F1 2015 第2戦 マレーシア 決勝

スタートではポールのハミルトンが順調なスタートを切りました。
２番手のベッテルと３番手のロズベルグが１コーナーへの侵入で争いましたがベッテルが先行しました。
スタートはハミルトン、ベッテル、ロズベルグの予選順で始まりました。
４位以下で混乱が生じました。
予選で失敗したライコネンはアクシデントを避けて上手いスタートを決めましたが集団で走っている間に左リアタイヤにヒットされてパンクしてしまいました。
何とかピットに戻ってタイヤ交換をして再スタートをしましたがビリまで落ちたぞ。
しかしマルドナドがクラッシュしてセフティーカーが出たことで挽回のチャンスが出来た。
これで順位を上げてくることが出来ました。
このセフティーカーランが意外な展開にも発展していきました。
メルセデスの２台はピットに戻りタイヤを交換しました。
ベッテルはコースに留まって首位に立ちました。
セフティーカーが戻るとベッテルとメルセデス２台のピット戦略の違うレースが始まりました。
メルセデスはコース上でベッテルを抜けると判断したのかもしれませんが、フェラーリ以外の車をコース上で抜くのに手間取りましたね。
これが敗因かもしれませんが、ベッテルがこのチャンスを活かして逃げました。
タイヤ交換をすると順位が入れ替わりハミルトンがトップに立ちましたが、タイヤ交換で再びベッテルが首位に立ちます。
ベッテルが上手かったのは一回目のタイヤ交換の時にロズベルグの前でコースに戻れた事だね。
これで対ハミルトンとの闘いに集中できるようになったね。
お互い最後の交換を終えると１０秒位ベッテルがリードしていました。
レースペースではフェラーリは良かったですね。
メルセデスの2台と遜色無いタイムで走れていました。
一度はビリまで落ちたライコネンがきっちり４位まで挽回して来たことからもマシンは良いみたいですよね。
しかもタイヤが長持ちするようですね。
この特性は優位に働くコースもありそうですね。
メルセデス勢は３回のタイヤ交換を行いましたが、ベッテルは２回の交換で走りきりました。
移籍してきて２戦目で早くも優勝したベッテルは凄いですね、流石は４回チャンピオンですね。
今日のレース運びは強かった頃の走りに似ていました。
フェラーリでの初勝利おめでとう！！
ライコネンもアクシデントさえなければ表彰台まで来られた感じですね。
予選での失敗が痛かったですが、マシンは良さそうなので頑張ってね、多分勝てると思う、期待しています。
２年ぶりの勝利ですね、嬉しい、嬉しい、チョー嬉しい！！！
やった、やった、やったぞー！！
ひゃっはー！！！！！！！！！！！！！！
まったくさー、去年は一勝もできなくて、暗黒時代に戻ってしまい数年は勝てないのかと心配しちゃったぜ。
しかし、見事な復活を遂げたよ、もう安心しても良い感じだよ。
フェラーリはメルセデスとは違う戦略で決勝レースを捉えているよ。
タイヤライフの長さを存分に生かして勝ちに行くはずだよ。
今回のレースは面白かったね、速けりゃ勝てる訳では無い事を証明してくれたぞ。
戦略での勝利は可能なんだよ。
メルセデスも心配になってきたはずだよ、これからもっと楽しめるぞ。

結果

予選	決勝	ドライバー	チーム	パワーユニット
2	1	セバスチャン・ベッテル	フェラーリ	フェラーリ
1	2	ルイス・ハミルトン	メルセデス	メルセデス
3	3	ニコ・ロズベルグ	メルセデス	メルセデス
11	4	キミ・ライコネン	フェラーリ	フェラーリ
9	5	ヴァルテリ・ボッタス	ウィリアムズ	メルセデス
7	6	フェリペ・マッサ	ウィリアムズ	メルセデス
6	7	マックス・フェルスタッペン	トロ・ロッソ	ルノー
15	8	カルロス・サインツ	トロ・ロッソ	ルノー
5	9	ダニール・クビアト	レッドブル	ルノー
4	10	ダニエル・リチャルド	レッドブル	ルノー
8	11	ロマン・グロージャン	ロータス	メルセデス
16	12	フェリペ・ナッサー	ザウバー	フェラーリ
14	13	セルジオ・ペレス	フォース・インディア	メルセデス
13	14	ニコ・ヒュルケンベルグ	フォース・インディア	メルセデス
19	15	ロベルト・メルヒ	マノー・マルシャ	フェラーリ
12	リタイア	パストール・マルドナド	ロータス	メルセデス
17	ターボ	ジェンソン・バトン	マクラーレン	ホンダ
18	エンジン	フェルナンド・アロンソ	マクラーレン	ホンダ
10	アクシデント	マーカス・エリクソン	ザウバー	フェラーリ
20	出走せず	ウィル・スティーブンス	マノー・マルシャ	フェラーリ

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