雑誌) グランプリトクシュウ 2015年 06 月号

プロストが現役時代を振り返ったインタビューが面白かったです。
当時を知っている関係者のインタビューも面白かったです。
プロストはデビュー当初はスピード重視のドライバーだったようです。
84年に0.5ポイント差でタイトルを逃した事を教訓としてレース重視のドライバーになっていったようです。
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84年はニキ・ラウダとマクラーレンでコンビを組んでいました。
同年のモナコで雨が強かったのでレースが短縮されました。
プロストはレースには勝利しましたが獲得ポイントが半分になりました。
天候の問題なので仕方ないですが、レースが最後まで行われていればたとえ2位になっていたとしてもチャンピオンには成れていました。
最終戦にも勝利したようですが、ラウダが2位にキッチリ入りチャンピオンとなりました。
表彰台で憔悴しているプロストをラウダが慰めたそうです。
ラウダ良い人ですね。
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ジャン・アレジのプロスト評も面白かったです。
彼のインタビューでプロストがレース中に猛烈なプッシュをしていた事が語られています。
これは意外でしたね、プロストの走行はいつでも余裕を持って走っている様に見えるんだよね。
しかし現実には誰よりも限界を攻めていたようです。
アレジがプロストのレースカーが操り易いセッティングになっていて驚いたと言っていました。
自分でセッティングしたマシンよりも乗り易く攻めている印象を受けなかったのにタイムは出ていたと言っています。
レースでのファステストラップを取る事が多かったのはそのようなレース重志の方針でセッティングしていたからなのね。
やはり予選よりも決勝を重志するドライバーのレースの方が見ていて面白いよね。
何かをしてくれそうな期待感が多きいもの。
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プロストが最高のレースとして挙げた90年のメキシコでは予選13位から優勝しました。
これも凄い結果ですね、天候は晴れだったみたいですので、尚凄いですね。
現行のマシンをセーブして走るルールでは彼の様なアプローチは難しいだろうね。
それが出来ると面白いレースが増えそうなんだけどね。
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昔のマシンの写真も掲載されていました。
ワイドなボディと大きなリアウィングと大きいタイヤが付いています。
現代のマシンと比較するとかなり大きく感じますね。
プロストの乗ったマシンにハイノーズは無いね、これは意外ですね。
現行マシンとどちらがカッコいいかは好みの別れるところだね。

グランプリトクシュウ 2015年 06 月号 [雑誌]

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