ラノベの感想) 魔法戦争 第8巻 (MF文庫J)
過去に飛ばされた武は行くあても無く、ソフィアの家で居候していました。
ソフィアの祖父であるブレイブ家の当主アルゴンの勧めでアルゴン所有の傭兵会社で訓練する事になりました。
訓練施設は色々な状況を想定した凄いものでしたね。
武は最初、襲ってくる魔法使いが人間だと思って闘えなかったぞ。
まだ戦闘行為に迷いがあるね。
襲ってくるのは魔法で作られたものだと分かると攻撃できるようになったね。
訓練の効果はあったようで武の戦闘力はかなり向上しましたね。
訓練の合間にアルゴンについて魔法師協会の会議に連れて行かれました。
ソフィアが武を将来の夫と宣言しているので、武をブレイブ家の人間として教育しようとしていたのかも知れないね。
武は和馬を説得してゴーストトレーラーとウィザードブレスの戦争を止めようとしましたが、和馬を説得できませんでした。
和馬の主張はウィザードブレスは自らの利権を守る為ならば、人殺しも辞さない最低組織だと主張しています。
確かにウィザードブレスの一部ではそのような行為を行っている部署も存在しています。
和馬の主張は一面では正しいと思われるね。
和馬の説得に失敗した武は戦争の行われている東京に行こうとしましたが、ブレイブ家の人々に止められてしまい行けませんでした。
ただし、東京に飛ばした使い魔が送ってくる映像を通してトレーラーとウィザードブレスの闘いを監視していました。
そこで、和馬と月臣、陽子(武のお母さんね)の闘いを見てしまいました。
和馬と陽子の闘いで和馬が陽子を仕留めようと放った魔法を受けて月臣が死んでしまいました。
陽子は放心してしまい、和馬は陽子を見逃しました。
和馬は月臣とは友人だったからね、友人より恋人を優先した月臣を目の当たりにして陽子をより苦しめる為に殺さなかったのかもね。
ここで陽子が死ななかったから武は生まれてきたんだよね。
和馬は武が月臣と似ていると言っているが、まさか、月臣が武の父親ってことはないよね。
武は違うと言っているけどね。
陽子は月臣を愛してた発言をしているけど和馬は疑っているね。
トレーラーの情報を得るために月臣を誑かしたと思っているみたいだね。
うーん、どっちなんだろうね。
戦争が終わった後も武はブレイブ家で居候を続けていたんだけど、ブレイブ家が襲撃されてしまいました。
9人の魔法使いがスリーマンセルで攻めてきました。
ブレイブ家の面々が犠牲になってしまいます。
抵抗しましたが、それぞれの魔法特性的に不向きな相手や状況で戦う事になり負けてしまいました。
武は死体を操る魔法使いと闘いましたが、訓練の成果か勝ててしまいます。
しかし、甘さを捨てられず逃がしてしまいます。
魔法で作った鋏で相手の首を切り落すチャンスがあったんだけど切らなかったんだよね。
死体を操る魔法使いとの戦闘でアルゴンも亡くなってしまいました。
アルゴン・ブレイブ、キティ・クレール、クランク・コリン、ダン・セイルが亡くなってしまいました。
しかもソフィアの父、ヘイル・ブレイブは重傷で入院中です。
ブレイブ家ではソフィアしか動ける人間は居なくなってしまいました。
武はソフィアを助ける為にブレイブ家に留まることを決めたようですよ。
和馬がブレイブ家を訪れ、襲撃を指示したのが、アルゴンの息子であると教えてくれました。
魔鍛造の本家であるブレイブ家が存続していると、コピーには陽が当たらないから、また襲撃があるとも予測していましたね。
武とソフィアの二人で対抗していくことになるのかな?
少し心配ですね。
意外に和馬が助っ人してくれるのかな?
和馬は武を気に入っている様に見えるけどね。
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レーベル:MF文庫J
発行日:2014/3/25
著者:スズキヒサシ
イラスト:瑠奈璃亜
ISBN:978-4-04-066378-4
成分 | 美少女 | 戦闘 | 魔法 | 策略 |
評価 | AAA | A | B | B |
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