所に無形精霊と言う低性能な精霊を捕獲する罠を仕掛けて狩りの帰りに回収するだったみたいだけど、比較的能力の高いと言われている人型の人生霊が罠に掛かりました。
彼はスィリーと名乗っていますね。
こいつがお喋り好きないい奴ですね。
フリウたち人間が会話していると割り込んできて話に参加してきますね。
精霊と言われているので、何か有用な知識と持っているのかと言えば、無駄な事ばかり言っていますね。
スィリーを捕まえた精霊檻は爆発しましたね、無形精霊を閉じ込める能力しかない檻だったので当然か？
スィリーと出会って直ぐにベスポルドの元に鎧型の精霊を纏ったマリオが墜落してきました。
精霊が脱げてしまい、マリオは下着姿で気絶していました。
ベスポルドとフリウの会話が面白かったですね。
フリウが下着姿のマリオとベスポルドを見て、父さんが剥いたのと聞いていますね？
もちろん濡れ衣ですよね、鎧が勝手に脱げたんだよ。
この時に狩りに必要な装備が墜落してきたマリオに破壊されたので狩りを中止して家に戻りました。
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マリオは弟帝の命令でベスポルドを護衛しに来たようだね。
しかしそれを本人に告げる訳にもいかず、記憶喪失を装うね、あれ、これって全開アイネストに使った手だね。
マリオ意外に芸が無いかもね。
ベスポルドはマリオを疑うこともしないで家に滞在させていました。
フリウはそれが面白くないようで、マリオに対して上手く接することが出来ないね。
まあ、無理もないかな。
フリウは八年前に事件を起こしていて村人に犠牲が出ていました。
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ベスポルドの元に黒衣とミズーがやって来ました。
ミズーは暗殺者として帝国中に手配書が出ている位の有名人のようで完全に誤解されていましたね。
ミズーはベスポルドと話したいだけのようですが、彼を殺しに来たと思われていました。
黒衣についてもベスポルド本人以外はベスポルドを殺しに来たと思っていたようですね。
フリウなんか完全に慌てふためいていたね。
健気なフリウはベスポルドを助けようとするんだよね。
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ミズーがフリウに接触してきました。
ベスポルドの関係者のフリウを介してベスポルドとの会話を望んでいましたね。
しかし交渉の仕方が酷いね、フリウの首に刃物を突きつけて恫喝してきたね。
まあ黒衣と闘いながらだったから仕方ないか？
ミズーは数人の黒衣を倒したみたいですね、彼女は強いんだね。
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ベスポルドの家で黒衣の一人とベスポルドが会話していました。
ウルペンと名乗るそいつはベスポルドと同じアマワの契約者でしたね。
普段は黒衣の振りをして仮面をつけているみたいだ、それにどんな意味があるのかな？
二人が会話しているところにミズーがやって来ました。
ベスポルドは最初ミズーを契約者であったアストラと思ったみたいだ。
ウルペンは色々と知っているようで、彼女はアストラの血縁者でアストラの契約を相続した事をベスポルドに教えていました。
三人でアマワについて話し合うのかと思ったらベスポルドが意外な行動にでたぞ。
ミズーにフリウを守ってくれるようにお願いしていました。
自分はウルペンを攻撃しています。
ウルペンも念糸能力者のようでベスポルドは傷を負ってしまいます。
ウルペンの攻撃が続く中、鎧に身を包んだマリオがやって来てベスポルドを何処かに連れ去りました。
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ベスポルドが連れ去られる前に家に戻ってきたフリウは黒衣の攻撃で大ピンチになります。
殺されそうになり、フリウは左目の水晶眼に封印されている精霊を呼び出しました。
この精霊が最古の破壊精霊でウルトプライドと言うみたいです。
本体はフリウの水晶眼の中から出られないようで、影だけが現実世界に出てこられるようです。
欠点があり、フリウの左目の視界に移る範囲にしか出現できないみたいだ。
しかし影とはいえ、無茶苦茶強いです。
ミズーの獅子の精霊を一撃で撃退しちゃいました。
ミズーも攻撃の煽りを受けて何処かに吹き飛んでいきました。
生き残りの黒衣も念糸を使って攻撃してきましたが、ウルトプライドの方が強く、力が逆流してしまい爆死しました。
フリウが使える閉門式ではウルトプライドを閉じ込める事が出来ないらしく、敵を倒した後も村の中を暴れまわりました。
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養父も居なくなり、家も無くなってしまったフリウはサリオンに連れられて村を出て行くことになりました。
村人からのリンチを恐れたサリオンの判断のようですね。
フリウはベスポルドからの手紙を受け取りました。
そこには別れの文面が書いてありました。
何にも無くなってしまったフリウは今後どうするんだろうね。
ウルペンの動向も気になるね。
ミズーは生きてるのか？
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成分	美女	美少女	戦闘	魔法	作戦	神秘
評価	AAA	AA	A	A	B	B

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