ラノベの感想) 姉ちゃんは中二病 第4巻 女子高生ラノベ作家の憂鬱!? (HJ文庫)
雄一にソールリーダーを返してと言って来たのは桜崎もにかでした。
彼女は世界観保持者だそうで、物語の外側に居る存在です。
見た目は小学生なのですが数年前に世界観保持者になったそうで実年齢は雄一と同じくらいだそうです。
もにかは雄一をお兄ちゃんと呼んでいました。
これが依子の勘に触りお仕置きされていましたね。
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もにかはばらばらになった邪心の体を集めて世界観保持者を止めるのが目標だと言っていました。
雄一にアイテム集めを手伝えとお願いして来ました。
ファミレスで話していたのですが、大型トラックが突っ込んで来ました。
どうやらもにかを狙う存在の差し金のようですね。
雄一が睦子の教えに従いファミレスの外の様子を警戒していたので無事でした。
このような事態が起こると睦子の主催するサバイバル部も価値が有りそうに思えてくるね。
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雄一のクラス担任、野田山花子が病気療養になり新しい担任が赴任して来ました。
式谷真希那と名乗りました。
真希那は見た目がお色気過剰なエロボディですね。
しかも世界観保持者でした。
物語世界を構築して退屈を紛らす為に色々と工作していました。
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真希那は能力を使い野田山先生の婚約者をたらしこみました。
結婚直前で破局した野田山先生は失恋の痛手から体調を崩してしまいました。
これは真希那が雄一の通う学校に赴任したかったから交代の候補者に選ばれてしまったようですね。
真希那の下種なやり口に雄一は若干怒っていますね。
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真希那は数年まえから加奈子に接触していました。
真希那の能力は物語の登場人物を間接的に動かして物語を紡がせるのが得意みたいです。
加奈子に物語を紡がせる為に小学生の加奈子に近づいていました。
そのやり口は最低でしたね。
加奈子の母親に干渉して加奈子に意地悪に接するように仕向けたようですね。
幼い加奈子は母親に愛されていない事を感じ取り自殺を考えるようになっていました。
家で母親と二人で居たくない加奈子が図書館に入り浸るようになり、そこで真希那は加奈子に接触しました。
加奈子に空想世界を見せて加奈子が異世界に興味を持つように仕向けていました。
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中学生の加奈子がエレベータを使った異世界へ行く方法を確認しているときに睦子と出会いました。
加奈子は元々、そのビルに自殺をしようと思ってやって来ていました。
屋上に出ようとした加奈子はドアが南京錠でロックされている事で困っていました。
一緒に屋上まで上がってきた睦子に駄目だしされていました。
ビルの中から屋上まで登ってきた加奈子と睦子は既に屋上で待っていた雄一と合流する事になりました。
雄一が睦子に遅いと怒っていました。
なんで施錠されていた屋上に雄一が居るのか加奈子には理解できませんでした。
まあ、加奈子はこの時点ではまだ常識はずれな姉弟に毒されていなかったからね、当然の反応だね。
雄一がビルの屋上に居た理由を聞いて加奈子は驚愕する事になりましたね。
睦子の言いつけでビルを登る練習をしていたそうです。
睦子の言うところによるとビル登りのスキルは現代では必須のサバイバル技能のようですね。
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この時点で加奈子が睦子と出会った事が真希那の物語の破綻のきっかけでした。
真希那は加奈子に異世界を現実世界に召喚させる能力を身につけさせる為に出版社を立ち上げました。
加奈子の書いている小説が出版される事が能力覚醒の条件でした。
加奈子の書いている小説はあんまり面白そうじゃ無いんだよね。
しかしこの小説の世界観は使い物なりませんでした、ぶっちゃけあんまり評判は良くなかったみたいです。
困った真希那は次の小説を書かせる事にしました。
学園異世界ものを書かせる事になります。
加奈子はねたに困り雄一を誘って取材に行く事になりました。
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はっきり言ってデートですね。
雄一と加奈子はデートだとは思っていなくて、あくまで取材として行動していました。
しかし、雄一と加奈子が一緒に出かけると知った、愛子と依子が尾行する事になりました。
依子の無駄なスキルが露わになりますね、彼女は読唇術が使えます。
しかも中途半端なタイミングで読唇してしまい、加奈子の会話を曲解してしまいます。
依子の中で加奈子が強力なライバルとして認定されてしまいます。
取材中に加奈子は離婚して家を出て行った母親が子供と旦那さんと楽しそうに歩いている姿を目撃してしまいショックを受けてしまいました。
あれはキツイですね、加奈子は母親に愛されたかったのに、何で愛されないのか分かっていなかったので余計に辛かったようです。
動けなくなった加奈子を依子と愛子の三人で家まで送りました。
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家に帰り落ち込んでいる加奈子の下に真希那が現れました。
加奈子に母親が何故愛してくれなかったのかを告げました。
絶望した加奈子は異世界作家の力を使い学校の上に空飛ぶ城を召喚しました。
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登校すると校門で加奈子の小説の登場人物が魔王を探して検問をしていました。
加奈子の小説を読んでいる愛子は直ぐにそれが、蒼天のロシュフォールだと分かりました。
小説の登場人物が現実世界に居ることに違和感を持っていませんね。
加奈子の異世界作家の影響力は大きいようですね。
異常な学校の様子を見て加奈子が関係していると思い至り彼女を探す事になりました。
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加奈子は体育館でロシュフォールに守護されていました。
ロシュフォールの言い分では異世界に帰る為に加奈子に儀式を完遂させたいようでした。
雄一が睦子の指貫グローブを使いロシュフォールと戦う事になりました。
グローブには名前が付いていますね、モルス、レナトゥスと言うようです。
このグローブ耐久力が高いです、ロシュフォールの氷の槍を弾いていました。
これのお陰でロシュフォールに近づけた雄一がロシュフォールを倒しました、相変わらず無茶苦茶な戦闘力ですね。
負けたロシュフォールは異世界に帰りました。
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空中に浮いている城で真希那と戦う事になりました。
「不可侵領域」と言う物語の中では自分は攻撃を受けない能力に絶対の自信があったようですが負けました。
真希那の決めたルールに従うはずなんですが、雄一は真希那の言う事を全く聞きませんでした。
絶対の自信を打ち砕かれ動揺している真希那は呆気なかったね。
加奈子に酷い仕打ちをしていましたから自業自得だと思いますが、もう少し抵抗して欲しかったね。
意外と世界観保持者は根性無しなのかな、計画がちょっと上手く行かないくらいで諦めるのが早いと思うんだけど。
睦子の解説では雄一の「究極の一撃」はハッタリでした。
技としては完成していないようで、攻撃する前に色々と大げさに言って相手を動揺させる必要があるみたいです。
真希那との闘いで雄一は心臓が一度止まったのですが、自分で心臓マッサージして死なずに済みました。
睦子の特訓により心臓が停止した状態でも数秒間動けるようになっているそうです。
しかも睦子も自分もその技術を持っているみたいですね、試したと言っています。
睦子は「人間の限界って思っているよりもずっと先にあったりするものよ!」と言っていますが実際に試してみたとはね。
慣れの問題だとまで言っていますね。
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雄一に負けた真希那はほぼ不死身なので同類の世界観保持者と会っていました。
暇なようで今回関わらなかった人たちで四天王ごっこをしていました。
エンデは真希那が死なないと予想していたらしいけど、少し意地悪していましたね。
雄一に関してアドバイスしましたが、関わるなとしか言いませんでしたからね。
エンデは真希那に「邪神の上眼」をあげようとしましたが、真希那は要らないと断りました。
真希那は暫く大人しくしているつもりなのかな。
エンデが何かする感じですね。
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加奈子のステータスが「ヒロイン3」になりました。
雄一の周りがハーレム化してきましたね。
ヒロインになった加奈子が雄一をデートに誘っていました。
呼び方も「雄一くん」になっているね、これは、好感度が大幅アップした感じですね。
愛子は邪魔しようとしていますが加奈子は引きませんね。
奈月も負けずに医療用メスの展示会に誘ってきますね。
睦子は雄一がモテモテで複雑と言っていますね、これって喜んでるだよね。
成分 | 美少女 | 姉ちゃん | 妹 | ヒロイン | 友情 | 戦闘 |
評価 | AAA | A | B | AA | C | A |
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