ラノベの感想) エンジェル・ハウリング 第8巻 帝都崩壊2-from the aspect of FURIU (富士見ファンタジア文庫)
レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2004/4/25
著者:秋田禎信
イラスト:椎名優
ISBN:4-8291-1603-X
リス・オニキスの案内で帝都の近くまでやって来ました。
リスは帝都の影人の案内で帝都に潜入しようとしましたね、夜になると影人がやってきました。
影人の集団の中にミズー・ビアンカが紛れていたようです。
ミズーは影人を攻撃していました。
最後にリスと戦いリスを昏倒させました。
ミズーはフリウに帝都に来て欲しくないようで帰れと言って立ち去りました。
視界が悪いので逃走する速度が遅いようでサリオンとフリウはミズーを追いかける事ができました。
ミズーが逃げ去ったときにスィリーが上空を飛んでいたようでミズーの行き先を知っていました。
それを頼りにミズーを追うことが出来ました。
.
追いつくとミズーは渋々ながらもフリウとサリオンを案内してくれました。
帝都が初めてで周囲が気になるフリウが目ずらしそうに周囲を見回していました。
三人は影人の振りをしているので顔を上げて周囲を見ていては目だってしまうのでミズーが顔を上げるなと注意してもフリウはこっそり見回していましたね。
ミズーも最後は諦めたようですね。
.
ミズーの隠れ家に案内されてファニクを紹介さてました。
ファニクはミズーの協力者で良い人みたいですね。
サリオンとミズーに必要なものを調達してくれました。
フリウへのプレゼントを装って子供用の靴に帝都で使える紙幣を潜ませてくれました。
気が利いているね。
.
サリオンが帝都を偵察に行っている間フリウは隠れ家で待っていました。
そこでミズーと会話しましたね。
ミズーは自分の暗殺者としての力が許せないと言っていました。
フリウも自分の持つ破壊精霊の力が許せないと言っているね。
ここでミズーはそれ程、悪い人ではないのかなと思い始めているね。
.
サリオンの留守中に空腹に耐えかねたフリウは食事に出かけました。
リスとの逃避行で少しは慎重さを身につけたのか影人でも入れるお店は無いか観察していました。
しかし適切な店は無さそうで、迷った末に、影人の振りをするのに使っている黒いマントを塀の間に隠して店に入りました。
戻って吃驚していましたよ、変装用のマントが無くなっていました。
周囲を確認するとマリオ・インディーゴが呆れ顔でマントを持っていました。
フリウの迂闊さを指摘してきました。
まあ、指名手配されているのに素顔を晒して街を歩いていたんだからね、呑気すぎる。
フリウのせいか分かりませんが帝国兵に包囲されてしまいました。
マリオはフリウに囮になってくれと頼み自分は鋼精霊を纏い戦うと宣言して飛び立ちました。
フリウとスィリーが呆れていますね、マリオの方が目立っているので囮になっていました。
.
リスに鍛えられて自信が付いたフリウは念糸を使って帝国兵を倒していきました。
しかし実戦経験が少ないのかペース配分が出来ていませんでした。
途中で疲れてしまい帝国兵に攻撃を受ける事になりました。
凶悪犯と手配されているので、頭を地面に叩き付けられたりしていました。
かなり痛そうですね。
フリウのピンチにリスが助けに来ました。
帝国兵の一人を無残に殺して残りの兵に恐怖心を与えて撤退させました。
流石に経験値が高いですね無駄の無い戦術ですね。
.
助かったと思ったらフリウを狙うリゼル・セイド元打撃騎士に襲撃を受けました。
リゼルくんはフリウ討伐部隊の生き残りでした。
ノニとミッツオの仇を討ちにやって来ました。
ボウガンを使って遠距離からの攻撃をして来ました慎重ですね。
最初にリスの背中にボウガンを命中させました。
優位に立ったはずなのですが、気力を振り絞ったリスに反撃されて後退します、賢明ですね。
負傷して死に掛けのリスが倒れるとフリウを攻撃してきました。
接近戦でフリウを殴りつけて来ました。
フリウを後一歩って所まで追い込みましたが死んだと思っていたリスに返り討ちにあってしまいました。
重傷だったリスも力尽きて亡くなってしまいました。
結局リゼルは目的を達成できなかったね。
彼をたきつけて戦場に引っ張り出したのは多分ウルペンだよね。
ウルペンの狙いはリスの排除だったのではないかな?
リゼルくんはウルペンに上手に使われてしまったのね、ちょっと可哀想だね。
.
最初の騒動の後、フリウは念願のベスポルトとの再会を果しました。
ベスポルトは自分が戦う理由と戦う相手について教えてくれました。
アマワの出した問題は「心の実在」を証明する事のようですね。
難題ですね。
.
ベスポルトは迎えに来たマリオと一緒に帝宮に出発しました。
兄帝もアマワの契約者であり、彼を殺そうとすれば、アマワが出現するとベスポルトは考えていました。
マリオは弟帝の為に兄帝を殺すつもりのようですね。
.
ベスポルトの後を追いサリオンとフリウは帝宮を目指しました。
フリウはアマワに未来の予知を聞かされていました。
アマワの予言ではベスポルトが死ぬようですね。
それを止める為にフリウは帝宮を目指しました。
帝宮は広い林に囲まれているようですね。
途中で帝国兵の死体を発見しました。
人間がやったとは思えない切り口で一撃で切り倒されていました。
帝宮を警備する帝国兵は全員が殺されていたようで、フリウとサリオンは難なく帝宮に到着してしまいました。
.
帝宮ではマリオがミズー・ビアンカとそっくりな剣士と戦っていました。
鋼精霊を纏ったマリオはぶっ飛ばされていましたね。
壁をぶち抜いて帝宮の外へ飛んできました。
フリウが経験から嫌な技能を身につけているね。
甲高い音が聞こえると間違いなく吹き飛ばされるとフリウには分かっていました。
予想通りにマリオが飛ばされて来ましたね。
帝宮の中を覗きこみフリウは絶句しているね。
黒衣の死体がゴロゴロしていました。
マリオが殺ったのかと聞いたら、到着した時には既に死体の山だったとマリオが返答していました。
マリオは対峙している剣士をミズーだと思っているようですが、フリウにはミズーでは無いと分かったようですね。
マリオの相手は暗殺精霊アストラ・ビアンカでしたね。
.
マリオが隠れて不意打ちを狙っている間にフリウがアストラと対峙しました。
アストラの体をアマワが操っているのかな?
フリウを切ろうとした時に剣を持つ右腕を左腕で止めていました。
しかも「アマワは、この世にいない」「わたしを・・・奪い返して。アマワから。わたしを殺して。早く・・・ミズー・・・」と言っていました。
.
ベスポルトは兄帝と戦っていました。
ベスポルトの方が技量は上のようですが左腕が動かないので拮抗していました。
後からやってきたウルペンに喉を刺されてベスポルトは死んでしまいました。
ウルペンはアストラを探していましたね。
皇帝に対しても発言がゾンザイですね、後は一人で大丈夫でしょ、アストラ探しに行くからバイバイと立ち去るんだよね。
アマワの契約者同士なので関係は対等なのかもしれないね。
.
ベスポルトの死でアマワの契約はフリウに相続されたようですね。
フリウは破壊精霊ウルトプライドを解放してアマワを殺そうとしました。
何度もアマワを踏み潰したけど、アマワは死なないね。
.
結局フリウはベスポルトを守れず、アマワを倒す事も出来なかったようだ。
放心している所に死にかけのアイネストが現れてフリウを殺してくれる存在を教えてくれます。
ミズー・ビアンカもう一人の絶対者と。
しかし、これはアストラの事を指しているのではないかな。
アイネストを殺したのはアストラだよね。
アイネストは誤解したまま死ぬのかな?だとしたら哀れだ。
.
成分 | 美女 | 美少女 | 戦闘 | 魔法 | 作戦 | 神秘 |
評価 | AA | AA | AAA | B | B | A |
AmazonLink: エンジェル・ハウリング8 帝都崩壊2-from the aspect of FURIU (富士見ファンタジア文庫)
コメント
コメントを投稿