ラノベの感想) エンジェル・ハウリング 第4巻 呪う約束-from the aspect of FURIU (富士見ファンタジア文庫)


レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2002/1/25
著者:秋田禎信
イラスト:椎名優
ISBN:4-8291-1395-2

フリウは警衛兵詰め所に捕まっていました。
最初はフリウの処分が決まらずに居ましたが、精霊使いを恐れた警衛兵長が帝都から黒衣を呼びました。
黒衣の到着前にフリウが精霊を使ったんだろうね?脱走しました。
サリオンはフリウを庇おうとして嘘の報告書を提出したり彼女を擁護したりしていました。
フリウが脱走したので責任を押し付ける形で拘束されてしまいました。
サリオンが根性を見せて拘束から逃れフリウと一緒に街から逃亡しました。
.
フリウとサリオンの逃亡生活が始まりましたが、直ぐに資金難に陥ります。
お金に困っているところへスィリーがハンター募集の広告を持ってやってきました。
硝化の森の外で凶悪な精霊が出没しているようで、それをどうにかしてねって依頼内容でした。
.
依頼を出してる村に到着すると、二組のハンターに出会いました。
アイゼンとラズの若い男のコンビと大柄なおっさんとその息子のマデューです。
精霊討伐まえに酒宴が催されていました。
その夜のうちに会場である村長宅に精霊が現れました。
問題の精霊は村に現れては食料や裁縫道具や医薬品を盗んでいくそうです。
あれおかしいぞとフリウは思ったわけだね。
精霊が食料を必要とするはずが無いんだよね。
.
その夜に問題の精霊が現れました。
ドッカーンと云う衝撃と共に現れ食料をせっせと集めて飛び去りました。
これを目撃したフリウは驚いていたね。
まさかマリオだったとは。
彼女はベスポルドを連れ去っているからね。
サリオンにその話をすると、彼はベスポルドの存命の可能性を示唆してくれたね。
マリオが盗んで行った裁縫道具と医薬品から治療しているんじゃないかと思ったわけだ。
.
精霊狩りに出発するとハンター同士で隊の主導権を誰が握るかで喧嘩が起きました。
この時のフリウの反応が面白いね。
サリオンだけが仲裁しようと慌てていました。
フリウはいつ喧嘩が始まるかワクワクしていたみたいですね。
どちらが勝つかサリオンに聞いて来るね。
争いを起こしたのは、おっさんとアイゼンでした。
アイゼンは当然、おっさんが相手だと思っていたようですが、息子のマデューがアスカラナン製だと自慢していた大砲を構えていました。
汚ねーって感じなんですが、悪く無い作戦とも言えるね。
射線に捉えたアイゼンを殺すつもりで撃ってきました。
フリウが念糸で逸らさなければアイゼンは死んでいたね。
このマデューの行動にフリウが怒っていますね。
念糸を使って大砲を破壊してからマデューを殴っていました。
おっさんは当然激怒しますがサリオンが取り押さえていますね、流石、元警衛兵ですね。
半ば恫喝するみたいでしたが、フリウが隊長ってことになりました。
.
フリウは念糸使う意外何も出来ないのでサリオンが今後の行動計画を練っています。
サリオンは村から少し離れた位置にある砦に隠れているんじゃないかと予想をたてました。
砦に向かい森の中を歩いていると稚拙な罠が存在していました。
最初はアイゼンが落とし穴に片足を突っ込んでしまいます。
落とし穴の底には硝化した木片があり足を貫通されてしまい狩りを断念しました。
.
その後も罠は続いておっさんが崖から落ちて腰を打ってしまい動けなくなります。
次に蜂の巣が落ちてきて巣から蜂が大量に出て来ました。
この時はびびっただろうね。
全員散りじりに逃げ出したぞ。
.
一人になってしまったフリウが彷徨っているとマデューに遭遇しました。
彼は罠の傍に何か隠したいものがあるんだろうと考えて罠があった当たりに戻ってみました。
マデューは口調は荒っぽいですが、考え無しでは無さそうですね。
彼の考えは正しく、そこで黒装束の老人に出会いました。
マデューが攻撃しましたが、あっさり返り討ちにあいました。
.
その老人はリス・オニキスと名乗りますね。
黒衣では無いようですが、精霊使いではあるようです。
負傷したマデューを背負って隠し通路を通って砦に向かいます。
そこには、アイゼンとラズも運び込まれていました。
この二人もリスに負けていましたね。
リスはかなり強いみたいだね。
負傷させてからきっちり治療するんだよね、リスは。
とりあえず黙らせてから話し合おうとする感じだね。
.
リスはベスポルドとは戦友だったと語ります。
裏切られたとも言っていますね。
しかも数日前まで砦にベスポルドが居たとも言っています。
リスはベスポルドの居場所を教えるかわりにフリウに自分について来いと言って来ました。
リスがフリウに精霊の使い方を教えると言って来ます。
しかもマリオはリスの仲間のようですね。
砦の周りに仕掛けられた罠はマリオが仕掛けたものでした。
黒衣とミズーが砦にやって来ると知ったマリオが黒衣の恐怖に耐えかねて設置したみたい。
リスはまったく無意味と言っているね。
黒衣には勝てないとまで言っていますね。
.
マリオは黒衣を倒すために出撃したようですが、負けて戻って来ました。
お腹に大穴あけていました、どうやら大敗したようですね。
.
フリウはリスに付いて行くか迷っていましたが、付いていく決心をしたみたいだね。
サリオンに相談したんだけど、彼はアスカラナンに逃げ込む方が良いと主張していました。
サリオンも多分フリウに付いていくんだろうけど、どうなるんだろうね。
リスがフリウに期待している事が何なのか気になるね。
まあ、ベスポルドと同じで破壊精霊の攻撃力に期待しているのかな。
精霊を御する方法を教えると言っているからね。
.
成分美女美少女戦闘魔法作戦神秘
評価CAABCC
.
AmazonLink: エンジェル・ハウリング4 呪う約束-from the aspect of FURIU (富士見ファンタジア文庫)

コメント

人気の投稿「過去1年間」

ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第20巻 (GA文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第17巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) カノジョの妹とキスをした。4 (GA文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第16巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) 86―エイティシックス―Ep.12 ─ホーリィ・ブルー・ブレット─ (電撃文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第13巻 Dum spiro,spero ‐上‐

ラノベの感想) 幼女戦記 第14巻 Dum spiro,spero ‐下‐

ラノベの感想) 幼女戦記 第12巻 Mundus vult decipi, ergo decipiatur

ラノベの感想) 異世界蹂躙 ―淫靡な洞窟のその奥で― 第3巻 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)