F1 2015 R7 カナダ 決勝

珍しく混乱無くスタートして行きました。
ポールポジションのハミルトンが好スタートを切りリードを広げて行きました。
スタート直後の順位は予選通りで、ハミルトン、ロズベルグ、ライコネンの順で始まりました。
序盤で魅せてくれたのは予選でトラブルが出てしまい下位に沈んでいたマッサとベッテルでした。
後方から追い上げてきて順位を挽回して行きました。
マッサとエリクソンのバトルが魅せてくれましたね、非情に紳士的な争いでした。
順位を挽回しているベッテルとマッサでスーパーソフトでスタートしたベッテルが先にタイヤ交換に入りました。
マッサは更に追い上げて順位をポイント圏まで戻して来ました。
ベッテルは一旦後ろの下がりましたが追い上げを開始していました。
殆どの車がソフトでスタートしたようでタイヤ交換の時期がベッテルとずれる事になりました。
結果的にベッテルに優位に働いたようで順位を大きく上げることになりました。
メルセデスの後方では3位のライコネンと4位のボッタスが争そっていました。
ライコネンが先にタイヤ交換に入って来ました。
ピット作業は上手く行ったのですが、コースに戻った周にスピンしてしまいました。
車にダメージは受けなかったようですが、このスピンが痛かったですね。
後からタイヤ交換に入ったボッタスがコースに戻ったときに前に出ていました。
ライコネンはボッタスとの差を縮めに掛かりましたが抜くことは出来ませんでした。
いつの間にかベッテルがライコネンの後ろ5位まで順位を上げてきていました。
マッサも頑張り6位まで戻って来ました。
トップ争いではロズベルグが最後までハミルトンを追いかけましたが届きませんでした。
今回はセフティーカーが出動しない珍しいレースになりました。
コース上での追い抜きも見られて面白かったです。
ハミルトンがポールポジションから優勝を決めました。
ロズベルグが僅差で付いてきていたので楽では無かったでしょうが見事な勝利ですね。
ロズベルグは予選でポールを取れなかったのが響きましたね。
セフティーカーが出動する確率が高くポールポジションの優勝確率が低めのレースなのですが今年は波乱はありませんでした。
コース上でのバトルも派手なクラッシュに繋がるような汚いバトルは無かったみたいで良かったと思います。
ロズベルグは3連勝が掛かっていたのですが勝てませんでしたね。
ハミルトンがロズベルグに傾き掛けていた勢いを奪い返したのかな？
2人のポイント差が17点に開きました。
やはり今シーズンはハミルトンが優勢なのかな？
ロズベルグには次で早速挽回して欲しいですね。
このままではハミルトンが逃げてしまいます。
フェラーリの2台は今回も揃ってポイントを取りました。
マシンの性能は結構良いのかも知れませんね。
ここまで来ると信じても良いのかも知れません。
今回のレースでパワーユニットのトークンを使ってパワーアップしたようですし、今後に期待したいです。
メルセデスに追いつくんだ頑張れ、応援しています。

結果

予選	決勝	ドライバー	チーム	パワーユニット
1	1	ルイス・ハミルトン	メルセデス	メルセデス
2	2	ニコ・ロズベルグ	メルセデス	メルセデス
4	3	バルテリ・ボッタス	ウィリアムズ	メルセデス
3	4	キミ・ライコネン	フェラーリ	フェラーリ
16	5	セバスチャン・ベッテル	フェラーリ	フェラーリ
17	6	フェリペ・マッサ	ウィリアムズ	メルセデス
6	7	パストール・マルドナド	ロータス	メルセデス
7	8	ニコ・ヒュルケンベルグ	フォース・インディア	メルセデス
8	9	ダニール・クビアト	レッドブル	ルノー
5	10	ロマン・グロージャン	ロータス	メルセデス
10	11	セルジオ・ペレス	フォース・インディア	メルセデス
11	12	カルロス・サインツ	トロ・ロッソ	ルノー
9	13	ダニエル・リカルド	レッドブル	ルノー
13	14	マーカス・エリクソン	ザウバー	フェラーリ
12	15	マックス・フェルスタッペン	トロ・ロッソ	ルノー
15	16	フェリペ・ナッサー	ザウバー	フェラーリ
19	17	ウィル・スティーブンス	マノー・マルシャ	フェラーリ
18	DNF	ロベルト・メルヒ	マノー・マルシャ	フェラーリ
20	DNF	ジェンソン・バトン	マクラーレン	ホンダ
14	DNF	フェルナンド・アロンソ	マクラーレン	ホンダ