ラノベの感想) 姉ちゃんは中二病 第1巻 地上最強の弟!? (HJ文庫)


坂木雄一が他人のステータス情報が見えるようになりました。
頭の上に「吸血鬼」とか「殺人鬼」とか見えるようになりました。
一見すると知らない人の属性が分かるので便利そうですが苦労していました。
.
クラスメートに吸血鬼とか殺人鬼とかが居ました。
最初は何かの間違いかと思っていましたが殺人鬼が警告してきたので本当だと分かりました。
.
困った雄一は姉の睦子に相談していました。
睦子は中二病で雄一を鍛えて強い男に育てようとしていますね。
睦子は現実的に起こりそうな現象に対する想像力が逞しいようです。
しかも無駄に行動力があるようで、エレベーターに閉じ込められた時に脱出する方法を訓練する為に開発メーカーでエレベーターの見学をする話を取り付けてきていました。
.
他にも睦子は変わった思考をするようで雄一に武器を常備させていますね。
どこで入手したのか分からない武器に成る文房具を雄一に携帯させていますね。
工作も得意な様で電池爆弾を自作しています。
.
雄一には妹も居て彼女もかなり変わっています。
退魔士見習いに襲われて大量出血して血だらけの吸血鬼、野呂愛子を家に連れて来たときに其れが分かりました。
妹の依子は中学生のようですね、雄一は高校一年生です。
二人の部屋は一緒で依子は雄一の見ている前で着替えていましたね。
まったく気にしていないようですね。
これを見た愛子が戦慄していましたね。
雄一に依子と同じ部屋なのは色々とおかしいよねと確認していましたが、雄一は何の事だか分からない様子です。
依子の反応が気になるんだよね。
依子は愛子を部屋の外に連れ出し、雄一に妹と同じ部屋である事が変な事なのだと思わせるのは止めろと、恫喝してきました。
他人の家の事情に口出ししないでねと言って来ました。
しかも依子は雄一と同室なのが気に入っているとまで言っていました。
まさかブラコンなのか、かなり怪しいですね。
姉の睦子が目立っているので隠れていますが依子もなかなか変わった趣向のようですね。
しかも依子はスタイル良いようですね、胸は睦子よりも大きいそうだよ。
二人で同じ部屋を使っている理由を雄一は子供部屋は二つしか無いし、家で一番偉いのは姉ちゃんだかた姉ちゃんが一人部屋なのは当たり前と言っていました。
依子もそれで納得している感じなんですよね。
元々愛子を風呂に入れて姉の服を貸そうと考えて家に連れて来ました。
最初に姉の部屋に入った雄一はクロゼットを漁り下着や服を見繕っていました。
これに驚いた愛子が、なんで姉の下着を漁って平然としているんだと指摘します。
愛子の指摘はもっともだと思いますが雄一は愛子が睦子の下着じゃサイズ的に小さいと指摘したのだと勘違いして妹の部屋に行くと言って自分の部屋に入っていきました。
このへんで既に愛子は混乱していますね。
部屋では妹が着替え中で下着姿になっていました、が雄一は平然と声を掛けて愛子に貸す下着と服を要求していました。
.
雄一は学校で殺人鬼2に襲われました。
コイツは殺人鬼と取引して雄一を殺す事になっていました。
雄一を殺せば殺人鬼が使っている狩場を使わせて貰える事になっていました。
雄一は最初逃げ出しました、この時の彼の思考も少し変わっていて、普通の人間なら逃げると考えて逃げたようですね。
睦子に教えられた体術を使い屋上から地面に飛び降りたのには吃驚しましたね。
パラシュートで着地するときに使う体術のようですね。
睦子は色々と詳しいですね、しかし雄一に技術を体得させていますが自分は使えないのかな。
雄一は睦子の下まで逃げました。
彼女に殺人鬼2の強さを測って貰っています。
睦子の観察眼は鋭いですね敵の怪我の状況まで看破していました。
睦子の助言で勝てると確信した雄一が殺人鬼2を倒しました、ここでも睦子が教えた武術を使いました。
負けた殺人鬼2は睦子が部長を勤めるサバイバル部の部室に拘束した上で放置されました。
.
翌日のサバイバル部は悲惨な状況になっていました。
部室に誰も入れないようにする為に「バルサン炊いてます」の張り紙をしておいたんですね。
先に来ていた副部長の織原加奈子がゴキブリを恐がり部室に入れないで待っていました。
雄一はピッキングで平然と鍵を開けようとしましたが愛子に止められて居ました。
愛子は吸血鬼ですが常識人に見えますね。
部室は酷い有様でしたね、殺人鬼2はトイレに行けなかったのでお漏らししていました。
掃除の後、殺人鬼2を尋問し始めました。
彼と殺人鬼である武内奈月の関係を聞き出しました。
そこで彼のステータスが「茨木童子」になりました、彼は鬼のようですね。
奈月はどうやら違う種族のようですね。
尋問が終わり拘束を解いて解放したのですが帰りませんね、部活に参加したいようです。
新入部員の雄一と愛子が入ったので部内で自己紹介を始めました。
殺人鬼2も自己紹介をして茨木京四郎と名乗りました。
彼は部活に参加しますね。
.
その日の部活は加奈子の得意分野である異世界に行ったらどのように行動するのかという話をしていました。
戦国時代にタイムスリップして信長の部下になったらどうすれば良いのかを考えていました。
加奈子の話は長く途中で愛子が中座しました。
気づいたら居なかったんですね。
そこへ京四郎の下に奈月から電話が来て愛子をさらったと雄一を脅して来ました。
奈月にとっては自分の秘密を知っている人間が複数人いるのが好ましく無いようで雄一に午前霊時までに助けに来ないと愛子を殺すと脅して来ました。
雄一は当然救出に向かいました。
.
途中で睦子と京四郎と一緒にファミレスでステーキを食べていました。
そこで奈月の正体について京四郎から情報を得ていました。
奈月の正体は「切り裂きジャック」でした。
ここで睦子の独演会が始まりました、食事中にジャックに対するうんちくを語り始めました。
得意分野では語りたがるねー。
京四郎は雄一と友達になりたいのか、雄一にもう来るなよと冷たく言われても、「またな」と言って帰って行きました。
.
指定された場所で奈月と雄一が闘いました。
切裂きジャックのクセに拳銃で攻撃してきましたが雄一には全く効きませんでした。
雄一は銃は射線上にしか飛ばないので、射線上から動けば簡単に交わせると非常識な事を言い出していますね。
しかも本当に交わしてしまいました。
銃が効かないので奈月はメスで切裂きに来ましたが、これも雄一には効きませんでした。
雄一は奈月のメスを避けて彼女の腕を掴み奈月の脳天を蹴りました。
これで決着が付いたかと思いましたが奈月はしぶとかったですね。
雄一を油断させて股間を蹴り上げて来ました。
しかし雄一は睦子の特訓で睾丸を体内に収納しているから平気でした。
子供の頃に睦子が雄一のあれを押し込んで特訓したようですね。
まったく何やってるんだか?
勝ったと確信した奈月は自分が雄一に攻撃されてダメージを受けているのが信じられないようですね。
雄一の強さに興奮していますね、もっと続けようと飛び掛って来ました。
雄一は奈月のおっぱいに掌を当てて奈月を吹き飛ばして勝利しました。
奈月のおっぱいを鷲掴みにしたと睦子と愛子に誤解されてスケベ呼ばわりされていましたね。
.
後日、奈月がサバイバル部にやって来て入部する事になりました。
睦子は奈月の殺人衝動は性衝動に近く雄一と殴り合っていれば抑えられると考えたようです。
そこで奈月をサバイバル部に勧誘したようですね。
奈月は睦子の考えに納得したみたいですね。
彼女の「殺人鬼」「切裂きジャック」と変化したステータスが「ヒロイン2」になりました。
愛子のステータスは「ヒロイン」になっています。
.
この変化するステータスが気になりますね。
相手との関係性が変化すると変わるようなのですが、睦子のステータスは最初から「姉ちゃん」のままなんだよね。
睦子は「ヒロイン」になりたいようですが、無理みたいですね、実姉なので当然だけど。
終わってみると雄一の傍にヒロインが二人現れましたね。
奈月と愛子の抗争に発展していくのかな、それともサバイバル部で共存する方向なのか?
何れにしても睦子の役割と能力が未だに分からないね。
彼女は特に特殊能力は無いのかな?
睦子の攻撃手段は武器に頼っていたんだけどね。
その入手経路にも興味ありますね。
雄一のステータスは見えないんだよね、鏡には写らないので自分の頭上を確認できないみたいですね。
彼のステータスは何だろうね、勇者かな、意外とシスコンなのかもね。
睦子に対する信頼度が絶大だからね、シスコンってのはありそうだよね。

成分美少女姉ちゃんヒロイン友情戦闘
評価AAAACAABA

AmazonLink: 姉ちゃんは中二病 地上最強の弟!? (HJ文庫)

コメント

人気の投稿「過去1年間」

ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第20巻 (GA文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第14巻 Dum spiro,spero ‐下‐

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第17巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 16 (富士見ファンタジア文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第13巻 Dum spiro,spero ‐上‐

ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第5巻 サード・スクワッド・ジャム ビトレイヤーズ・チョイス<下>(電撃文庫)

ラノベの感想) 86―エイティシックス―Ep.13 ─ディア・ハンター─ (電撃文庫)

ラノベの感想) ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 11.5 (オーバーラップ文庫)

ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第6巻 ワン・サマー・デイ (電撃文庫)

ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第4巻 サード・スクワッド・ジャム ビトレイヤーズ・チョイス〈上〉(電撃文庫)