ラノベの感想) 魔法科高校の劣等生 第9巻 来訪者編 上 (電撃文庫)


レーベル:電撃文庫
発行日:2013/3/10
著者:佐島勤
イラスト:石田加奈
ISBN:978-4-04-891423-9

達也のほのかに対する対応が結構酷い。
やさしさではあるのだろうが、計算され尽くされている。
思いに応えないことを明言しているのでこんなものか?
戦略級魔法の使い手が誰なのか探るために北アメリカ大陸合衆国(USNA)から留学生に偽装してリーナちゃんがやってきました。
雫との交換留学ということらしいです。
達也と深雪を最初から調査対象にしています、まずいバレソウです。
彼女、魔法師部隊「スターズ」の総隊長です、強いです。
最初の接触時に着ていた衣装は勘違いしていて可愛かったです。
このとき、達也、深雪、ほのか、レオ、美月、八雲、スパイの遥先生の七人で初詣に来ていました。
達也は深雪の振袖姿にいつも通り内心ではデレデレしていました、末期だな。
吸血鬼が東京に居る。
レオが吸血鬼の餌食になりました。
精力を吸われ入院中です。
魔法師を標的としてその精力を奪う吸血鬼のような怪人を捕らえる作戦が始まりました。
もともとUSNAの魔法師らしいです。
複数の勢力が行動していて複雑に利害が絡み合っています。
まず、リーナちゃん。
彼女達は吸血鬼の正体が脱走した仲間だと知っています。
脱走者を処刑するために吸血鬼を追いかけます。
次に、七草と十文字の十氏族連合。
真由美が克人を誘いました。
このとき考え込んでいる克人の顔が「ちょっと恐い」と言って克人をへこませます。
真由美は本当に小悪魔ですね。
更に、エリカと幹比古の千葉家一門。
それと警察。
達也は表面上は七草に協力することにしましたが単独行動を許されました。
十文字克人がそれを認めました、信頼されているのでしょう。
達也がリーナを一時拘束しましたが、リーナの部下の乱入でピンチに。
しかし深雪と八雲の到来で回避されました。
その後、深雪とリーナの対決になります。
リーナが勝てば逃してやる、深雪が勝てばリーナの知っていることをペラペラ喋ってねと言う条件で決闘が始まりました。
深雪としては達也に殺意を向けたので殺ったるってことでしょう。
リーナとしても深雪には勝てるとの思惑があったんだと思います、知らないって事は恐いよね。
決闘前に達也が深雪の枷を外しました。
達也が深雪の額にキスすることで枷は外せるようです、ちょうど前回と逆になりましたね。
深雪は最初、戸惑い喜んでいるようでしたが直ぐに本気度が増しました、ヤル気満々です。
結果は深雪の魔法がリーナの魔法を打ち破る寸前で達也が両者の魔法を無効化しました。
リーナが負けを認めますが厚かましくも取り決めに対して譲歩を迫ります。
イエス、ノーでしか答えないよと言う事らしいです。
ここは重要な勝負どころみたいなので達也いつもみたいに誘導して知ってること全部喋らせるんだ。
リーナが九島閣下の弟の孫なのには驚きました。
彼女の使う仮装行列は八雲の先代が九島に教えたものらしいです。
資格の無いものに伝えないでねとリーナにお願いしたいから八雲も参戦しました。
リーナもそれを呑んだようなので八雲の役目はこれで終わりかな。
達也とともに戦ってくれたりすると面白そうですが。
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成分ハーレム恋愛エロ美少女ヒーローバトル
評価AAACCCAAABAAA
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